スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は21日、鈴鹿サーキット東コースで公式予選を行い、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が53秒847で今季3度目のポールポジションを獲得した。
晩秋の鈴鹿サーキットは雲一つない好天に恵まれ、午前10時45分から15分間の公式予選が行われた。
序盤予選をリードしたのは荒川麟(Drago CORSE 10V)。4周目に54秒472でトップに立つと翌周には54秒345までタイムを伸ばした。
しかし、7周目にこのタイムを上回ってきたのが三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)で54秒012でトップに立つ。三宅は9周目には53秒847とただ一人54秒を切るタイムを叩き出す。
三宅はさらにタイムアップを図るも「セクター間のベストをつなげられなかった」とタイム更新はならなかったが、誰も三宅のタイムを上回るドライバーは現れず、このタイムでポールポジションを獲得した。
2位には澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が54秒081で、3位には54秒210で荒川が続いた。
4位には現在ポイントリーダーの徳升広平(宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ☆KKS)が、5位にはベテランの吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が付けた。
WEST17Jの開発プログラムが終了し、急遽マシンを変更して参戦した岡本大地(NAVY AUTO)は6位と出遅れた。
決勝レースは本日21日、午後3時40分より22周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum