LEYTON HOUSE RACING TEAM PRESS INFORMATION F3000タイヤテスト 1990年7月18日 水曜日 富士スピードウェイ 先週の12、13日に富士スピードウェイでタイヤテストが行われたが、天候が悪く各 チームとも充分な走行ができないままだった。そこで本日一日のみであるが特別にテ ストが行われることになった。 急きょ設定されたこともあって、午前8時からの走行に臨んだのは8台。チームレ イトンでも今回はクリスチャン・ダナーは参加せず、関谷正徳のみの参加となった。 先週はもうひとつ手ごたえを感じられずにいた関谷は、今回までにフロントノーズに 小改良を加えてテストに臨んだ。その効果は如実に現れてきて、前回のテストでは1 分22秒台で動いていたタイムを、今回はあっさりと21秒台に突入させた。1時間とい う短い走行時間だったが、21周をこなして1分21秒08をマーク。タイムとしては4番 手にとどまったが、ストレートエンドで計測された最高速度は関谷が唯一300km/h の 大台を記録している。 午後のセッションは4時から2時間行われ、た。1分21秒台で始まったラップタイ ムも、20秒後半から21秒前半で落ち着きだし、30周ほど周回を重ねた。そして最後に 予選タイヤを履きタイムアタック。1分19秒35をマークして今回のテストを終了した。 ●タイムデータ ドライバー 午前 午後 1 和田孝夫 ------- 1:19.11# 2 小河 等 1:20.98 1:19.34# 3 関谷正徳 1:21.08 1:19.35# 4 茂木和男 1:21.49 1:19.36# 5 鈴木利男 ------- 1:19.45# 6 星野一義 1:21.06 1:19.71# 7 中谷明彦 1:21.61 1:19.83# 8 V.バイドラー 1:20.82 1:20.07# 9 影山正彦 1:21.83 1:20.54# 10 J.ハーバート ------- 1:20.59# 11 高橋国光 1:21.29# 1:21.58 (注:「#」=ベストタイム) 提供:レイトン・インターナショナル