26年の選手生活にピリオドを打つことになった土屋圭市(Photo:Motorsports@nifty)
「ドリキン」の愛称で親しまれた土屋圭市選手が、今月15~16日に鈴鹿サーキット で行われる全日本GT選手権最終戦を最後に引退することが明らかになった。 土屋選手は、1956年生まれの47歳。1978年に富士フレッシュマンレースでデビュー。 B110サニー、KP61スターレット、AE86トレノなどを乗り継いだ後、グループA、GT レースへとステップアップ。ルマン24時間レースにも5年連続で参戦し、1999年には ワークスのトヨタTS020で総合2位に入った。 全日本F3に参戦した時期もあり表彰台にも登ったが、「フォーミュラは向かない」 と一貫してハコのレースにこだわった。AE86時代からの華麗なドリフト走行は観客 を魅了し、またレース以外でもテレビやラジオのパーソナリティを務める多才ぶり を発揮していることから、多くのファンを抱えている。