ポルシェカレラカップジャパン第9戦、第10戦は11日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、両戦とも上村優太(Porsche Center Okazaki)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時より30分間で行われた。朝方降った雨も上がり、曇り空から徐々に青空が広がる気温が上昇する中で予選は進行した。ベストタイムで第9戦の、セカンドベストタイムで第10戦のグリッドが決定する。
まずは3周目に近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)が2分4秒797でトップに立つ。2位には小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が5秒408で付け、3位に上村優太(Porsche Center Okazaki)が5秒787で続く。
4周目には上村が2分4秒794で近藤のタイムを千分の3秒上回り一気にトップに浮上する。近藤はタイム更新がならず2位にドロップ。小河はタイムを5秒408まで縮めるも3位のまま。
各車、ここでいったんピットインし、ピットアウト後再度のアタックを試みる。
しかし、気温が上昇したためか、上位2台はタイム更新ができない。トップ上村、2位近藤は変わらず、小河はタイムを2分5秒234まで縮めるもポジションアップはならなかった。
結局第9戦のポールポジションは上村が獲得、2位には近藤が、3位には小河が続いた。
プロアマクラスは内山清志(NIHON KIZAI PORSCHE)が、アマクラスはKuma(SHIROKUMA RACING with CREF)がポールポジションを獲得した。
第10戦の順位も第9戦と変わらず、上村がポールポジション、2位に近藤が、3位に小河が入った。
プロアマクラスはIKARI(BJR PORSCHE)が、アマクラスは第9戦に続いてKumaがポールポジションを獲得した。
第9戦決勝は本日11日午後4時20分より10周で、第10戦決勝は明日12日午前10時15分より10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA