★F3000第4戦鈴鹿 予選2回目レポート ------------------------------------------ 悪いコンディションの中、鬼神のごとき走りを見せた#19星野が2回目の予 選を制し、総合順位でも2位となってフロントロウを確保する事した。 東の雲は明るさを取り戻しつつあるが、コース上はいまだ激しく降りしきる雨 のために川が流れている最悪の状態である。 午後2時50分、グリーンシグナルとともにまず#16和田 久が飛び出して いった。#19星野もこの最初の集団の中にいるが、今朝の走行とは違いエンジ ンの調子は快調の様子である。 #16和田が2分17秒824を、続いて#15桧井が2分17秒621、 #28カーカッシが2分15秒201、#19星野が2分12秒296とあっと 言う間にタイムが更新されていった。 予選終了51分前には#19がさらにタイムアップをはたし、2分12秒240 を記録。 予選終了50分前には、トップ6のタイムは以下のようであった。 1 #19 星野 一義 2分12秒240 2 #3 黒澤 琢也 2分13秒094 3 #1 マウロ・マルティニ 2分13秒294 4 #28 パウロ・カーカッシ 2分13秒525 5 #15 桧井 保孝 2分14秒050 6 #14 影山 正彦 2分15秒151 直後に#25チーバーが2分12秒039を記録。しかしすぐその後に#19 星野が2分10秒006を出し、観客席から拍手が沸き起こった。また美祢で切 れた走りを披露した#10フィレンツェンがここで2番手の2分10分605を記録した。 予選終了45分前に#19星野はいったんピットイン。入れ違いに#77鈴木 利男がピットアウト。星野もチェックを済ませるとすぐにピットアウト。 予選終了39分前に#77鈴木 利男が2分11秒890で4位に浮上。 #19星野がこのアクコンディションの中、2分8秒423を記録。観客から 歓声があがる。しかし、直後にテグナー出口でコースアウトしてしまう。が、オ フィシャルの努力でコースに復帰、ピットインはせずにスロー走行を続けて チェックをしていた。 予選終了35分前、#1マルティニは2分10秒163で2位に進出。 このころからメインストレートでは強い逆風が吹きはじめ、雨も衰える事がな かった。 予選終了30分前には、トップ6のタイムは以下のようであった。 1 #19 星野 一義 2分08秒423 2 #1 マウロ・マルティニ 2分10秒163 3 #10 H・Hフィレンツェン2分10秒277 4 #77 鈴木 利男 2分11秒890 5 #25 ロス・チーバー 2分12秒039 6 #8 マルコ・アピチェラ 2分12秒327 雨はさらに強くなり、タイムアップが望めないと考えたチームが多いのか、ほ とんどのチームが様子見を決め込んでいる。 結局このままだれもタイムアタックをする事がなく、タイムアップとなった。 * FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治(PEE00630)/RIJ *