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2007年4月

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 FUJITSUBO IMPREZA 5位でフィニッシュ (SUBARU)

◇PROVA FUJITSUBO IMPREZA、新体制の開幕戦を5位でフィニッシュ

 07スーパー耐久シリーズシリーズは仙台ハイランドレースウェイにおいて開幕。新しいドライバーラインナップ、タイヤで臨んだPROVAFUJITSUBO IMPREZAは、突風の吹く予選でST2クラスのポールポジションを獲得して期待されたが、霧と雨に見舞われた決勝レースでは初めてのウェットコンディションに苦戦。それでもクラス5位でゴールした。

【公式予選】

 今年は予選方式が変更され、A、Bドライバー2名がそれぞれ15分間アタックを行い、ベストタイムの合算で決勝レースのグリッドを決定することになった。

 21日13時20分からのST1/2クラスAドライバーの予選で、PROVAFUJITSUBO IMPREZAの吉田がコースレコードとなる1分52秒327をマークしてクラストップに、また14時05分からのST1/2クラスBドライバーの予選では、03年シーズン以来の予選アタックとなる松田がクラス3位となった。吉田とのタイムの合算は3分46秒245でクラスポールポジションを獲得。総合でも6位という好ポジションを得た。また今年から予選でポールポジションを獲得したチームに3点が与えられることになっており、幸先の良いスタートを切ることになった。

【決勝レース】

 22日の仙台ハイランドは朝から冷たい雨が落ち霧に包まれた。13時05分のフォーメーション開始直前に霧が出てきてセーフティカー(SC)先導によりレーススタートとなった。本来は124周(約500km)のレースだが、コースコンディションが悪く、規定により4時間でチェッカーが振られる可能性が高い。

 11周目を終えたところでSCが外れて本格的なレースが始まった。スタートドライバーの吉田はヘビーウェットコンディションの中、AWD機構を生かして1台のST1車両をかわして総合4位に浮上したが思うようにペースが上がらない。15周目には一気にクラス5位までドロップすることになった。

 22周目には2回目のSC導入、38周終了で再スタートが切られると、やはりペースは上がらずポジションを6位まで下げ44周でピットイン。ここでフロントタイヤのみを交換し給油、ドライバーは松田に交代して7位でコースに復帰した。51周目には3回目のSC導入となり、このタイミングで松田が規定クリアとなる2回目のピットインを済ませ、わずかな燃料を補給してコースへ。56周目に再スタートが切られると5位で走行を続けていった。67周目にはこの日4回目のSC導入で しばらく周回を続けていたが、16時30分、77周目に赤旗が振られてレースは終了。75周終了時点でレースは成立となった。

 クラッシュ、コースアウトが続出するコンディションにおいて、PROVA FUJITSUBO IMPREZAはコースに踏みとどまり、開幕戦を5位でフィニッシュ。予選の3ポイントと合わせ、ランキング4位で第2戦鈴鹿を迎えることになった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

その他

2007年度フォーミュラトヨタ・レーシングスクールを開催 (TOYOTA)

2007年度 『フォーミュラトヨタ・レーシングスクール』の開催について

 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)運営事務局、トヨタテクノクラフト(株)およびトヨタ自動車(株)は、2007年度のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下、FTRS)の開催内容を決定した。

 FTRSは、トヨタの若手ドライバー育成プログラム「TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)」の一環として1995年にスタートし、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目指している。講師は、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、その他経験豊富なトヨタ系レーシングドライバーがマンツーマンに近い状態で直接指導にあたる。

 13年目を迎えたFTRSは、本年も富士スピードウェイで開催し、スカラシップコースのみの開催となる。

 これまでと同様2泊3日の合宿形式で、基礎からの徹底した指導とともに、最終日には模擬レースを実施するなど実戦に向けた指導も行う。募集対象は、14歳以上のカートレース出場経験者、又は4輪レース出場経験者としている。

 また、来シーズンのスカラシップ対象者を、本年度のFTRS受講生より選抜する。将来性ある若干名のドライバーに対しては全面もしくは一部支援と育成を行っていく予定である。

【FTRS・主な卒業生の2007年参戦レース等】
ドライバー名 本年の参戦レース及びチーム 備考
中嶋 一貴 GP2シリーズ(Team DAMS) ウィリアムズF1チーム テストドライバー
平手 晃平 GP2シリーズ(Trident Racing) パナソニック・トヨタ・レーシング
予備テストドライバー
小林 可夢偉 F3ユーロシリーズ(ASM Formule3) パナソニック・トヨタ・レーシング
予備テストドライバー
片岡 龍也 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(チームルマン)  
SUPER GT(チームルマン)
平中 克幸 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(チーム5ZIGEN)  
SUPER GT(サード)
大嶋 和也 全日本F3選手権(TOM'S)  
SUPER GT(エーピーアール)
関口 雄飛 全日本F3選手権(ナウモータースポーツ)  
SUPER GT(レーシングプロジェクトバンドウ)
国本 京佑 エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ  
フォーミュラチャレンジ・ジャパン
井口 卓人 エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ(TDP)  
フォーミュラチャレンジ・ジャパン
松井 孝允 エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ(TDP)  
フォーミュラチャレンジ・ジャパン
【2007年度 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール概要】
(1)日程 第1回 7月30日(月)~ 8月 1日(水)
第2回 8月 6日(月)~ 8月 8日(水)
第3回 8月20日(月)~ 8月22日(水)
第4回 8月27日(月)~ 8月29日(水)
(2)開催地 富士スピードウェイ・ショートサーキット(静岡県駿東郡小山町)
(3)使用車輌 フォーミュラトヨタ・FT30
(4)講師 校長の関谷正徳ほか、トヨタ系レーシングドライバー
(5)受講対象者 14歳以上のカートレース出場経験者
又は4輪レース出場経験者
(6)受講定員 各日程 10名(合計 40名)
(7)受講料 210,000円(宿泊費・食事・税込み)
(8)申込締切 各開催日の1ヶ月前
(9)申込先 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)運営事務局
〒190-1211 東京都西多摩郡瑞穂町石畑1590-15
TEL:042-511-0204 FAX:042-556-2393
お問い合わせ先
フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)運営事務局 田口・福木 042-511-0204
トヨタテクノクラフト(株) 鈴木 045-540-2197
トヨタ自動車(株) モータースポーツ推進室 小金井 03-3817-9338

Text: トヨタ自動車株式会社

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台決勝 霧に翻弄され総合優勝はST2のオーリンズランサー

 4月22日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが行われた。

st_r01_r_fog  大荒れの天候となった仙台、朝のフリー走行から濃霧が立ちこめ回復する見込みのないことからフリー走行は中止、決勝レース直前の10分間で行われることとなった。

 迎えた決勝レースも雨と霧に翻弄され、フォーメーションラップからペースカー先導のままスタート。11周のSCカーラン終了時点でグリーンフラッグが振られ本来のスターとなるが、22周目で再び視界不良からSCランへ。途中再スタートを何度か切るものの、76周目の段階で4時間ルールのチェッカーまで40分を残してSCランのまま赤旗でチェッカーを迎えた。

 ST1クラスは、Zが初のクラス優勝を果たした結果となった。クラス優勝は#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行/藤井誠暢組)が予選の速さそのままに、決勝レースでも速さをみせつける展開となった。

総入場者数 24,380人(4/22日曜日)

 午後1時05分、気温11度、路面温度12度の寒さの中で、31台のマシンがフォーメーションラップからSCカー先導のままスタート。11周目終了時点、その1ラップ前にはコーションランプを点灯させていたSCカーがランプを消灯させて突然ピットインしグリーンフラッグが振られてレースはスタートを切った。

st_r01_start

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 #3影山と#8黒豆リボイス GT3(清水康弘/竹内浩典組)の竹内が1コーナー飛び込みで接触。#8のタイヤにダメージを受けたようで大きく後退。20周目の終了時点ではこの#3を凌ぐスピードで快走する#11オーリンズランサーEVO MR(木下隆之/中谷明彦組)が総合でも雨の中4WDの安定性を生かしてトップに立つ。22周目に再びSCカーランとなった時、直前にピットインを行った#11はポジションを大きく落とす。

 38周終了時点で再スタート。この段階では#3がトップに立ち、これを#13エクセディシーケンシャルエンドレス座間(和田久/中村啓/HINOKI組)、#2 PROVA FUJITSUUBO IMPREZZA(吉田寿博/松田晃司/川口正敬組)の4WD勢が追う展開となっていた。

 48周目に#11は#3と#13をかわして再び総合のトップに立つ。50周目に再びSCランへ。51周目には3番手を走行のSTクラス1トップ#3がピットイン。翌周には2番手走行の#13もピットへ。54周目には#11が2度目のピットストップで#12ゼルスランサーEVOワゴンMR(西村元気/菊地靖組)がトップに。

 56周目に再スタートするが、64周目に#12もピットストップ。66周目では#26エンドレスアドバンOCSランサー(細野智行/朝倉貴志/朝倉宏志組)がトップに立つ。

 66周目に再度SCランとなり、76周目4時間ルールのチェッカーまで40分を残してSCランのまま赤旗でチェッカーを迎えた。この周回で#26がピットストップをし、トップは#11となっていたが、暫定表彰では赤旗の1ラップ前の順位として#26が優勝となっていた。しかし、正式結果では#26に60秒加算のペナルティが科され、#11が総合優勝及びクラス2での優勝となった。

st_r01_class1_podium st_r01_class2_podium st_r01_class3_podium st_r01_class4_podium

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台決勝結果

タイヤハウスBEST スーパー耐久レース -RIJ- (2007/04/22) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST2111オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH753:20'43.466
2ST2212ゼルスランサーEvoワゴンRMR
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH7515.304
3ST113エンドレスアドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
影山 正美
青木 孝行
藤井 誠暢
YH7521.980
4ST3115岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林 健一
YH7527.144
5ST1223CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
山田 英二
YH7528.239
6ST32113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋 勲
武井 義隆
YH7529.905
7ST2313エクセディシーケンシャル エンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH7540.087
8ST24*26エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH7558.522
9ST13*1euroMEVIUS ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
山野 哲也
山路 慎一
Henry Ho
YH751'23.647
10ST252PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口正敬
MI741Lap
11ST33*7アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH741Lap
12ST3474アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
菅原 修一
YH741Lap
13ST3541SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH741Lap
14ST1450PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4
柳田真孝
Fariqe Hairuman
MI741Lap
15ST3639BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
下山征人
佐々木 雅弘
塩野 健司
YH741Lap
16ST266DIXCEL新菱オートEVⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH741Lap
17ST4176Honda Access CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH741Lap
18ST1517キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3/JGN
松永 まさひろ
山口 明
田中篤
YH741Lap
19ST424AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田重蔵
YH732Laps
20ST2730RSオガワワコーズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
堀田 誠
伊藤 勝一
小泉和寛
YH732Laps
21ST43*73PSY.A-ONE.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本 すばる
山崎 学
黒田 慎二
YH732Laps
22ST4418FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH732Laps
23ST37*333YZ SPEC
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋秀司
宮川 やすお
Igor Sushko
YH723Laps
24ST3814開成商事・エッグルウRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田 芳信
入口 秀輝
吉冨 章
YH714Laps
25ST3927FINA ADVAN BMW M3
BMW M3 / E46
長島正興
村田 信博
小林 且雄
YH705Laps
26ST168黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3/JGN
清水 康弘
竹内 浩典
MI696Laps
27ST31016パウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村聡
YH696Laps
28ST31119バーディクラブ☆神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
輿水 敏明
加藤 正将
植田 正幸
YH678Laps
29ST312*100SANWA-TK-LIAN M3
BMW M3
小山 佳延
高崎 保浩
YH5718Laps
---- 以上完走 ----
-ST2-20RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川日出夫
YH4728Laps
-ST2-602明正建設明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
和田豊充
高橋 和訓
YH1263Laps
  • Fastest Lap CarNo.11 中谷明彦 2'06.993 (41/75) 115.178km/h
  • セーフティーカー 13:05~13:40, 14:03~14:53, 15:19~15:36, 16:00~16:30
  • 16:30 赤旗によりレース終了
  • CarNo.73は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第13条(4)-1(グリッド上での作業)違反により、30秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.2b)(黄旗区間での減速)違反により、60秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.100は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第15条(3)(ピット領域における後退ギア使用)違反により、30秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.1は、スーパー耐久レース特別規則書第10条(ピットレーン通過速度)違反により、競技結果に対し50秒加算のペナルティが科された。
  • CarNo.333は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第15条(2)(ピット領域におけるエンジン停止)違反により競技結果に対し70秒加算のペナルティが科された。
  • CarNo.26は、公式通知No.21(審査委員会裁定)により、競技結果に対し60秒加算のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 エンドレスアドバンZが初ポール!

 4月21日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイで、スーパー耐久開幕戦の予選が行われた。

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 気温19度、路面温度27度の晴天のドライコンディションで、13時20分から1グループ(ST1,2,Sクラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行/藤井誠暢組)の影山が1分50秒251のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 14時5分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。1グループのセッションが終わるころ、激しい通り雨がコースを襲い、ウエット状態となってしまうが、日差しはすぐに戻り、2グループの各車も果敢にスリッタイヤでアタックに出る。

 今季から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#3エンドレスの青木が影山のタイムをさらに更新する1分49秒968をたたき出し、Zとしては初のポールポジションをきめた。

 2番手には#8黒豆リボイス GT3(清水康弘/竹内浩典組)、3番手には#23 CAR-CHANNELアドバンZ33(田中哲也/星野一樹/山田英二組)、4位に#50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M(柳田真孝/Fariqe Hairuman組)、5位には#1 euro MEVIUS MACAU ADVAN(山野直也/山路慎一/Henry Ho組)が入った。

 総合6位にクラスST2クラスのトップ#2 PROVA FUJITSUUBO IMPREZZA(吉田寿博/松田晃司/川口正敬組)が入った。

#3 エンドレスアドバンZ

青木孝行「Zでこれまでも1クラスに参戦してきました。今までポルシェにかなわなかったんですが、日産、NISMOが頑張ってくれて1から速いクルマをつくってくれました。おかげで初のポールをとることができました。今回からABドライバーの合算タイムでグリッドが決まることになったんで、土曜日から緊迫感がある予選になりましたね。やっとポルシェに追いついたかなというところです。明日は雨みたいですね・・・ウチのクルマにはABSもついてないんですよ。トラクションコントロールのついたクルマやABSのついてるポルシェ相手は正直雨は厳しいと思いますけれど、がんばります」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台総合予選結果

タイヤハウスBEST スーパー耐久レース -RIJ- (2007/04/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2007 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGap
1ST113エンドレスアドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
影山 正美
青木 孝行
藤井 誠暢
YH3'40.219--
2ST128黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3/JGN
清水 康弘
竹内浩典
MI3'41.538 1.319 1.319
3ST1323CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
山田 英二
YH3'42.044 1.825 0.506
4ST1450PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
MI3'42.597 2.378 0.553
5ST151euroMEVIUS ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
山野 哲也
山路 慎一
Henry Ho
YH3'45.119 4.900 2.522
6ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口 正敬
MI3'46.245 6.026 1.126
7ST2211オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH3'46.285 6.066 0.040
8ST2313エクセディシーケンシャル エンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH3'48.626 8.407 2.341
9ST2420RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川 日出夫
YH3'48.742 8.523 0.116
10ST25*12ゼルスランサーEvoワゴンRMR
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH3'48.829 8.610 0.087
11ST1617キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3/JGN
松永 まさひろ
山口 明
田中篤
YH3'49.219 9.000 0.390
12ST317アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH3'49.369 9.150 0.150
13ST266DIXCEL新菱オートEVⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH3'50.55010.331 1.181
14ST3274アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
菅原 修一
YH3'51.37511.156 0.825
15ST33113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋 勲
武井 義隆
YH3'51.42011.201 0.045
16ST3439BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
下山征人
佐々木 雅弘
塩野 健司
YH3'52.47512.256 1.055
17ST3541SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH3'52.72412.505 0.249
18ST36333YZ SPEC
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋秀司
宮川 やすお
Igor Sushko
YH3'52.88612.667 0.162
19ST3727FINA ADVAN BMW M3
BMW M3 / E46
長島正興
村田 信博
小林 且雄
YH3'53.19012.971 0.304
20ST2726エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH3'53.23413.015 0.044
21ST38100SANWA-TK-LIAN M3
BMW M3
小山 佳延
高崎 保浩
YH3'53.46213.243 0.228
22ST3915岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林健一
YH3'53.75713.538 0.295
23ST31016パウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村聡
YH3'54.28414.065 0.527
24ST2830RSオガワワコーズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
堀田 誠
伊藤 勝一
小泉和寛
YH3'54.44514.226 0.161
25ST31119バーディクラブ☆神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
輿水 敏明
加藤 正将
植田 正幸
YH3'54.52214.303 0.077
26ST31214開成商事・エッグルウRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田 芳信
入口 秀輝
吉冨 章
YH3'59.44319.224 4.921
27ST4173PSY.A-ONE.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばる
山崎 学
黒田 慎二
YH4'02.78722.568 3.344
28ST29602明正建設明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
和田豊充
高橋 和訓
YH4'04.11623.897 1.329
29ST4276Honda Access CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH4'05.09524.876 0.979
30ST434AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田重蔵
YH4'07.51727.298 2.422
31ST4418FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH4'10.59730.378 3.080
  • '*'印ドライバーはGTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第7条(2)違反により、ベストラップ削除のペナルティが課された。

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 インプレッサ、まずは1勝を狙う! (SUBARU)

◇昨年の雪辱なるか? インプレッサ、まずは1勝を狙う!

 スーパー耐久シリーズ2007は、今年も仙台ハイランドレースウェイで開幕する。今年は最短のレースでも500kmの距離となり、燃費のよいインプレッサにとっては有利なシーズンとなるかもしれない。昨年は1回も優勝できなかっただけに、今年はまず1勝を挙げてシリーズのリードを狙う。

 今年のS耐は、十勝24時間と富士4時間を除いて400~480kmだったレース距離が一律に500kmになり耐久色が強まった。また予選方式がA、Bドライバーの合算となった。さらに予選でポールポジションを獲得すると3点が追加されることになった。

 インプレッサが区分されるSTクラス2には今回9台の車両がエントリー(全体では32台)。インプレッサはPROVA RACING DIVISIONからの#2「PROVA FUJITSUBO IMPREZA」(吉田寿博/松田晃司/川口正敬)1台のみのエントリーとなる。同チームは勝つために2台から1台に集中、昨年苦しんだタイヤをミシュランに変更した。新体制で挑んだ3月に鈴鹿で行われた合同テストでは好感触を得ているだけに、S耐インプレッサの活躍に期待がかかる。

 仙台ハイランドレースウェイは仙台市西部の山中に位置するサーキットで、標高が高く天候がめまぐるしく変わりやすい。4月下旬とはいえ雪が降ることもあるため、コンディションにいかに迅速に対応できるか、チームの経験則が出やすいサーキットでもある。さらにアップダウンに富むこともありブレーキの負担も大きい。従来は400km (100周)レースとして開催されてきたが、初めての500kmレースなので距離が100km伸びたことがレースにどう影響するか興味深い。

 なお、レースウィークのタイムスケジュールは以下のとおり。

21日(土)12:10~ 12:50ピットウォーク
13:20~13:50予選Aドライバー
(STクラス1と2は13:20~13:35)
14:05~14:35予選Bドライバー
(STクラス1と2は14:05~14:20)
15:25~15:45Cドライバー走行
22日(日)08:00~08:30フリー走行
11:15~12:00ピットウォーク
13:00~決勝レース(124周 or 4時間)
■吉田寿博

 「鈴鹿でミシュランテストを履いてテストを行いましたが、すごくいい感触でした。レインタイヤも性能が良さそうなので悪天候になればシンメトリカルAWD機構を生かして総合トップを目指したいです。また富士でもテストを行い、デフの確認ができました。車重は規定で1260kgと重くなったのでウェイトを積むことになりましたが、バラ ンスのいい場所に搭載できています。ミシュランタイヤでは初めてのレースですし、仙台での500kmという距離は誰も経験ないので、金曜日にタイヤにやさしいセッティングを見つけて、まずは1勝を目指します」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 ロニー6位、ナオキ9位と健闘 (INGING)

 鈴鹿は前日に引き続いて曇り空。気温も昨日より低い15度前後の中、午前8時40分からウォームアップ走行が始まった。33号車ロニー・クインタレリはクルマが仕上がっているのか、ほとんどピットに戻ることなく満タンの感触を確認しているが、34号車横溝直輝はベストのセッティングを探すため、頻繁にピットに戻って来ている。また、昨日の夕方にも行ったピット前のタイヤ交換練習を再度行うなど、決勝に向けての準備に余念がない。このセッションは、ロニーが1分46秒533で7番手、ナオキは1分46秒892で10番手として終了した。

 ピットウォークや応援席への訪問など、昼休みのイベントをこなした後は、いよいよ決勝の時間だ。午後2時前から、決勝直前のウォームアップを数周こなして、INGINGの2台はグリッドに停車した。華やかなスタートセレモニーが30分にわたって行われた後、フォーメーションラップが始まった。

 午後2時35分、第2戦のスタートが切られた。スタート直後、ロニーは4位までポジションを上げるが、すぐに抜き返され、1周目を戻った時には7番手となっている。一方で、スタートの混乱から、ナオキは18番手までポジションを落としてしまう。2周目にはロニーが8番手と、さらに順位を落とすが、ここからINGINGの巻き返しが始まる。4周目、ポジションをロニーがひとつ、ナオキはふたつ上げて、7位、16位に、その次のラップでは、ナオキが15位になった。両者共に1分49秒台で走っているが、ロニーが多少速い。

 11周目、ナオキは14位に上がり、12周目にはロニーが1コーナーのオーバーテイクで6位になった。13周目にはナオキが13位となり、更に16周目に12位に。19周目に今度はシケインで1台抜いたロニーが5位になった。22周目には1コーナーで1台抜いたナオキが11位になった。オーバーテイクシーンが多いせいか、今日はINGINGの2台がTVモニターに映される機会が多い。

 25周目、ナオキがストレートで1台抜いて10位となる。ここからレースは膠着状態となり、INGINGの2台は最終ラップまで同じポジションを走ることとなる。ロニーが49秒台で、ナオキは50秒台で走行する間にトップ差は大きく開き、レース終盤にはロニーが20秒以上、ナオキは1分以上の差をつけられてしまうことになった。

 ファイナルラップに入る直前、ナオキの前走車がコースアウトをしたため、彼のポジションは9位となったが、ロニーは最終ラップの1コーナーでひとつ順位を落としてしまった。結果的に、ロニーは6位トップ差21.124で、ナオキは9位トップ差1分8秒435で、レースを終えることとなった。

 ロニー、ナオキ両者共に、完全燃焼のいいレースを見せてくれた。その上で、レースに勝つには一体何が足りないのか、何がトップ差をこれほど開かせてしまうのか、少し見えてきた気がする収穫の多い週末だった。

 多くの皆様のご協力で、INGINGはこれから益々強くなっていきます。皆様に、レースをより一層楽しんでいただけるよう努力をしてまいりますので、応援をよろしくお願いいたします。

Text: INGING MOTORSPORTS

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 ロベルトが横綱相撲で優勝 (INGING)

 前日に引き続き曇り空の鈴鹿で、F3第4戦の決勝が行われた。前日の予選の結果により、今日のレースはポールポジションから。INGINGのドライバー、ロベルト・ストレイトは、昨日行われた第3戦決勝でも粘りのレースで、3位に入賞している。

 フォーミュラニッポン朝の走行直後、F3はピットロードに整列し、ウォームアップに入った。数周を回る間に、ピット出口でのスタート練習も行い、グリッドに着くと9時35分。ロベルトはクルマをほとんど調整せず、タイヤ圧のチェックやペダルの調節をした程度。クルマは仕上がっているようだ。

 9時49分きれいにスタートしたロベルトは、他車を牽制しながら1コーナーに入っていく。1周目、2位に0.5秒差をつけて帰ってきたロベルトは、その後も順調に後続との差を開いてゆく。ラップタイムは1分56秒台をキープし、4周目には1秒、10周目には2秒の差をつけて順調にレースをリードする。10周を超えると、ロベルトは後方との差をコントロールしながら、完全にレースを支配しているかのようだ。そのまま、最終ラップまで大きな波乱も無く過ぎたレースは、ロベルトの今期初優勝で終了。INGINGにとっては、昨年のオートポリス以来の嬉しい勝利となった。

 この後行われた表彰式で、ロベルトは昨日に引き続いてポディウムに乗ったが、今回はセンターに立ち、彼にとって全日本で5回目となる優勝に喜びを爆発させた。

 この優勝によって、ロベルトはランキングで10ポイント差の3位となった。横綱相撲で勝ったこのレースの勢いを次戦に引継ぎ、是非ともチャンピオンを目指してもらいたいものである。

 INGING Motor Sportsは、皆様のご支援、ご協力に心から感謝すると共に、今後も応援してくださいますよう、お願い申し上げます。

Text: INGING MOTORSPORTS

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿 RV8Jエンジンの本山哲が1年半ぶりの勝利 (TOYOTA)

トヨタRV8Jエンジン搭載の本山哲が1年半ぶりの勝利を飾る
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今季初優勝を上げた本山哲(#19 Arabian Oasis TEAM IMPUL)

 2007年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦「鈴鹿2&4レース」が4月14日(土)、15日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今大会には22台がエントリー。このうちトヨタRV8Jエンジン搭載車は7チーム14台を占めた。

 14日(土)の天候は晴れ時々曇り。前夜の降雨で濡れていた路面も乾き、ドライコンディションで行われた公式予選は松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)が終始リードする展開となり、1回目のトップタイムから2回目でさらにタイムを短縮して自己4回目のポールポジションを獲得。これに本山哲 (Arabian Oasis TEAM IMPUL)が続きトヨタエンジン搭載車がフロントローを独占した。

 明けて15日(日)も好天に恵まれ、午後2時35分に43周(約250km)で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの松田次生はスタートで遅れ、2番手の本山哲が首位に立つ。その後方では、3番手に浮上したB.トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が松田次生に迫るが、ヘアピンで2台が接触。これでB.トレルイエはサスペンションを破損し、リタイアを余儀なくされた。

 この日のレースは250kmという距離のために、ほぼ全車がノンストップ作戦を採り、このためタイヤ摩耗の点で厳しく、ペース配分が難しいレースとなった。そんな中、中盤タイヤを温存した松田次生は、終盤逆転を狙って追い上げを開始。一時は7秒近く開いた差を詰めたが、わずかに及ばず2位でチェッカーとなった。  一方、スタートで首位に立った本山哲は、一度もその座を譲ることなくフィニッシュ。自身にとって約1年半ぶりとなる勝利を挙げた。この結果、トヨタエンジンは開幕から2戦連続の1-2フィニッシュとなった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第3,4戦 第3戦は大嶋和也、第4戦はR.ストレイトが優勝 (TOYOTA)

全日本F3第2大会鈴鹿 第3戦は大嶋和也が前戦に続き連勝
第4戦はR.ストレイトが今季初優勝
2戦連続で“トヨタ・トムス”エンジンが表彰台を独占
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第4戦、ポールポジションからスタートを切った
R.ストレイトが今季初優勝を飾る

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が4月14日(土)、15日(日)の両日、フォーミュラ・ニッポンの併催として三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今大会には12台が参加。トヨタ・トムスエンジン搭載車は3S-GE型エンジン5台、開幕戦富士でデビューウィンを飾った新開発の1AZ- FE型エンジン2台の合計7台が参戦した。

 14日(土)、好天のもとで行われた公式予選では前日の練習走行でトップタイムを記録した大嶋和也(TOM'S)が好調を維持して第3戦のポールポジションを獲得。しかし、続く第4戦のセッションでは、大嶋和也は終盤にコースアウトを喫し、R.ストレイト(INGING MOTORSPORT)がポールポジションを奪取。大嶋和也は2番手グリッドとなった。

 14日に行われた第3戦決勝(12周)では大嶋和也は順調なスタートを切り、トップで1コーナーへ。ファステストラップタイムを記録しながら快調に後続を引き離し、最後は独走体制で第2戦に続く連勝を達成した。一方、7周目にR.ストレイトをかわしたO.ジャービス(TOM'S)が2 位、R.ストレイトが3位となり、再びトヨタ・トムスエンジン搭載車が表彰台を独占した。

 15日(日)は朝から曇天ながらドライコンディションで第4戦の決勝(17周)を迎えた。2番手グリッドの大嶋和也はスタートを失敗。3番手グリッドの石浦宏明(TOM'S)、4番手グリッドのO.ジャービスがポールポジションから首位に立ったR.ストレイトに続いて周回を開始した。その後、R.ストレイトは安定したペースで後続との距離を保ってそのままチェッカーを受け、嬉しい今季初優勝。一方、スタートで5番手まで後退した大嶋和也は2周目のシケインで先行車をパスして4位に浮上すると、その後もファステストラップを記録しながら前を行くO.ジャービスを追ったが惜しくも届かず、4位入賞。石浦宏明が2位、O.ジャービスが3位でフィニッシュし、トヨタ・トムスエンジン搭載車が表彰台を独占した。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿 決勝上位3人のコメント

本山 哲(優勝)

fn_r02_c_motoyama.jpg 今日は思い通りのレースができました。
スタートで松田が遅れたことで序盤が楽になり、ここでプッシュしてアドバンテージを築いて中盤後半をコントロールできました。
一見イージーな展開に見えましたが、松田との差が詰まってきたのでこっちもペースを上げようとしたら、 思ったように上げられなくてあせりました。
最後はタイミング悪く周回遅れにつっかえましたが、ここでは慎重に抑えていきました。
1年ぶりの勝利、久しぶりの勝利ということで、実感を噛み締めながらウィニングラップを走りました。

松田次生(2位)

fn_r02_c_matsuda.jpg スタートは自分のミスでした。信号が消えるのが遅くて、クラッチミートのタイミングを外してしまって、本山さんに前に行かれてしまいました。 その後は混乱もあってペースを上げられず、なんとか2位で踏ん張りました。
それからは何とか最後までタイヤをもたせられるよう考えながら走っていたら本山さんに追いついて、 そこから全力でプッシュしましたけど前にいけませんでした。中盤もっとペースを上げていればよかったと後悔しています。
(トレルイエとの接触について)僕自身抑えて走ってましたが、別に締めたりはしていません。あっちが当たってきた、って感じで、 レースアクシデントだと思います。

小暮卓史(3位)

fn_r02_c_kogure.jpg 今年もチームを移って、ナカジマレーシングに戻ってきて、そういう流れの中で予選重視のクルマ作りをしてきました。
スタート前にクラッチにトラブルを抱えてしまい、順位を落としてしまったので、 序盤無理して順位を上げにいったのが後半に響いて2人についていけなかったのかなと思います。
(ピット戦略について)朝のフリー走行で重いタンクでも速かったので、このままノーピットで行くことに決めました。

星野一義(チームインパル総監督)

fn_r02_c_hoshino.jpg 小暮が朝の走行で満タンだったなんて信じてません(笑)。あれで満タンだったら、うちももっと速く走れたはずです。
決勝前にエンジニアがピットストップをどうするか悩んでいたので「ピットストップの計算なんかするな。タイヤが苦しいのはみんな同じだ」 って言ってやりました。
松田はセクター1、セクター2でコンマ2、3秒稼ぐとセクター3でイーブンになる状態で2位争いをしてましたが、 小暮がS字でリヤを流したのを見て、心配しないでいいと思いました。

服部尚貴(優勝チーム監督)

fn_r02_hattori.jpg 序盤にマージンを作ってもらった時点で心配してなかったけど、ドキドキしてました。「心配ない」って自分に言い聞かせてた状態で。
今回は富士と違っていい流れの中でこっちに風も吹いてたと思うし、本山選手もやるべきことができていました。
スタートで前に立った時点で、レールに乗った、と安心する自分がいました。
本当は将来自分でチームを持ちたいと思っていて、表彰台に上がるのはそのときまで取っておきたかったんですけど、 今日はフライングしちゃいましたね(笑)

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 待ちに待った勝利!本山が43周を完全制圧す

2007全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦、鈴鹿2&4の決勝は、 スタートでホールショットを奪った#19本山哲(アラビアンオアシス・チームインパル)が、 #2松田次生の激しい追い上げを最後まで凌ぎきり、2005年の第8戦もてぎ以来、12戦ぶりの優勝を挙げた。
2位は#2松田次生、3位は#32小暮卓史だった。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:30,000人)

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第2戦決勝は午後2時30分にフォーメーション開始。
スタートで飛び出したのは2番手スタートの本山。 クラッチミートのタイミングを誤って出遅れた松田はかろうじて2番手で1コーナーをクリアしていくが、 その背後からチームメイトの#1ブノワ・トレルイエが迫ってくる。
トレルイエはオープニングラップのヘアピンでハードブレーキングを敢行して松田のインに飛び込んでくるが、松田は2位を死守。
この時の接触が元でトレルイエは右フロントの足回りにダメージを負ってしまい、3、4周とピットイン・ピットアウトを繰り返した挙句、 5周終わりで憤然とクルマを降りた。

一方、3番手スタートだった小暮が、フリー走行からクラッチにトラブルを抱えており、この影響でスタートで大きく順位を落とし、 7番手で1コーナーに入っていくが、そこから猛烈なペースで追い上げを開始し、1周目を5位で戻ってくると、 2周目の130Rで4位の#55井出有治を抜き去り、トレルイエの後退に乗じて3周目に3位にポジションを回復。
そのまま松田の追撃に取り掛かる。

7周終わりで1秒を切った松田と小暮の差は9周終わりではコンマ6秒まで接近、 小暮は松田の背後に張り付いて隙をうかがいながら周回を重ねるが、 序盤の猛プッシュが祟って30周を過ぎたあたりから徐々に上位2台に遅れをとり始める。

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松田が小暮との2位争いに気を取られている間に、トップの本山はレース序盤で7秒以上のリードを築き上げ、 レースが折り返し点を過ぎたあたりからはタイヤをセーブする走りに切り替えて50秒台にペースを落とす。

しかし小暮の追撃の手が緩んだことで松田のペースが上がり、25周を過ぎるころには両者の差は5秒台まで縮まってきた。
これを見た本山は再びペースを上げ、49秒台前半から48秒台後半のタイムを立て続けに記録するが、松田も執拗に追い上げ、 35周目には遂に3秒差、40周を終えたときには1.6秒差にまで迫ってきた。

セクター1、セクター2で差を削ってくる松田をセクター3で突き放す本山。
両者は1.178秒差で42周目を終了し、いよいよファイナルラップへ突入した。

しかしここで、本山の前に周回遅れが団子状態で立ちはだかる。

2コーナー立ち上がりで周回遅れに詰まった本山。これに乗じてS字でテール・トゥ・ノーズ状態に持ち込む松田。
しかしダンロップコーナーからデグナーにかけてで巧みに周回遅れを処理した本山が再び突き放しにかかる。
それをスピンぎりぎりの激しい走りで追い上げる松田。

両者はもつれるように最終コーナーを立ち上がり、フィニッシュラインになだれ込む。
勝ったのは本山。
しかし2位松田との差はこの時点でわずか0.382秒だった。

不運続きの昨シーズンを未勝利で終えた本山にとって、この優勝は2005年10月の第8戦、 ツインリンクもてぎで4度目のタイトルを決めて以来12戦ぶりの、待ちに待った勝利だった。

地元鈴鹿での優勝という悲願を今回も叶えられなかった松田だったが、これで2戦連続の2位となり、 獲得ポイントを16に伸ばしてポイントランキングではトップに立った。

フォーミュラニッポン第3戦は5月20日決勝。ツインリンクもてぎで開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/15) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime
119本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J431:18'23.552
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J430.352
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E439.114
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E4317.982
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J4318.158
633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J4321.124
720ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J4325.904
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J431'08.137
934横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J431'08.435
1055井出 有冶ARTAHONDA HF386E431'16.371
115平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E431'24.227
128高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J431'24.239
1340ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E431'34.210
144ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J431'55.076
1541ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E421Lap 
1612佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J421Lap 
1756金石 年弘ARTAHONDA HF386E421Lap 
183柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J421Lap 
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E394Laps
-------- 以上規定周回(38 Laps)完走 --------
-37荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J376Laps
-7片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1132Laps
-1ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J538Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: No.4 吉本大樹 SG 5ZIGEN 1'48.180 (4/39) 193.24km/h
  • ペナルティ No.40 全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Japanese F3

JF3:第3戦、第4戦鈴鹿 決勝TOP3のコメント

大嶋和也(第3戦優勝)

f3_r04_c_ohshima.jpg 昨日はスタートもミスなく出られてトップで入れたんですけど、その後はタイヤをセーブしながら最後までペースをコントロールして走れました。
今日はスタートを狙いすぎて失敗してしまい、5番手まで下がってしてしまいました。
ペースはかなり良かったんでスタートのミスが悔しいです。
路面温度が下がったお陰でタイヤは最後までタレずに走れましたが、風向きが違ったりで思ったよりペースが上げられませんでした。
クルマは合同テストからずっと調子がいいので、次はスタートで同じ失敗をしないよう、考えていきたいです。

ロベルト・ストレイト(第4戦優勝、第3戦3位)

f3_r04_c_streit.jpg 昨日はスタート前から大きなミステイクをしていたんです。
1速のギヤレシオを高めに設定しようと思ったんですが、僕の説明がよくなくて、逆に低めに組んでしまったんです。
その上ダウンフォースも低すぎ、タイヤのグリップも足りなくて、走り出して4、5周でクルマがすごく不安定になってしまいました。 それでオリバーにも抜かれてしまい、なんとかポディウムに残るのが精一杯で、僕にとってはいいレースじゃありませんでした。
今日は1速を望みどおりのレシオで組み、タイヤをセーブする方向でセットアップしたのがうまくいって、 ベストとまでは言いませんがいいレースでした。
僕にとっても、チームにとっても、スズカは苦手なサーキットなので、ここで優勝できて嬉しいです。

オリバー・ジャービス(第3戦2位、第4戦3位)

f3_r04_c_javis.jpg 昨日のスタートはまあまあで、ペースを保とうと思って走りました。
そこからロベルトにプレッシャーをかけていったのですが、彼がコーナーで苦しいのが見ていてわかったので、うまく抜くことができました。
今日は昨日よりいいスタートができ、1コーナーで接近した戦いができました。ロベルトがあまりいいスタートじゃなかったので狙っていき、 3コーナーでは石浦を抜こうとしたんですができませんでした。最初の5周はカーバランスをアジャストすることに専念して走りましたが、 残りあと2周というところで大きなミスをしてしまい、オオシマに追いつかれてしまいました。
2戦とも僕にとってはいいレースじゃありませんでしたが、2回ともポディウムに上がれたことは、 シーズンを考えれば良かったのかなと思います。

石浦宏明(第4戦2位)

f3_r04_c_ishiura.jpg 2回目の予選では、シケインまではポールが狙える走りができてて、クルマのバランスはすごく良くて、 今日の決勝までほとんど微調整ぐらいしかしないでいい状態でした。
首を痛めたのは自分の責任ですが、途中で集中力が切れそうになるのがきつかったので、なんとかスタートで狙って生きたいなと思っていました。
今日はスタート直後の2コーナーでオリバーとぎりぎりのバトルだったんですが、なんとか抑えることができました。
昨日も今日もロベルトが前を走ってて、必死でついてって、チャンスがあれば前に出ようと思ったんですけど、 そのままゴールすることになりました。今日もいいラップを刻もうと集中したんですが、前に出られませんでした。 首の影響もあるかもしれないので、チームには申し訳なく思っています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/15) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
13ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1733'05.266
237石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE171.716
31オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE173.936
436大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE174.653
512マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1717.691
610塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1718.614
733関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1724.946
811伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1730.567
914安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1733.387
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1746.343
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1748.706
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE171'02.999
  • Fastest Lap: No.36 大嶋和也 TDP TOM'S F307 1'55.944 (11/17) 180.30km/h

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 ポールのストレイトが逃げ切って今季初優勝!

全日本F3選手権第4戦の決勝は、ポールシッターの#3ロベルト・ストレイトが17周にわたって後続との差を見事にコントロールし、 今季1勝目を挙げた。
2位には#37石浦宏明、3位には#1オリバー・ジャービスがつけ、 ここまで3戦連続で表彰台を獲得していた#36大嶋和也はスタートの出遅れが響いて4位に終わった。

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第4戦決勝は午前9時45分にフォーメーションラップ開始。
スタートを無難にこなしたストレイトがトップで1コーナーを制する一方で、前戦優勝の大嶋は出遅れて順位を落としていく。 この隙を縫って石浦、ジャービスが2-3コーナーで2位争いを展開、2位石浦、3位ジャービスの順でオープニングラップを消化した。
4位には#14安田裕信、大嶋は5番手でコントロールラインに戻ってきた。

大嶋はここからペースを上げ、2周目の1コーナーで安田のインをこじ開けて4位に浮上すると、 その時点で4秒以上に開いていたジャービスとの差をじわじわと詰めにかかる。

その後方では、ルーキーの#33関口雄飛が2周目に#11伊沢拓也、#62嵯峨宏紀を次々に抜き去って8位に浮上してきた。

大嶋は何度もファステストラップを塗り替えるハイペースで上位3台を追いかけていく。
その結果、当初4秒以上あった3位との差も次第に詰まっていき、9周終わりでは1秒強まで近づいた。そして遂に、 15周目のスプーン立ち上がりで姿勢を乱したジャービスの背後に追いつき、シケインでアウトから並びかけるが、 ジャービスもインをがっちり固めて3位の座を守り抜く。 その後もプレッシャーをかけてくる大嶋を押さえきってジャービスが3位でチェッカーを受け、 ここまで2勝を含む3戦連続で表彰台を獲得していた大嶋にとっては痛恨の4位フィニッシュとなった。

トップのストレイトはタイヤをセーブしながら巧みに2位石浦との差をコントロールして17周を走りきり、 苦手と公言する鈴鹿での初めての勝利をもぎとった。
2位には昨日の予選で痛めた首を庇いながら懸命にストレイトを追いかけた石浦が入った。

次回第5戦、6戦の舞台はツインリンクもてぎ。5月19、20日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦フリー走行 トップタイムは小暮卓史

鈴鹿サーキットで行われている、フォーミュラニッポン第2戦の決勝前フリー走行は、 #32小暮卓史(PIAAナカジマ)が1分45秒246でトップタイムだった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットはうす曇りの少し肌寒さを感じさせる天候。路面温度も低めだが雨の心配はなさそうだ。
決勝前のフリー走行は午前8時40分より30分間で行われた。

今回はレース距離250kmということで、計算上はノーピットストップが可能だが、インパル、 中嶋企画などはこのセッションを利用してタイヤ交換の練習を行っている。
タイヤの消耗を考えると、タイヤ交換を行ったほうが計算上は速いようだが、 この場合他のクルマを抜きながら計算どおりに走れるかがポイントになってくる。
一方5ZIGENでは、タイヤ交換なしで給油のみを想定したピット練習を行ったようだ。

どうやらレース距離が短くなっても各チーム様々なピット戦略を考えている模様で、決勝レースの展開を予想するのは難しくなってきた。

タイムのほうは、開始早々に1分45秒246を出した小暮がトップ。以下、#5平中克幸、#36アンドレ・ロッテラーと続く。 昨日の予選で赤旗の原因となるクラッシュを喫したロッテラーだが、今のところその影響はなさそうだ。

ポールシッターの#2松田次生は走り始めは8番手、最終的には12番手でこのセッションを終えた。
予選2番手の#19本山哲は8番手、前年王者の#1ブノワ・トレルイエは6番手と、 いつもなら上位を独占するインパル勢がこのセッションに限って中団にいるのが却って不気味だ。

昨年までGP2に参戦し、今年からフォーミュラニッポンに戦いの場を移した#6吉本大樹は、 チェッカー直前にタイムアップして10番手にあがってきた。

第2戦の決勝は、今日午後2時30分から。43周、250kmのスプリント戦を各チーム、ドライバーがどう戦うかが見ものだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/15) Free Session Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'45.246--198.63
25平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'45.5020.2560.256198.15
336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'46.1130.8670.611197.01
47片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'46.1740.9280.061196.90
556金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'46.2931.0470.119196.68
61ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'46.4671.2210.174196.35
733ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'46.5031.2570.036196.29
819本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'46.6041.3580.101196.10
94ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'46.6231.3770.019196.07
106吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'46.7161.4700.093195.90
1155井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'46.7341.4880.018195.86
1231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'46.8751.6290.141195.60
132松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'46.9641.7180.089195.44
1434横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'47.1651.9190.201195.07
1520ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'47.3082.0620.143194.81
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'47.3372.0910.029194.76
1711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'47.4412.1950.104194.57
1837荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'47.4942.2480.053194.48
1940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.5792.3330.085194.32
2041ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.9432.6970.364193.67
2112佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'47.9752.7290.032193.61
223柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'48.2392.9930.264193.14
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選 ロニーが6位、ナオキが13位スタート (INGING)

 桜の散った鈴鹿は、薄曇。開幕から2週間で、もう第2戦の時が来た。金曜・朝の気温は19度。このレースウィークのため、33号車ロニー・クインタレリと34号車横溝直輝は、元気にサーキットへやって来た。

 金曜日の朝は、まだウェットだったこともあり、十分な走り込みが出来ないままに終わってしまった。金曜午後のセッションではセッティングを煮詰めることが出来、ロニーは、1分43秒383トップ差0.42と3位とは僅差の4番手。ナオキは原因不明のトラブルを抱えた上に、赤旗に阻まれて1分45秒090で16番手。トップ差は2.127秒となってしまった。メカニックたちは、この問題を予選までに全力で解決することになる。

 公式予選1回目は、土曜日の朝に行われる。曇っていた空もこの時間になると日が差してきて、当初18度だった気温も予選終盤には20度に上がった。例によって、予選開始後に走り出すクルマはいない。開始後15分ごろから走り始めるチームがいくつかあり、Ingingの2台は、ちょうどこのセッションの半ばに走行を開始。ロニーは42秒台後半で3~4番手、ナオキは43秒台後半で8~9番手近辺で推移する。

 一旦ピットに戻った2台は、タイヤを新品に履き替えて、再度待機。この間に、ロニーは7番手、ナオキは18番手となる。残り6分で走り始めた二人は、タイムアタックを計測1ラップで終わらせ、午前の予選を終えた。その結果、ロニーは1分42秒862(トップ差1.166)で7位、ナオキは1分43秒208(トップ差1.512)で12位となった。

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 公式予選2回目は、昼休みを挟んで午後から行われる。開始早々に走り出したロニーとナオキは、クルマの確認を終えるとすぐにピットに戻り、暫くの間、待機。ロニーはセッティングがほぼ決まったのか、細かいアジャストのみを行う。一方、ナオキはまだ好みのセットがだせず、足回り、空力パーツなど、様々な調整を重ねている。

 予選は、赤旗中断の後、3時10分に再開された。残り20分で新品タイヤをつけて走るロニーは11番手に名前が並ぶ。ナオキも新品タイヤを装着して出て行くが、中々タイムがでない。その間に、ロニーは1分42秒117と、この時点で5番手のタイムを記録。その後、ポジションは落ちるが、残り6分、ロニーはさらにタイムを削って42秒117をだすと、4番手になった。ナオキも残り数分で最終アタックを行い、42秒794で10番手のタイム。但し、この後、他のクルマのタイムアップによって、ロニーは6番手、ナオキは12番手で予選を終了した。

 1回目、2回目の予選総合結果は、ロニーが1分42秒117(トップ差1.002)で6位、ナオキは1分42秒794(トップ差1.679)で13位となった。各々このグリッドからスタートするレースで、彼らはどのようなレースを見せてくれるのだろうか。明日が楽しみだ。

Text: INGING MOTORSPORTS / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3,4戦鈴鹿予選 第4戦予選でPP! 第3戦決勝は3位表彰台 (INGING)

 曇りから晴れへと変わった天気予報通り、全日本F3選手権の2回目のイベントは、晴れ間の見える鈴鹿サーキットで、土曜日の予選から行われた。

 金曜の専有走行で、午後にトップタイムを記録したIngingのロベルト・ストレイトは、総合結果を見ても、千分の5秒差の2番手。パパになったばかりの彼は、開幕戦後にブラジルに帰り、初めてベビーに会ってきた。当然ながらメンタル面を含め、ロベルトは非常に調子がいい。

 F3の予選は、土曜日の午前に2回行われる。1回目がその日午後に行われるレースの、2回目が翌日行われるレースの予選だ。1回目の予選、ロベルトは立ち上がり早々からトップタイムを記録して、仕上がりの良さをアピールする。しかし、15分の予選後半に宿敵36号車に抜かれて2番手。タイムは、1分54秒537。36号車に0.302秒届かなかった。ちなみに、この時のポールタイムはF3のコースレコードとなった。

f3_r04_q_streit  2回目の予選は、1回目終了の10分後。ドライバーはコックピットから出る暇も無く、次へ向けての準備に余念がない。このセッションが開始されて数分後、ロベルトはゆっくりとコースイン。最初の計測ラップは2分台で流して走る。残り6分となった時、彼のアタックラップはきれいに決まり、36号車に0.1秒以上の差をつけ、1分54秒187でトップタイムをだした。その後、1コーナーで黄旗が出て、予選はそのまま終了。ロベルトは、日曜のレースのポールシッターとなった。尚、このタイムは、予選1回目で更新されたコースレコードを更に上回るもので、これから暫くの間、彼は記録保持者ということになる。

 この日のイベントで、最終のプログラムとなるのがF3レースだ。1回目の予選により、グリッドは2番。前には36号車がいるのみだが、非常に手ごわい相手だ。タイヤの空気圧などを調整の後、グリッドに着く。16時9分にきれいなスタートで始まったレースで、ロベルトは2位をキープ。36号車とその同僚1号車に挟まれて、レースは淡々と進んでいく。4ラップ目までは1秒台だったトップ差は、5周目以降2秒以上に開いていく。さらに後方から追い上げる1号車との間隔は、常に1秒以下。極端に減らしたダウンフォースのため、タイヤを使用するにつれて、グリップが失われていく状態のクルマをロベルトはなんとか操るが、8周目になって1コーナーで1号車に抜かれてしまう。その後、トップ差は開いていくものの、常に56秒台で走りきったロベルトは、3位表彰台へ上ることとなった。

 100%満足できる結果ではないが、今の状態ではこれが精一杯。家族から離れて日本で生活をしているロベルトが、明日はなんとか踏ん張って、彼の愛娘ジュリアに優勝をプレゼントしてもらいたいものである。

Text: INGING MOTORSPORTS / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント

QTOP3

松田 次生(ポールポジション)
MAZDAテストから調子はよかったんですが、前回のテストでトップは本山さんだったっ てことで、 エンジニアとも何をしたらいいか、ということをかなり話し合って、金曜日の走り始めもある程度達成はできてたんですけど、 本山さんはすごく速くて。
それで、「次の日どうしよう」ってことで改善したセットが今日は当たったかな?という感じでポールが獲れたんですけど、 トラフィックの見極めとか、コースに出るタイミングも、人と違う出方をしたことも勝因につながったかなと思います。
(タイムについて)朝の時点で41秒6が出ましたが、そのときは1コーナーでイエローフラッグが出ていたので、 それがなければ1秒の前半はいくな、という確信を得てたので、午後は40秒入るか入らないか、じゃないかな?と思ってたんですが、 風が強くなって、温度も下がってきたので思ったほどはタイムが上がんなかったです。
明日は距離が短いってことで「絶対ポールを取らなければ」と思ってて、それは達成できたんですけど、 とにかく最後まで走りきることが大事だと思うので、まだ第一段階をクリアした、って感じですね。

本山 哲(予選2位)
MOTOYAMA2 昨日からの流れは全体的にいい感じできていて、 予選1回目は少し攻め切れてないところがあったんですけど、 2回目は想定どおりのタイムが出せました。そういう中で、 結果として松田が速すぎたかな、っていう印象です。
松田とはセットもだいぶ違うので、明日に向けてはイーブンだと思います。
新しいスポンサーがついて、体制も新しくなったので、序盤の早い段階で優勝したいです。手ごたえは感じてるのでそれを結果につなげたいと。 今までいろいろ不運なことが起きましたが、今回はそういうのが起きないように願って、最後まできちんと走れれば、と思います。
ノーピット、ということになると、レース中盤から後半にかけてのタイヤのライフ、それに対するクルマのアジャスト、 そういうところがポイントになるんじゃないでしょうか。

小暮 卓史(予選3位)
Kogure2 今年またチームを移籍して、前いたチームに戻ってきたことで、去年とは状況も変わり、 今週末はずっと松田選手と本山さんの2台を追っかける格好になりました。
最後はセッティングもそこそこ決まって、無難にまとめることができたって感じですね。
僕としては正直ここまでのタイムが出るとは思っていませんでした。
このチームは昨年からずっと予選で苦労してきたので、チームの中では今年は特に予選を重視していろいろ作ってきた、ということもあります。
明日はノーピットだとタイヤが苦しくなると思うので、そこでちゃんとコントロールして、 そういう状況でも確実にポイントを取っていきたいです。
(奇策を採るかどうかは)オーダーが出れば従います。今はまだ何も聞いていません。

まとめ&Photo:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第3戦鈴鹿決勝 大嶋がポール・トゥ・フィニッシュ!磐石の走りで10代最後のレースを制す

全日本F3選手権第3戦は、#36大嶋和也(TDPトムス)が、後続をまったく寄せ付けない磐石の走りで12周を走り切り、 今季2勝目、通算で5勝目をポール・トゥ・フィニッシュで決めてみせた。

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午後4時00分、12周の戦いが始まった。
ポールの大嶋以下上位3台がポジションキープで1コーナーをクリアしていく一方で、出遅れた#10塚越広大、#12マルコ・アスマー、 #14安田裕信の3台が交錯。
塚越、アスマーは順位を落としつつも走行を続けたが、安田は右リヤタイヤをバーストさせ、 1周目の130Rアウト側にクルマを止めた。
この混乱の最中、予選6番手の#37石浦宏明、9番手の#11伊沢拓也らが4位、 5位にジャンプアップしてきた。

トップの大嶋は序盤からハイペースで後続を引き離しにかかる。
その後ろでは、#1オリバー・ジャービスが#3ロベルト・ストレイトを激しく追いたて、遂に7周目の1コーナーで抜き去って2位に浮上した。

スタートの混乱で出遅れた塚越だったが、その後はチームメイトの伊沢にぴったり張り付き、 6周目のホームストレートでインに並びかけて5位に浮上したが、その時点で4位石浦との差は既に6秒以上に開いており、 それ以上順位を上げられずに第3戦を終えることとなった。

抜かれた伊沢はルーキーの#33関口雄飛にも追い立てられる。
関口は11周目の1コーナーでアウトから伊沢をパス、このレースを6位で終えた。

結局大嶋は、終始危なげない走りで12周を走りきり、最後は2位以下に4秒以上もの差をつけて10代最後のレースを勝利で飾った。

第4戦決勝は明日午前9時45分スタート。
連続ポールを3で止められた大嶋の逆転なるか。
ストレイトが逃げ切って今季初勝利を挙げるのか。
注目の17周だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選2回目 松田ここでも最速!レコードタイムを更に縮めて堂々のPP獲得

松田はここでも速かった。
2007全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦は、午前中のレコードタイムを更に塗り替え、 1分41秒115を叩き出した#2松田次生(モバイルキャスト・チームインパル)が堂々ポールポジションを獲得した。

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午後に入って風が強く吹き始め、気温も下がってきた。そんな中、予選2回目は午後2時40分より45分間で行われた。

午前中とはうって変わって、コースオープンと同時にほとんどのドライバーがコースに飛び出していく。
今回も好調なインパル勢の3台は少し遅れてコースイン。中嶋企画の2台は更にその後からピットを後にしたが、 それでも開始から10分が経過した頃には全てのドライバーが走行を開始した
他のチームが44~45秒台で走り出したのに対し、インパルの3台は42~43秒台と走り出しからハイペース。松田の 1分42秒682がこの時点でのトップタイムだ。

残り24分を切ったところで#36アンドレ・ロッテラーがデグナーでコースアウト。
これにより赤旗が提示されてセッションが中断となった。
ニュータイヤを装着してアタックに出た矢先のことだった。
クルマはノーズを破損したが、ロッテラーに怪我はない模様。

午後3時10分に予選再開。残り時間は23分50秒だ。

ここから各ドライバーニュータイヤを装着して本格的なアタックに取り掛かる。
残り12分で#19本山哲が1分41秒864を出し、午後の最速タイムを記録すると、続いて#1ブノワ・ トレルイエが自身の午前のタイムを上回る、1分41秒962を出してくる。
更に松田はシケインでテールを流しながらも更にタイムを塗り替え、1分41秒391だ。

アタック合戦は残りは1分を切って最高潮に達した。
ここでトレルイエ、松田らが最後のアタックに入る。
#32小暮卓史も自己ベストを更新しながら最後のアタックを敢行、ここで1分41秒398を叩き出して一挙に2番手に飛び込んでくる。

トップの松田は41秒115と他を圧倒。
#31ロイック・デュバルは41秒805で4番手。トレルイエも遂に41秒台に入ってきたが、5番手にとどまった。

3番手に後退した本山は、最後の最後、チェッカーフラッグを受けながら41秒292を叩き出し、2番手を奪い返したが、 松田のタイムには届かなかった。

第2戦決勝は明日午後2時30分より43周で戦われる。
今回は、給油なしで走りきれる250kmのスプリント勝負だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
36大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1223'13.714
21オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE124.680
33ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE127.384
437石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE128.958
510塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1216.841
633関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1222.470
711伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1223.679
862嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1229.255
912マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1249.396
102中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C121'06.625
1116石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE121'31.870
-------- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 --------
-14安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE012 Laps
  • Fastest Lap: No.36 大嶋和也 TDP TOM'S F307 1'55.515 (4/12) 180.97km/h

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選総合結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
12松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'41.696
*1'41.115
1'41.115-206.75
219本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'41.768
*1'41.292
1'41.2920.177206.39
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'42.161
*1'41.398
1'41.3980.283206.17
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'42.796
*1'41.805
1'41.8050.690205.35
51ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'42.078
*1'41.962
1'41.9620.847205.03
633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'42.862
*1'42.117
1'42.1171.002204.72
755井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'43.583
*1'42.171
1'42.1711.056204.61
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'43.000
*1'42.361
1'42.3611.246204.23
920ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'42.871
*1'42.470
1'42.4701.355204.01
1056金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'42.935
*1'42.551
1'42.5511.436203.85
117片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'43.188
*1'42.573
1'42.5731.458203.81
1236アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J*1'42.590
1'44.510
1'42.5901.475203.77
1334横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'43.208
*1'42.794
1'42.7941.679203.37
1441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'43.732
*1'42.873
1'42.8731.758203.21
154ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'43.654
*1'42.888
1'42.8881.773203.18
1612佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'43.732
*1'43.086
1'43.0861.971202.79
178高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'43.708
*1'43.176
1'43.1762.061202.62
1840ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'43.654
*1'43.259
1'43.2592.144202.45
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'44.778
*1'43.523
1'43.5232.408201.94
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'44.129
*1'43.614
1'43.6142.499201.76
2137荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'44.133
*1'43.713
1'43.7132.598201.57
223柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'45.453
*1'43.963
1'43.9632.848201.08
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選2回目結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'41.115--206.75
219本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'41.2920.1770.177206.39
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'41.3980.2830.106206.17
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'41.8050.6900.407205.35
51ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'41.9620.8470.157205.03
633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8JR1'42.1171.0020.155204.72
755井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'42.1711.0560.054204.61
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'42.3611.2460.190204.23
920ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'42.4701.3550.109204.01
1056金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'42.5511.4360.081203.85
117片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'42.5731.4580.022203.81
1234横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'42.7941.6790.221203.37
1341ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'42.8731.7580.079203.21
144ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'42.8881.7730.015203.18
1512佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'43.0861.9710.198202.79
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'43.1762.0610.090202.62
1740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'43.2592.1440.083202.45
186吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'43.5232.4080.264201.94
195平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'43.6142.4990.091201.76
2037荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'43.7132.5980.099201.57
213柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'43.9632.8480.250201.08
2236アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'44.5103.3950.547200.03
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'48.1937.0783.683193.22
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿 予選1回目結果(訂正版)

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
 

P No Driver Team Engine Time Delay Gap km/h
1 2 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J R1'41.696 - - 205.58
2 19 本山 哲 Arabian Oasis IMPUL TOYOTA RV8J R1'41.768 0.072 0.072 205.42
3 1 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J R1'42.078 0.382 0.310 204.8
4 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'42.161 0.465 0.083 204.63
5 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'42.590 0.894 0.429 203.77
6 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'42.796 1.100 0.206 203.52
7 33 ロニー・クインタレッリ INGING TOYOTA RV8J 1'42.862 1.166 0.066 203.37
8 20 ミハエル・クルム Arabian Oasis IMPUL TOYOTA RV8J 1'42.871 1.175 0.009 203.24
9 56 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1'42.935 1.239 0.064 203.22
10 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1'43.000 1.304 0.065 203.09
11 7 片岡 龍也 Team LeMans TOYOTA RV8J 1'43.188 1.492 0.188 202.96
12 34 横溝 直輝 INGING TOYOTA RV8J 1'43.208 1.512 0.020 202.59
13 55 井出 有冶 ARTA HONDA HF386E 1'43.583 1.887 0.375 202.55
14 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'43.654 1.958 0.071 201.68
15 4 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ CARCHS KONDO TOYOTA RV8J 1'43.684 1.988 0.030 201.68
16 8 高木 虎之介 Team LeMans TOYOTA RV8J 1'43.708 2.012 0.024 201.58
17 41 ファビオ・カルボーン DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'43.732 2.036 0.024 201.53
18 12 佐々木 孝太 RECKLESS CERUMO HONDA HF386E 1'43.732 2.036 0.000 201.53
19 5 平中 克幸 SG 5ZIGEN HONDA HF386E 1'44.129 2.433 0.397 200.76
20 37 荒 聖治 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'44.133 2.437 0.004 200.75
21 6 吉本 大樹 SG 5ZIGEN HONDA HF386E 1'44.778 3.082 0.645 199.52
22 3 柳田 真孝 CARCHS KONDO TOYOTA RV8J 1'45.453 3.757 0.675 198.24

 

以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'48.809(192.13km/h)
シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
従来のコースレコード: 1'42.133

*2007年全日本選手権レースブルテンNo002-2007に基づき、T1で提示された黄旗により、下記ラップライムは採用しない。
No.2 1'41.691
No.55 1'42.716

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選1回目 松田と井出のベストタイムが無効に

4月14日午前中に行われた公式予選1回目において、 #2松田次生と#55井出有治の記録したベストタイムが採用されないこととなった。

これは当該ラップを走行中にT1で黄旗が提示されていたためで、 2007全日本選手権レースブルテンNo002-2007に基づく裁定。

これにより松田のベストタイムは1分41秒696、井出は1分43秒583がベストとされ、松田は依然としてトップのままだが、 井出は6番手から13番手に下げられることとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿公式予選 ストレイトがレコード更新で大嶋の連続ポールを阻止!

大嶋の4連続ポールならず。

全日本F3第4戦の公式予選は、直前の第3戦で#36大嶋和也の出したコースレコードを打ち破り、 1分54秒187を出した#3ロベルト・ストレイト(インギング)がポールポジションを獲得した。

f3_r04_q_streit 第3戦の予選から10分間のインターバルをおいて第4戦の公式予選が開始された。
序盤からタイムを出してきたのは#1オリバー・ジャービス。1分54秒575だ。
2番手に#11伊沢拓也、3番手には#12マルコ・アスマーが続く。

前戦ポールの大嶋は残り5分を目前にして54秒318を出してトップに立つが、その直後にストレイトが54秒187と、 第3戦で大嶋の更新したレコードをも上回るタイムを叩き出した。

残り時間4分で#10塚越広大が1分55秒031で4番手。直後に#37石浦宏明が54秒339と、 ジャービスを上回って3番手に上がってきた。
これで塚越は5番手に。富士に続いてホンダ勢は精彩を欠く。

大嶋はポールを奪還しようと最後のアタックに取り掛かったが、残り1分を切ったところで痛恨のコースアウトを喫して万事休す。
場所は2コーナーの立ち上がりだった。ジャービス、#16石川資章らもセッション終盤同じ場所でグラベルの餌食となった。

ここでチェッカー。
ストレイトの今季初ポールが確定し、大嶋の連続ポールは3でストップした。

第4戦の決勝は明日午前8時45分より17周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦公式予選 大嶋が3連続ポールを達成!

全日本F3選手権第3戦の公式予選は、前回優勝の#36大嶋和也(TDPトムス)が1分54秒235とコースレコードを更新し、 開幕以来3戦連続でポールポジションを獲得した。

f3_r03_q_ohshima フォーミュラニッポンの予選1回目に続いて午前11時15分にF3第3戦の公式予選が始まった。
こちらもコースインは遅めで、セッション半ばを過ぎたあたりからタイムが出始める。
最初にトップに立ったのは#3ロベルト・ストレイト。
以下、#12マルコ・アスマー、#62嵯峨宏紀、#14安田裕信と続く。

残り5分を目前にして大嶋が54秒898を出し、ここでトップに躍り出ると。2番手に#1オリバー・ジャービス、 3番手に#37石浦宏明と、相次いでトムス勢が上位に上がってきた。
4番手はルーキーの#33関口雄飛だ。

ストレイトは残り2分で54秒537を出してトップを奪い返すが、 大嶋も残り1分を切ったところで54秒450を出してトップを奪い返し、更にチェッカー直後には54秒235までタイムを縮めて、 開幕以来3戦連続のポールポジションを獲得して見せた。
2番手にストレイト、3番手にはジャービスがつけ、チェッカー直前にタイムアップに成功した#10塚越広大が4番手につけた。

第3戦決勝は今日午後4時より、12周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿予選結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
13ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GER1'54.187--183.08
236大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'54.3180.1310.131182.87
337石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE1'54.3390.1520.021182.84
41オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'54.5750.3880.236182.46
510塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'54.9440.7570.369181.87
612マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.3871.2000.443181.17
714安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.4161.2290.029181.13
833関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'55.5481.3610.132180.92
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'55.7411.5540.193180.62
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'56.2502.0630.509179.83
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'05.70911.5224.890166.30
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204Cabsense---
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GEdeleted---
  • 'R'マークはコースレコード / 従来のコースレコード: 1'54.235
  • No.2 全日本フォーミュラ3選手権統一規則第24条8.により、11番グリッドからの決勝レース出場を認めた。
  • No.16 国際モータースポーツ競技規則H項違反(黄旗区間の中の減速行為違反)により予選タイムを抹消した。
  • No.16 全日本フォーミュラ3選手権統一規則第24条8.により、最後尾グリッドからの決勝レース出場を認めた。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選1回目 暫定ポールは松田。コースレコードを自ら更新!

2007全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選1回目は、#2松田次生(モバイルキャスト・ チームインパル)が自身の持つコースレコードを更新する1分41秒691で暫定ポールを獲得した。

fn_r02_r1_matsuda

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公式予選1回目は午前10時15分に開始された。
前夜に降った雨のため、公式予選日の朝を迎えても路面は所々濡れており、 フォーミュラニッポンに先立って行われたJSB1000の予選ではウェット宣言が出ていたが、 2輪の予選が行われている間に次第に乾いてきたようだ。

それでもベストコンディションには程遠いため、各ドライバーともコースオープンになってもなかなか走り出そうとはしない。
ようやく#40ビヨン・ビルドハイムがコースインしたときには既に開始から10分が経過していた。
続いて#7片岡龍也もピットアウト。
#37荒聖二、#3柳田真孝らも続く。
この時点でのベストタイムは片岡の1分43秒659。
直後にスプーン立ち上がりで荒がスピン。クルマはイン側に巻き込むが、荒はバリアすれすれで踏みとどまってコースに復帰した。

残り時間22分で#20ミハエル・クルムが1分42秒871。
昨日の合同テストで本山の出したベストタイム1分42秒963を上回り、ここでトップに立った。この時点でタイム計測がされたのは9台。
#20-#7-#8-#4-#41-#40-#37-#12-#3の順だ。

残りのドライバー全てがコースに入り、1セット目のアタックに取り掛かった頃には、残り時間は20分を切っていた。

残り17分、#2松田次生が1分41秒696と、自身の持つコースレコードを更新。
続いて#19本山哲が1分41秒802で2番手につける。
チームメイトのチャンピオン、#1ブノワ・トレルイエはアタック中のヘアピンで遅い車に引っかかって6番手タイム。

残り13分、クインタレッリが42秒862で3番手に。
このあたりで各ドライバー相次いでピットイン。

残り時間が7分を切ったところでトレルイエが先陣を切って2セット目を投入。
これを合図にビルドハイム、荒、カルボーン、佐々木、吉本、平中、オリベイラ、高木、片岡、井出、と相次いでコースイン。

しかし松田、本山、ロッテラー、クインタレッリの上位4台は未だ待機中。

残り4分を切ったところで漸く本山コースイン。
続いて残り3分で松田がコースイン。ロッテラー、クインタレッリも最後のアタックに出て行く。
その直後、トレルイエがトラフィックに引っかかりながらも42秒078を出して3番手に上がってきた。

満を持して2セット目のアタックに取り掛かった松田は、 アタック開始直後の2コーナー立ち上がりでコースアウトから復帰してきたクインタレッリに出くわしてタイムをロスするが、 それでも41秒691を叩き出してレコードを更新して見せた。
2番手にはこちらも残り1分を切ったところで41秒768を叩き出した本山。
3位にはトレルイエ、4番手には最後の最後に#32小暮卓史が42秒161を叩き出して上がってきた。

公式予選2回目は今日午後2時40分より、同じく45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦鈴鹿予選結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'54.235--183.00
23ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GER1'54.5370.3020.302182.52
31オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'54.9140.6790.377181.92
410塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'55.1580.9230.244181.53
514安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.7441.5090.586180.62
637石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE1'55.8091.5740.065180.51
712マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.9561.7210.147180.29
833関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'56.0401.8050.084180.16
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'56.0431.8080.003180.15
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'56.7862.5510.743179.00
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1'58.6564.4211.870176.18
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE2'01.4587.2232.802172.12
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.01811.7834.560165.89
  • 'R'マークはコースレコード / 従来のコースレコード: 1'54.790

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選1回目結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'41.691--205.58
219本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'41.7680.0770.077205.42
31ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.0780.3870.310204.80
432小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'42.1610.4700.083204.63
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'42.5900.8990.429203.77
655井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'42.7161.0250.126203.52
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'42.7961.1050.080203.37
833ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'42.8621.1710.066203.24
920ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'42.8711.1800.009203.22
1056金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'42.9351.2440.064203.09
1111立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'43.0001.3090.065202.96
127片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'43.1881.4970.188202.59
1334横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'43.2081.5170.020202.55
144ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'43.6541.9630.446201.68
1540ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'43.6541.9630.000201.68
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'43.7082.0170.054201.58
1712佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'43.7322.0410.024201.53
1841ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'43.7322.0410.000201.53
195平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'44.1292.4380.397200.76
2037荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'44.1332.4420.004200.75
216吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'44.7783.0870.645199.52
223柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'45.4533.7620.675198.24
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'48.8097.1183.356192.13
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'42.133

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 NSX-GTが1-2フィニッシュで開幕戦の雪辱を果たす (HONDA)

ARTA NSX(伊藤大輔/R.ファーマン組)が優勝。Honda NSX-GTが1-2フィニッシュで開幕戦の雪辱を果たす

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第2戦 岡山国際サーキット 2007年4月8日(日)・決勝会場:岡山国際サーキット(3.703km) 天候:予選/曇り 決勝/晴れのち曇り気温:16℃(14:00現在) 路面温度:23℃(14:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ドライ観客数:3万5000人(主催者発表)

 4月8日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて、2007 オートバックス SUPER GT第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

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 開幕戦鈴鹿ラウンドにおいて、予選からライバルを圧倒する走りを見せながら、レース終盤に勝利を逃したHonda NSX-GT勢は、リベンジを誓って岡山ラウンドに挑んだ。

 4月7日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは開幕戦に続き、予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに全車5台が出場した。スーパーラップにおいて、昨年の岡山ラウンド覇者である#18道上 龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が1分22秒881を記録し、ポールポジションを獲得した。TAKATA童夢NSXは2年連続で岡山ラウンドのポールポジションを獲得。NSX-GTにとって、今シーズン開幕から2戦連続のポールポジション獲得となった。

 予選2番手には#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)が続き、4番手に#32ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、5番手に#100ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)、#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)は7番グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

 8日(日)の決勝日は、昨日に続く曇り空となり気温16℃、路面温度23℃と肌寒く、1コーナーから最終コーナーに向かって強めの風が吹くコンディションとなった。総勢41台(GT500クラス計16台)のマシンは、14時00分にフォーメーションラップを開始し、82周=303.646kmのローリング・スタートが切られた。

 スタート直後の1コーナーで、ポールポジションからスタートした#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が、#1宝山TOM'S SC430に右リアを追突されたためにスピンを喫し、グラベルに突っ込む。すぐに復帰したものの、GT500クラス最後尾からの追い上げを強いられることとなった。そのアクシデントの影響で#17 REAL NSXの金石勝智選手もスピンを喫している。

 代わってトップに立った#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手がハイペースな走りで逃げきりを図り、7周目時点で2位との差を4秒857に広げた。この時点のNSX-GT勢は、3位に#100 RAYBRIG NSXのD.シュワガー選手、5位に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、14位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が浮上、15位に金石勝智選手が続く展開となる。

 10周目、序盤で#18 TAKATA童夢NSXに追突した#1宝山TOM'S SC430にドライブスルー・ペナルティの裁定が下されたため、D.シュワガー選手が2位に浮上する。その後、トップを走行するR.ファーマン選手のマシンがアンダーステア傾向になったために、ラップタイムが伸びず、2位との差が23周目に1秒129まで縮まったが、粘り強い走りで再び4秒弱まで間隔を広げた。続く2位の#100 RAYBRIG NSXは、3位の#22 MOTUL AUTECH Z、4位の#32 EPSON NSXが接近しながら争う。最後尾からの追い上げとなった#18 TAKATA童夢NSXは、ポジションアップに苦しみながらも11位に浮上、#17 REAL NSXが12位を走行する。

 30周終了時から各車がドライバー交代のピットインを始め、#18 TAKATA童夢NSXと#17 REAL NSXが早めのピットインを敢行した。トップの#8 ARTA NSXは34周終了時にピットイン。リアタイヤのみの交換を行い、32秒のピット作業で伊藤大輔選手にドライバー交代を行った。

 GT500クラスの全車がピットインを終えた38周目時点で、NSX-GT勢はトップに#8 ARTA NSXの伊藤選手、約8秒後方の2位に#100 RAYBRIG NSXの細川慎弥選手が走行、3位に#32 EPSON NSXのF.カルボーン選手が浮上し、1-2-3態勢を築いた。

 レース中盤を過ぎ、細川選手とF.カルボーン選手が3位と4位に後退するものの、トップを走る伊藤選手は、2位との約10秒の間隔を守りながら快走を続けた。

 TAKATA童夢NSXの小暮卓史選手は、ミッショントラブルに苦労しながらも7位に浮上。細川選手も78周目に2位のポジションを奪い返し、NSX-GTが1-2態勢で82周のチェッカーフラッグを受けた。この結果、#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)が優勝し、前戦の鈴鹿ラウンドで最終ラップに勝利を失った雪辱を果した。

 2位に#100ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)、4位に#32ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、7位に#18道上 龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)、#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)は10位でレースを終えた。

白井 裕 Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー

 「開幕戦鈴鹿の雪辱を果たせて大変ホッとしています。今回の結果は、ここ2週間のエンジニアメカニックの皆さんによるハードワークのたまものだと思っております。スタート直後に起きたTAKATA童夢NSXのアクシデントは非常に残念でしたが、終始NSX-GT 勢がレースの主導権を握ることができたことに満足しております。次戦の富士は、今まで苦手だった高速コースですが、今年のマシンはその弱点を克服しており、ライバルたちと最高速でも真っ向勝負ができます。是非とも、富士でも勝利を挙げて、NSX-GTが持つポテンシャルの高さを皆様にお見せしたいと思っております。さらに、シーズンを見据えたチャンピオンシップ争いでも、攻めの姿勢で戦っていきたいと思いますので応援をよろしくお願いいたします」

伊藤大輔選手 #8 ARTA NSX(優勝)

 「前戦の悔しさを胸に岡山ラウンドに来ました。このサーキットはNSXとの相性がいいですが、18号車も好調だったのでポールポジション獲得は簡単なことではないと思っていました。決勝レースは、18号車と1号車のアクシデントがありましたが、ラルフ(・ファーマン)が落ち着いたラインを走行してトップに浮上してくれました。ラルフからトップでバトンを受けたあと、マシンのアンダーステアが強く、リズムをつかむのに苦労しました。後方で100号車と22号車がバトルをしていると無線で聞いたので、ここがプッシュする場面だと感じて、1分27秒台で走り続けた結果、2位との差を15秒まで広げることができたのだと思います。ラスト2周あたりで、前戦の思い出がよみがえってきて、ラストラップの最終コーナーを立ち上がるまでドキドキしてしまいました。今回の勝利で、NSXの強さを形にすることができ、今までやってきたことを改めてファンやHondaの皆さんに証明できてうれしく思います」

ラルフ・ファーマン選手 #8 ARTA NSX(優勝)

 「スタートはとてもよかった。最初の6~7周は、マシンが完ぺきだったのですが、GT300クラスが周回遅れとなり始めた10周目あたりから、マシンのバランスが悪くなってしまいました。急にアンダーステアが強くなり、まるでパンクしているような状態になりました。でも、25周あたりからマシンの調子が回復してきて安心しました。ピットインのタイミングも作戦通りで、うまくダイスケに渡すことができました。ダイスケは後半をアンダーステアと闘ったようで大変だったと思います。今回は絶対に優勝しようと誓っていたので、本当にうれしいです。次戦の富士は、ウエイトを積むことになりますが、着実にポイント圏内を走行してチャンスをねらっていきたいと思います」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝 MOTUL AUTECH Z、殊勲の3位表彰台 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH Z」、殊勲の3位表彰台

 4月8日、岡山国際サーキット(1周3.703km)でSUPER GT第2戦の決勝レースが行われ、予選6位からスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22、ミハエル・クルム/松田次生組)が3位に入賞した。これによって、フェアレディZ GT500は開幕戦に続き、2戦連続表彰台フィニッシュとなった。

 35,000人の観衆が見守る中、午後2時過ぎに82周300kmの決勝レースのスタートが切られた。6番グリッドからレースをスタートした#22 Zのミハエル・クルムは、オープニングラップの第1コーナーで起きた接触アクシデントで自車も後ろから軽くプッシュされるものの、姿勢を保って5位をキープ。その後2周目には4位となり、さらに先行車の背後を脅かした。そして、上位車が違反行為でドライブスルーペナルティを受けたため3位に浮上。首位の#8 NSXを追い、速いペースで周回を重ねた。33周目でピットインし、松田次生にドライバー交代。NSX勢は後輪のみの交換でピットアウトするためロスタイムが少なく、各車がピットインを終えた時に松田は4位となっていた。しかし、松田は果敢に先行車を攻 め続け、50周目には#32 NSXを、57周目には#100 NSXを捉えて2位となった。

 その時点で首位の#8 NSXとの差は10秒以上あったが、松田は逆転を狙ってペースアップ。約8秒差まで詰めたところで、GT500の周回遅れに追いついてしまう。これらの処理のためタイムをロスし、さらにブレーキング時に前車のイン側についたにも関わらずノーズをかぶせられたためパニックブレーキで避け、僅かながらコースアウト。その隙に後続車に先行を許し、3位でチェッカーフラッグを受けた。

 予選10位からレースをスタートした#23 Zも本山哲が好スタートを切り、1周目には早くも6位に浮上した。その後5位に上がって安定的に速いラップタイムを刻んだが20周目に突然スローダウン。エンジンが停止し再始動できなかったため、リタイヤとなった。2006年モデルのフェアレディZ GT500で出場した「カルソニック インパルZ」(#12、ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は星野がスタートを担当した。彼は序盤に前後のマシンと激しいポジション争いを展開し、予選12位から9位にまで順位を押し上げて交代。後半を受け持ったトレルイエも力強い走りを見せ、8位でレースを終えた。

 その他、「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3、セバスチャン・フィリップ/柳田真孝組)は13位、「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治組)は15位で完走した。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 500はレクサスが5位、300はMR-Sが優勝 (TOYOTA)

SUPER GT 第2戦 OKAYAMA GT 300km RACE
レクサスSC430 1号車が5位
GT300クラスではTDP若手コンビの大嶋和也/石浦宏明組トヨタMR-Sが初勝利!

SUPER GT第2戦で5位に入ったレクサスSC430
(No.1 宝山 TOM’S SC430)

 2007年SUPER GTの第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月7日(土)、8日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 昨年、シリーズチャンピオンを獲得したレクサスSC430は、今季も開幕戦鈴鹿で劇的な逆転勝利を果たし、第2戦岡山でも好結果に期待が高まった。今大会にはフルグリッド42台の決勝出走枠にGT500クラス16台、GT300クラス27台の総勢43台がエントリーし、1台が予選落ちをするということとなった。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスには2台のトヨタMR‐Sと1台のトヨタセリカが参加した。

◆予選◆

 7日(土)の公式予選は午前10時25分から1回目セッションがスタート。天候は曇天で路面はドライだが、黄砂の影響もあって埃っぽいコンディション。SC430勢は、ディフェンディングチャンピオンの宝山TOM’S SC430 1号車が4番手、開幕戦優勝で50kgのウエイトを積むZENTセルモSC430 38号車が健闘して9番手、Forum Eng. SC430 6号車が10番手でスーパーラップに進出した。

 午後2時30分から各クラス15分間の2回目セッションが行われた後、午後3時5分に開始されたスーパーラップでは、1号車が見事なアタックを決めて3番手グリッドを獲得。38号車も8番手、6号車が9番手とそれぞれポジションを上げ、順調な仕上がりをアピールした。また、GT300クラスではTOYSTORY Racing apr MR-S 101号車が僅差の2番手につけ、同クラスの最前列グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 8日(日)は早朝に晴れ間が見えたものの、雲に覆われ、肌寒いコンディション。人気のワンメイクレース、ネッツカップヴィッツ関西シリーズ第1戦などのサポートイベントに続いて、ほぼ定刻の午後2時3分に82周の決勝レースのスタートが切られた。

 3番手スタートを切った1号車は、ローリングスタート直後の1コーナーでポールポジションのNSXと接触を喫するものの2位に浮上。しかし、10周目終了時に、この接触に対するペナルティを課せられ、一時は13位まで後退を余儀なくされてしまった。しかし、1号車はそこから猛然とハイペースでの追い上げを開始。中盤のピット作業が一巡した40周過ぎには、5位までポジションを戻すことに成功。その後も上位陣との差を詰めて行ったが、5位でチェッカーを受けた。

 また、予選11番手スタートとなった25号車も健闘し、6位でフィニッシュ。35号車も9位で入賞を果たした。  一方、GT300クラスでは、クラス2番手グリッドからスタートを切った101号車が快走を見せ、トップを行く紫電を54周目の1コーナーで見事にパス。その後は間隔を拡げながら逃げ切ってトップでチェッカー。TDPの支援を受けトムスから全日本F3に参戦している大嶋和也/石浦宏明の若手コンビが、 GT初優勝を飾った。

宝山 TOM’S SC430  1号車 ドライバー 脇阪寿一のコメント:

 スタートでペナルティを受けてしまったことは、残念だが仕方がない。しかし、レース中は思ったよりも良いペースを保つことが出来、2007年モデルレクサスSC430の熟成が進んでいるという手応えを感じた。次戦の富士ラウンドでは今日の雪辱を晴らすべく、気を引き締めて挑む。

宝山 TOM’S SC430  1号車 ドライバー A.ロッテラーのコメント:

 フォーメーションラップで思うようにフロントタイヤを暖めることが出来ず、1コーナーの進入でタイヤをロックさせてしまった。不満の残る結果となってしまったが、レクサスSC430の仕上がりは良いので、次戦以降では勝利を目指してアタックし、巻き返しを図りたい。

TOY STORY Racing apr MR-S 101号車 ドライバー 大嶋和也のコメント:

 開幕戦ではトラブルに見舞われ、勝てそうなレースで3位に終わってしまった。今回はレースカーも完璧に仕上げてもらい、石浦宏明選手との新しいコンビで初優勝を飾ることが出来嬉しい。来週鈴鹿で第2大会が行われる全日本F3にもこの勢いを活かして臨みたい。

TOY STORY Racing apr MR-S 101号車 ドライバー 石浦宏明のコメント:

 予想以上に低温のコンディションとなったが、タイヤが上手くマッチし、いいアベレージを保つことが出来た。初優勝を飾れたことにとても満足している。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:

 ペナルティやミスがあって苦しいレースだったが、レースでの調子は決して悪くないので、気持ちを切り替え、ホームサーキットの次戦富士に臨みたい。一方で、GT300クラスの大嶋/石浦のTDP若手コンビによる、前戦の雪辱を晴らしての優勝は立派だった。今後の更なる活躍を期待したい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 #8ARTA NSX

ラルフ・ファーマン
スタートはすごくよかったです。そして1コーナーでロッテラーのフロントから白煙が出ているのを見て、「危ないな」と思った瞬間に、 18号車と接触していました。彼らには残念な結果になったと思います。それで1コーナーからレースをリードすることになりましたが、 クルマは最初の6、7周は完璧な状態でしたが、300に追いつき始めてからバランスが崩れ、アンダーステアになりました。 まるでパンクでもしてるようなフィーリングでした。でも最後の10周くらいからまたバランスがよくなりました。そして作戦通り、 100号車の1周後でピットストップを行いました。
ダイスケは僕以上にひどいアンダーステアで走っていたと思うので本当にハードなレースを戦ったと思います。
前回ああいう残念な結果になったので、今回は絶対に優勝しなければ、と思って走っていました。
今日のレースでわかったようにニッサンも速くなってきているので、 僕らもシーズンを通して負けないようにクルマを速くしていかないといけませんね。最初の目標はアンダーステアの解消です。

伊藤大輔
前回のレースではものすごく悔しい思いをしたので、何としても勝たなければ、という気持ちで岡山に来たんですけど、 ここはNSXとは相性のいいコースですが、18号車がポールを取ったことで簡単に勝てるレースじゃない名とは思っていました。 スタートで接触した2台にとっては残念な結果になりましたけど、僕らにとってはある意味ラッキーだったなと。 鈴鹿で悔しい思いをした分がここで返ってきたのかなと。1コーナーでの鍔迫り合いを僕も緊張しながら見ていたんですけど、 ラルフがうまいライン取りでクロスをかけていい判断でトップに立ってくれました。それほど充分なリードではないなとは思いつつも、 トップのままでピットに戻ってきてくれたので、何とか最後までトップでいなくちゃ、という気持ちで交代したんですけど、ラルフの言うように、 タイヤ2本交換なのでかなりアンダーステアが強い状態が続いていてリズムをつかむのに数周かかったんですけど、なんとか集中して走りました。
後ろから22号車が速いペースで追いかけてきましたが、100号車とバトルになったと無線で聞いた瞬間に「ここがプッシュのしどころだ」 と思って頑張ってプッシュたのがよかったのかなと。
最後の5周はどうしても鈴鹿のことを思い出してしまうんですけど、クルマを信頼しなければ、と毎周言いきかせながら走りました。
NSXが速いということは分かってもらってたと思うんですけど、それを結果に結びつけることができた、 ということで今回は喜ばしいことだと思っています。


GT300クラス優勝 #101トイストーリーapr MR-S

大嶋和也
前回も勝てそうな感じだったんですが、トラブルで3位に終わってしまって、今回もチームが
完璧なクルマを作ってくれて、僕らも最後まで走ることができて、その結果優勝できた、ということです。すごい満足しています。
ここで優勝できたのはすごい有利だと思うので、次も確実にポイントを取って、チャンピオンを獲りにいきたいなと思っています。

石浦宏明
予選とスタートを僕が担当する、というプログラムがあったんですけど、二人で相談して、経験の面からも、 大嶋が予選とスタートをやるほうが結果が出るんじゃないか、ということになりました。タイヤなんかも二人で話し合って決めていきました。
その結果、スピードという面では僕らのクルマが決して一番速かったわけではないと思いますけど、ピットストップを真ん中で切って、 僕らのアベレージが速かったので、クルマの良さを引き出せたのだと思います。
ミシュランタイヤは今日のコンディションでは抜群でした。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2007/04/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
150018ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS822:01'14.759
25002100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS8215.186
3500322MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS8222.149
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL8229.361
55005*1宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS8231.596
6500625ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋武士
織戸 学
YH821'00.300
7500718TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS821'00.663
8500812カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS821'00.970
9500935BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL811Lap
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS811Lap
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS811Lap
125001239デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS811Lap
13500133YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS811Lap
1450014*6Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS811Lap
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH811Lap
163001101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI775Laps
1730022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH775Laps
18300326ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH775Laps
19300487マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井保孝
余郷 敦
YH766Laps
203005*110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤琢弥
光貞 秀俊
YH766Laps
21300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL766Laps
223007*13エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH766Laps
23300862WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH766Laps
24300931apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI766Laps
253001033HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK766Laps
26300115クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH766Laps
27300127RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH766Laps
283001377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL757Laps
293001447宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL757Laps
303001555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH757Laps
313001611TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH757Laps
323001743ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI757Laps
3330018333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH748Laps
3430019*19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH739Laps
353002070ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
小泉洋史
YH7210Laps
363002166トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH7210Laps
37300224EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH7111Laps
38300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL5329Laps
---- 以上規定周回完走(GT500: 57Laps / GT300: 53Laps) ----
-300-666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH4735Laps
-500-23XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1963Laps
-300-88アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH1963Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.8 ARTA NSX ラルフ・ファーマン 1'24.388 (3/82) 157.970km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.2 プリヴェKENZOアセット・紫電 加藤寛規 1'31.955 (2/77) 144.971km/h
  • CarNo.1,13は、2007 SUPER GT SpR 第3章 第29条 14.a.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.6は、2007 SUPER GT SpR 第3章 第28条 15.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.19,110は、2007 SUPER GT SpR 第3章 第34条 11.(タイヤ平置き未状態)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝 PP道上にまさかの悪夢!勝ったのはARTA NSX!!

2007スーパーGT第2戦、岡山GT300kmレースは、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ ファーマン組)がスタート直後の混乱を切り抜けてトップに立ち、最後は2位に15秒以上の差をつけて82周の戦いを制し、見事開幕戦の雪辱を果たした。
GT300クラスは#101トイストーリーapr MR-S(大嶋和也/石浦宏明組)が優勝。大嶋、石浦の若手コンビにとってはこれがGT初勝利となった。
(天候:曇り  コース:ドライ  観客動員数:35,000人)

gt_r02_r_start500 gt_r02_r_start300

第2戦の決勝は午後2時にフォーメーションラップがスタートした。
ポールシッターの#18TAKATA童夢NSXを駆る道上龍がトップを守って1コーナーに入っていったが、後方から一気にジャンプアップを目論み、激しいブレーキングとともにインに飛び込んできた#1宝山トムスSC430のアンドレ・ロッテラーが勢いあまって道上の右リヤをヒットしてしまう。道上は堪らずスピンアウト、なんとクラス最後尾でコースに復帰することになってしまった。
その後方では3台併走状態で1コーナーに入っていった#17リアルNSXも行き場をなくして大きく順位を落とした。

2番手スタートだったARTA NSXのスタートを担当したラルフ・ファーマンはこのアクシデントを間一髪で切り抜けてトップに立つ。
2番手には#1ロッテラー、3番手には#100レイブリックNSXのドミニク・シュワガーがつけた。

しかし道上と接触したロッテラーに対して、11周目にドライブスルーのペナルティが下された上、12周目には接触により破損した左フロントフェンダーとサイドステップの修復のためにオレンジディスクが提示され、トムスSCはここで最後尾近くまで順位を落とすことになる。

gt_r02_r_arta_nsx  トップのファーマンは着実に2位以下との差を広げていき、35周終わりでピットイン、伊藤大輔にステアリングを委ねた。 ピット作業は給油とリヤタイヤのみ2本交換というNSX勢ではおなじみの作戦だ。
全車がルーティンストップを終えた時点での後続との差は8秒以上に開いた。

その後方では、#100レイブリックNSXの細川慎弥と#32EPSON NSXのファビオ・ カルボーンによる熾烈な2位争いが始まっており、更には松田次生の駆る、4位の#22モチュールオーテックZも追いついてきた。
松田は1コーナー、ヘアピン、ダブルヘアピンと、至る所で積極的に並びかけていくが、駆るボーンも一歩も引かず、この2台のバトルは10周にわたって繰り広げられた。
結局松田は51周目のダブルヘアピン一つ目でうまくクロスラインを使って駆るボーンを攻略するが、その間に2位細川との差は4秒以上に開いていた。

しかしラップタイムでは松田が細川を1秒近く上回っており、57周目のヘアピンで遂に細川のインを突いた松田が2位に浮上してトップの伊藤大輔との差をも縮めにかかる。

アンダーステアに苦しみながらも2位との差をキープしていた伊藤はここからペースを上げ、2台の差は一進一退を繰り返す。
ところが77周目のヘアピンで、周回遅れをかわそうとした松田が痛恨のオーバーラン。
これで万事休す。トップの伊藤はその後も2位以下に付け入る隙を与えずに82周を走りきり、ファイナルラップに泣いた前戦鈴鹿の雪辱を見事果たした。

一方、松田は細川にも抜き返され、3位に後退してこのレースを終えた。

gt_r02_r_apr_mrs GT300クラスは、ポールから飛び出した#2プリヴェKENZOアセット・紫電が快調に2位以下を引き離しにかかる。
その一方で、3位を走行していた#62ウィルコムADVANヴィーマックが15周目に#13エンドレスアドバンZと接触してコースアウト。 62号車は大きく後退し、13号車にはドライブスルーペナルティが課せられた。
続いてクラス4位を走行していた#43ARTAガライヤが16周目のアトウッドでスピンアウト。
更にその後ろにつけていた#88アクティオ ムルシエRG-1が22周目の最終コーナーで飛び出してバリアに突っ込むなど、次々に上位陣が脱落していく。

紫電のスタートを担当する加藤寛規は一度もトップを譲らずに49周を走りきったところでピットイン。 後を引き継いだ高橋一穂がピットアウトした時点で、2位の#101トイストーリーMR-Sは9秒後方にいた。しかし、冷えたタイヤにてこずる高橋との差を#101石浦宏明が一気に詰め、次の周の1コーナーで一気に抜き去ってトップに躍り出た。
石浦はその後も懸命に追いすがる高橋に付け入る隙を全く与えず、GTデビュー2戦目にして見事に初優勝を挙げてみせた。同時にこれは、昨年梁山泊MR-SでGTデビューした僚友大嶋和也にとっても待望の初勝利となった。

次戦は富士スピードウェイでの500km耐久レース。5月4日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山スターティンググリッド

■GT500 Class

 1
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS
*1'22.881

 2
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS 10
*1'23.183

 3
1 宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS +1
*1'23.294

 4
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / ファビオ・カルボーン
DL +25
*1'23.641

 5
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*ドミニク・シュワガー / 細川 慎弥
BS
*1'23.645

 6
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 松田 次生
BS
*1'23.831

 7
17 REAL NSX
HONDA NSX
*金石 勝智 / 金石 年弘
BS
*1'23.842

 8
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS 50
*1'24.244

 9
6 Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也 / *ビヨン・ビルドハイム
BS 10
*1'24.395

10
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*本山 哲 / リチャード・ライアン
BS 30
*1'29.564

11
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *織戸 学
YH +1
1'24.428

12
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ / *星野 一樹
BS
1'24.447

13
39 デンソー サード SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平中 克幸
BS
1'24.669

14
3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*セバスチャン・フィリップ / 柳田 真孝
BS
1'24.866

15
35 BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL +1
1'26.007

16
24 WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
1'26.763



■GT300 Class

 1
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH 20
*1'30.401

 2
101 TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 石浦 宏明
MI 15
*1'30.631

 3
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH
*1'30.769

 4
43 ARTA Garaiya
Garaiya
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*1'30.977

 5
13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH 40
*1'30.978

 6
88 アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
*マルコ・アピチェラ / 山西 康司
YH 5
*1'31.048

 7
4 EBBRO 350R
VEMAC RD350R
*田中 哲也 / 山崎 信介
YH +1
*1'31.235

 8
46 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
*佐々木 孝太 / 横溝 直輝
DL
*1'31.305

 9
26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 谷口 信輝
YH
*1'31.515

10
87 マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
*檜井 保孝 / 余郷 敦
YH
*1'32.100

11
31 apr MR-S
TOYOTA MR-S
*峰尾 恭輔 / 坂本 祐也
MI +1
1'31.336

12
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*飯田 章 / 関口 雄飛
YH +1
1'31.395

13
110 GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
*黒澤 琢弥 / 光貞 秀俊
YH
1'31.483

14
7 RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼
YH
1'31.708

15
11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸 / *松田 秀士
YH +1
1'31.827

16
77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
*山野 哲也 / 青木 孝行
DL
1'31.902

17
5 クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 竹内 浩典
KH +1
1'31.956

18
33 HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
*木下 みつひろ / 坂本 祐也
HK
1'32.235

19
47 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一 / *密山 祥吾
DL +1
1'32.529

20
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*池田 大祐 / 番場 琢
YH +1
1'32.621

21
9 LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / Guts 城内
DL
1'32.778

22
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH +1
1'33.473

23
333 Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄 / *井上 貴志
YH
1'33.727

24
70 ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS
PORSCHE 996GT3RS
*石橋 義三 / 小泉 洋史
YH
1'34.184

25
66 トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
*古谷 直広 / 栗原 宗之
YH
1'37.669



  • ドライバー名の'*'印はスタートドライバー
  • タイムの'*'印はスーパーラップで記録されたもの

SUPER GT

SGT:第2戦岡山フリー走行結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2007/04/08) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
150018ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS101'24.851--157.108
2500232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL+251'25.390 0.539 0.539156.117
3500318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'25.735 0.884 0.345155.488
4500417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS1'25.761 0.910 0.026155.441
550051宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS+11'25.800 0.949 0.039155.371
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'25.813 0.962 0.013155.347
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'26.104 1.253 0.291154.822
8500839デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'26.294 1.443 0.190154.481
9500935BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'26.401 1.550 0.107154.290
105001023XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS301'26.576 1.725 0.175153.978
115001125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH+11'26.657 1.806 0.081153.834
125001212カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'26.707 1.856 0.050153.745
13500136Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS101'26.998 2.147 0.291153.231
145001438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS501'27.035 2.184 0.037153.166
15500153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'27.303 2.452 0.268152.696
165001624WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'27.901 3.050 0.598151.657
17300162WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH1'32.271 7.420 4.370144.474
18300243ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI1'32.512 7.661 0.241144.098
1930032プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'32.570 7.719 0.058144.008
2030044EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH+11'32.599 7.748 0.029143.963
21300526ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH1'32.674 7.823 0.075143.846
223006101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI151'32.907 8.056 0.233143.485
23300787マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井保孝
余郷 敦
YH1'32.987 8.136 0.080143.362
243008110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤琢弥
光貞 秀俊
YH1'33.022 8.171 0.035143.308
25300988アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH51'33.035 8.184 0.013143.288
263001046宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL1'33.202 8.351 0.167143.031
27300117RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH1'33.338 8.487 0.136142.823
283001219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH+11'33.464 8.613 0.126142.630
293001355DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+11'33.517 8.666 0.053142.549
30300145クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH+11'33.665 8.814 0.148142.324
313001513エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH401'33.802 8.951 0.137142.116
323001631apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI+11'34.103 9.252 0.301141.662
333001733HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK1'34.149 9.298 0.046141.593
343001877クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL1'34.158 9.307 0.009141.579
353001911TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH+11'34.483 9.632 0.325141.092
363002047宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL+11'34.94610.095 0.463140.404
3730021333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH1'35.33310.482 0.387139.834
3830022666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+11'35.53810.687 0.205139.534
39300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL1'36.02411.173 0.486138.828
403002470ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
小泉洋史
YH1'36.03111.180 0.007138.818
413002566トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH1'37.04512.194 1.014137.367
423002667トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YH1'37.11612.265 0.071137.267

SUPER GT

SGT:第2戦岡山フリー走行 ここでもNSXが他を圧倒。トップタイムはARTA

2007スーパーGT第2戦、岡山GT300kmの決勝前フリー走行は#8ARTA NSXが1分24秒852でトップタイム。 2位3位もNSXが占め、ここでもまたその速さを見せつける結果となった。

GT300クラストップは#62ウィルコムアドバンヴィーマックで、タイムは1分32秒271だった。

gt_r02_f_arta gt_r02_f_willcom

昨日垂れ込めていた分厚い雲も晴れ、決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝から絶好のレース日和となった。

スーパーGTのフリー走行は、サポートレースをひとつ消化した後、午前9時25分より30分間で行われた。

最初にトップタイムを記録したのは#17リアルNSXで1分25秒760。すぐに#8ARTA、#32EPSONらがそれを上回るタイムを出して1位2位を占める。ドライバーは8号車がラルフ・ファーマン、32号車がロイック・デュバル、17号車は金石勝智だった。さらに#1宝山トムスSC430を挟んで、5位に#100レイブリック、6位にポールシッターの#18TAKATA童夢と続く。

Z勢のトップは7位の#22モチュールオーテック。ここから下はレクサスSC430とZがほぼ交互に続き、決勝でも混戦が予想される。

GT300クラスは、最初に#43ARTAガライヤの新田守男が1分32秒512でトップに立つが、すぐに#62ウィルコムヴィーマックの柴原真介が32秒271までタイムを削ってくる。ポールシッターの#2プリヴェKENZO紫電は3番手。タイムは1分32秒570と、上位3台は僅差でつらなり、勝利の行方は全く予想できない状況だ。

なお、昨日基準タイムをクリアできなかった#67ガイヤルドは、このセッションで1分37秒116までタイムを縮めたが、途中メカニカルトラブルでコース上にストップしてしまった。

スーパーGT第2戦決勝は今日午後2時より、82周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山予選 MOTUL AUTECH Zが6番手 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH Z」がスーパーラップで6番手タイム 「XANAVI NISMO Z」は、チームのミスによりポジションダウン

 SUPER GT第2戦は、4月7日(土)に岡山県の岡山国際サーキットで公式予選を行った。今回もニスモの2台はV型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車だ。本山哲/リチャード・ライアン組の「XANAVI NISMO Z」(#23)は、開幕戦の鈴鹿で2位入賞しているためハンディウェイトを30kg積んでいる。ミハエル・クルム/松田次生が駆る「MOTUL AUTECH Z」(#22)はハンディウェイトなし。

 公式予選はGT300の専有走行から始まり、20分後にGT500の専有時間となった。例によってセッション前半は数台が走るのみで、大半のマシンが後半から一気にアタックを仕掛けて行った。2006年仕様のZはハンディウェイトの影響で苦戦を強いられたが、#12 Zはトレルイエがハードに攻め2006年Z最速の12番手タイムを記録した。この走行時間を通じてともにセットアップを続けていたニスモの2007年Zは専有時間終了間際にようやくアタック走行を実施。それぞれたった1周のフルアタックでスーパーラップ進出の条件であるトップ10に滑り込んだ。クルムがアタックした#22 Zのベストタイムは、トップと0.91秒差の1分23秒670で7位、本山のベストは同1秒016秒差の1分23秒769で8位であった。

 3時38分から始まったスーパーラップ。「XANAVI NISMO Z」(#23)は、本山哲がアタックドライバーとしてスタートを待った。しかし、チームがピットアウトさせるタイミングをミスしてしまったため、指定されたコースイン時間に遅れてしまう。このため、自動的に本山の走行周回は1周減算されることに。その事態を知らない本山は、3周目にヘッドライトを点灯し、アタック走行を実施。通常のスーパーラップ手順で1回目の予選タイムを0.2秒以上短縮するタイムを出したが、その前の周にチェッカーを受けていたため、2度チェッカーフラッグを受けることとなり、これが違反となって罰金ペナルティを受けてしまった。そして、本山のタイムはアタック前の周回のものが記録として残り、予選10番手となった。

 一方、「MOTUL NISMO Z」(#22)はミハエル・クルムがタイムアタックに挑んだ。こちらは通常の手順通りにタイムを記録。予選1回目のタイムを上回れなかったものの、6番手を獲得した。

 #22 Zの松田次生は、「昨日の練習走行からコーナリング中にスナップオーバー(急激にリアが滑り出す動き)気味になる傾向があったんですが、今日午前中の予選、そして午後の2回目のセッションを通じて徐々に改善してきました。スーパーラップではさらに良くなっていると、マイケル(クルム)さんも言っていました。僕は、午前中に満タンでロングランを走ったのですが、ラップタイムも良かったので心配していません。決勝レースでは粘りの走りができれば良い成績でレースを終えることができると思います」とコメントした。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦岡山予選総合結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- () Total Qualify GT500 Weather: Course:
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'23.0651'22.881160.843
28ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS101'22.7531'23.183160.259
31宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS+11'23.2281'23.294160.045
432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL+251'23.5281'23.641159.381
5100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'23.4971'23.645159.374
622MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'23.6701'23.831159.020
717REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'23.0711'23.842158.999
838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS501'23.8841'24.244158.240
96Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS101'24.4101'24.395157.957
10*23XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS301'23.7691'29.564148.841
1125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH+11'24.428157.895
1212カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'24.447157.860
1339デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'24.669157.446
143YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'24.866157.081
1535BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'26.007154.997
1624WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'26.763153.646

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- () Total Qualify GT300 Weather: Course:
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
12プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'31.0891'30.401147.463
2101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI151'31.1071'30.631147.089
362WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH1'30.5531'30.769146.865
443ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI1'31.1611'30.977146.529
513エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH401'30.5401'30.978146.528
688アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH51'30.7991'31.048146.415
74EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH+11'31.2541'31.235146.115
846宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL1'30.9101'31.305146.003
926ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH1'31.3051'31.515145.668
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH1'31.3031'32.100144.743
1131apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI+11'31.336145.953
1219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH+11'31.395145.859
13110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH1'31.483145.719
147RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH1'31.708145.361
1511TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH+11'31.827145.173
1677クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL1'31.902145.055
175クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH+11'31.956144.969
1833HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK1'32.235144.531
1947宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL+11'32.529144.072
2055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+11'32.621143.928
219LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL1'32.778143.685
22666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+11'33.473142.617
23333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH1'33.727142.230
2470ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
小泉洋史
YH1'34.184141.540
2566トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH1'37.669136.490
---- < 以上予選通過 > ----
-67トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YHAbsence
  • CarNo.6は、計測トランスポンダー切替違反により、罰金2万円を課す。(予選1回目)
  • CarNo.333は、計測トランスポンダー切替違反により、罰金2万円を課す。(予選2回目)
  • CarNo.23 本山選手は、公式通知No.5-2 5 スーパーラップ実施手順違反により、罰金2万円及び当該スーパーラップ最後尾の順位とする。(スーパーラップ)

SUPER GT

SGT:第2戦岡山予選2回目結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2007/04/07) Qualifying 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'24.794--157.214
25002100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'25.172 0.378 0.378156.516
350038ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS101'25.495 0.701 0.323155.925
4500422MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'25.698 0.904 0.203155.556
5500525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋武士
織戸 学
YH+11'25.858 1.064 0.160155.266
650066Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS101'26.007 1.213 0.149154.997
750071宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS+11'26.039 1.245 0.032154.939
8500835BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'26.040 1.246 0.001154.937
9500923XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS301'26.049 1.255 0.009154.921
105001038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS501'26.201 1.407 0.152154.648
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL+251'26.505 1.711 0.304154.104
125001212カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'26.793 1.999 0.288153.593
13500133YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'26.944 2.150 0.151153.326
145001424WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'27.624 2.830 0.680152.136
155001539デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'27.959 3.165 0.335151.557
165001617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'28.833 4.039 0.874150.066
1730012プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'31.634 6.840 2.801145.479
18300213エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH401'31.796 7.002 0.162145.222
19300388アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH51'32.135 7.341 0.339144.688
20300443ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI1'32.214 7.420 0.079144.564
21300562WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH1'32.365 7.571 0.151144.327
22300626ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH1'32.419 7.625 0.054144.243
23300746宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL1'32.685 7.891 0.266143.829
2430084EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH+11'32.872 8.078 0.187143.539
253009101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI151'32.924 8.130 0.052143.459
2630010110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH1'33.008 8.214 0.084143.330
273001119ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH+11'33.290 8.496 0.282142.896
28300127RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH1'33.490 8.696 0.200142.591
293001311TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH+11'33.515 8.721 0.025142.553
30300145クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH+11'33.576 8.782 0.061142.460
313001547宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL+11'33.607 8.813 0.031142.412
323001633HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK1'33.789 8.995 0.182142.136
333001731apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI+11'34.341 9.547 0.552141.304
34300189LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL1'34.553 9.759 0.212140.988
353001977クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL1'34.697 9.903 0.144140.773
363002055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+11'34.85810.064 0.161140.534
3730021*333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH1'35.17410.380 0.316140.068
383002266トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH1'35.84511.051 0.671139.087
3930023666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+11'36.35311.559 0.508138.354
403002487マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH1'37.82413.030 1.471136.273
413002567トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YH1'40.72115.927 2.897132.354
-300-70ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
小泉洋史
YHAbsence--
  • CarNo.333は、計測トランスポンダー切替違反により、罰金2万円を課す。

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 ポールシッターのコメント

GT500クラス #18TAKATA童夢NSX

道上龍
昨日の練習からトップタイムが出ていて、去年より速いタイムでしたが、今日は天気がよくなくて、タイヤの温まりも悪く、 午前中は25号車に引っかかって間合いが取れなくて、タイヤが完全に温まりきらない状態でアタックしなきゃいけなくなりました。 本来ならラルフの出してた22秒台まではいけると思っていたんですが、タイミングが合いませんでした。
スーパーラップの前に天気がよくなって、路温もあがってきたので、スーパーラップではタイヤを暖めたもん勝ちだろうと思ったんですが、 予選2回目ではフロントの暖まりが悪く、フロントだけ2ラップしたりしていました。
スーパーラップでは周りが1周目を25秒くらいかけていたのを24秒でいけたので、22秒には入るな、と思っていましたが、 実は最終コーナーで少しミスをしてしまったので、ラルフのタイムをすごく気にしていたんですが、とにかく勝てた、 ということでほっとしました。
岡山は相性がよくて、NSXにも合ってますし、僕の走りにも合ってるので、ポールを獲るという自身を持って今回に臨んだんですが、 その通りになってよかったです。

小暮卓史
昨日からクルマもドライバーも高いレベルでまとまってるな、という印象でした。
今日は僕は見てるだけだったんですが、道上さんがポールを獲って来てくれたので、明日も去年のように優勝できたらいいなと思います。

 

GT300クラス #2プリヴェKENZOアセット・紫電

加藤寛規
昨日から結果的にはトップタイムが出ていますけど、よそはニュータイヤを使らなかったとこもありましたし、 僕自身のフィーリングはよくなかったんです。
それで、スタッフのみんなとも話し合って、今日の朝までにセッティングを変えて予選に臨んだんですけど、それでもまだ足んなくて、 1回目はタイヤがホンとにあったまらなくて、ミスも出たし、まとめきれず、それでも5番手にはなったのでよしとしたんです。
2回目の予選に向けてはまたセッティングを変えて、それでもまだ足りなかったんです。
それで、アタックを終えて「今回は正美君にやられたね」って無線で話してたくらいだったんですけど、ふたを開けてみれば他がミスをしたり、 タイムが上がんなかったりで、結果ポールが獲れた、ってことで自分では納得がいかないんですけど、この位置をいただいた、ということで、 嬉しさ半分悔しさ半分ですね。
明日に向けては、まだ煮詰める部分があるので、それをフリー走行で確認して、なんとか今回は勝ちたいと思います。

高橋一穂
何度もこの席に来させていただいてますが、全く自分の実力とは関係ない部分で、ただついて来てるって感じですので、 子供の卒業式に関係ない保護者が来てるみたいな、そんな違和感があります(笑)
加藤君とは一昨日の晩に飲みすぎまして、昨日の朝は二日酔いで調子が悪かったので(笑)、昨日の夜はお酒を控えました。 それが良かったんじゃないかなと(笑)いうふうに思います。
今日も予選が終わって着替えてたら「記者会見がありますから」なんて言われて、冗談かと思ったらホンとにこういうことになって、 そしたらまたまたその(加藤選手が)「明日トップとって優勝します」 なんて言っちゃうもんですから.....明日は一人で走るわけじゃないのに.........(笑)まぁでも頑張って、 いい結果を出せるように頑張りますので。

まとめ&Photo: Kazuhisa SUHEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦岡山スーパーラップ 本山、幻の23秒台!ポールポジションは2年連続でTAKATA童夢NSXが獲得!!

2007スーパーGT第2戦のスーパーラップは、 #18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が1分22秒881のトップタイムを記録し、ポール・トゥ・ ウィンを飾った昨年に続いて2年連続でポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラストップは#2プリヴェKENZOアセット・紫電(加藤寛規/高橋一穂組)。加藤寛規が午前中のトップタイムを上回る、 1分30秒401を叩き出してみせた。

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予選2回目に続き、決勝上位10台のグリッドを決めるスーパーラップが15時38分、開 始された。
GT300クラスは、午前中の予選1回目で最後の20分にジャンプアップしてスーパーラップ入りを決めた、#43ARTA Garaiyaを駆る高木真一がここでも好走を見せた。
高木は午前中の自己ベストをさらに縮め、1分30秒977で一気に7位から4位にジャンプアップ。 しかしその直後にコースインした#101トイストーリーMR-Sの大嶋和也も同じく午前中のタイムを大幅に更新し、 30秒631で2位につけた。

そして大嶋に続いて6番目に出走したのが#2紫電の加藤寛規。
加藤は何度も暴れるリヤを押さえ込むアグレッシブな走りで1分30秒401と、 午前中に影山正美が出した暫定ポールタイムを上回ってトップに立つ。

結局この後に出走した5台はタイムを伸ばすことができず、 午前中トップの#13エンドレスZに至っては5番手にまで後退することとなった。

5分間のインターバルの後、GT500クラスのアタックが開始された。
最初に出走した#6フォーラムエンジの片岡龍也、#38ZENTセルモの立川らが24秒台前半のタイムに終わる中、 3番目に出走した#23ザナヴィニスモZの本山哲は23秒5の好タイムをたたき出す。

しかしこの本山のタイムは無効とされ、ウォームアップ2周目に記録した1分29秒564が採用されてしまい、 23号車は10位に後退することとなった。

コースインのタイミングが規定より遅かった、というのが競技団の裁定。
しかしニスモ側からは抗議が出されており、この記事を書いている時点ではまだ正式結果が出ていない。

本山に続いてコースインした#22モチュールZのミハエル・クルムが23秒831、続く#32EPSON NSXのロイック・ デュバルは23秒641と、このあたりはほぼ午前中のタイム順。
しかし#100レイブリックNSXのドミニク・シュワガーはデュバルに1000分の4秒及ばず、 #17リアルNSXの金石年弘は23秒842に終わり、一気に7番手に後退することとなった。
一方、#1宝山SCのアンドレ・ロッテラーは23秒294とタイムアップはならなかったが、NSX2台を抜いて3番手にくりあがった。

そして今季初のアタックとなる道上龍が駆るTAKATA童夢NSXはウォームアップから飛ばし、 1分22秒881と午前中の#8ARTA NSXに迫る好タイムをマーク、この時点でのトップに躍り出て最後のラルフ・ ファーマンのアタックを見守る。
しかしファーマンはどうしたことか、セクター2以降でペースが伸びず、 1分23秒183に終わってTAKATA童夢の後塵を拝することとなった。

第2戦決勝は明日午後2時より、82周で戦われる。


Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山スーパーラップ結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2007/04/07) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'22.881--160.843
28ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS101'23.183 0.302 0.302160.259
31宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS+11'23.294 0.413 0.111160.045
432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL+251'23.641 0.760 0.347159.381
5100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'23.645 0.764 0.004159.374
622MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'23.831 0.950 0.186159.020
717REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS1'23.842 0.961 0.011158.999
838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS501'24.244 1.363 0.402158.240
96Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS101'24.395 1.514 0.151157.957
10*23XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS301'29.564 6.683 5.169148.841

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2007/04/07) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'30.401--147.463
2101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI151'30.631 0.230 0.230147.089
362WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH1'30.769 0.368 0.138146.865
443ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI1'30.977 0.576 0.208146.529
513エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH401'30.978 0.577 0.001146.528
688アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH51'31.048 0.647 0.070146.415
74EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH+11'31.235 0.834 0.187146.115
846宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL1'31.305 0.904 0.070146.003
926ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH1'31.515 1.114 0.210145.668
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH1'32.100 1.699 0.585144.743
  • CarNo.23 本山哲選手は、公式通知No.5-(2)5 スーパーラップ実施手順違反により、罰金2万円および当該スーパーラップ最後尾の順位とする。

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