Japanese F3

JF3:第3戦鈴鹿決勝 大嶋がポール・トゥ・フィニッシュ!磐石の走りで10代最後のレースを制す

全日本F3選手権第3戦は、#36大嶋和也(TDPトムス)が、後続をまったく寄せ付けない磐石の走りで12周を走り切り、 今季2勝目、通算で5勝目をポール・トゥ・フィニッシュで決めてみせた。

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午後4時00分、12周の戦いが始まった。
ポールの大嶋以下上位3台がポジションキープで1コーナーをクリアしていく一方で、出遅れた#10塚越広大、#12マルコ・アスマー、 #14安田裕信の3台が交錯。
塚越、アスマーは順位を落としつつも走行を続けたが、安田は右リヤタイヤをバーストさせ、 1周目の130Rアウト側にクルマを止めた。
この混乱の最中、予選6番手の#37石浦宏明、9番手の#11伊沢拓也らが4位、 5位にジャンプアップしてきた。

トップの大嶋は序盤からハイペースで後続を引き離しにかかる。
その後ろでは、#1オリバー・ジャービスが#3ロベルト・ストレイトを激しく追いたて、遂に7周目の1コーナーで抜き去って2位に浮上した。

スタートの混乱で出遅れた塚越だったが、その後はチームメイトの伊沢にぴったり張り付き、 6周目のホームストレートでインに並びかけて5位に浮上したが、その時点で4位石浦との差は既に6秒以上に開いており、 それ以上順位を上げられずに第3戦を終えることとなった。

抜かれた伊沢はルーキーの#33関口雄飛にも追い立てられる。
関口は11周目の1コーナーでアウトから伊沢をパス、このレースを6位で終えた。

結局大嶋は、終始危なげない走りで12周を走りきり、最後は2位以下に4秒以上もの差をつけて10代最後のレースを勝利で飾った。

第4戦決勝は明日午前9時45分スタート。
連続ポールを3で止められた大嶋の逆転なるか。
ストレイトが逃げ切って今季初勝利を挙げるのか。
注目の17周だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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