Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿予選1回目 暫定ポールは松田。コースレコードを自ら更新!

2007全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選1回目は、#2松田次生(モバイルキャスト・ チームインパル)が自身の持つコースレコードを更新する1分41秒691で暫定ポールを獲得した。

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公式予選1回目は午前10時15分に開始された。
前夜に降った雨のため、公式予選日の朝を迎えても路面は所々濡れており、 フォーミュラニッポンに先立って行われたJSB1000の予選ではウェット宣言が出ていたが、 2輪の予選が行われている間に次第に乾いてきたようだ。

それでもベストコンディションには程遠いため、各ドライバーともコースオープンになってもなかなか走り出そうとはしない。
ようやく#40ビヨン・ビルドハイムがコースインしたときには既に開始から10分が経過していた。
続いて#7片岡龍也もピットアウト。
#37荒聖二、#3柳田真孝らも続く。
この時点でのベストタイムは片岡の1分43秒659。
直後にスプーン立ち上がりで荒がスピン。クルマはイン側に巻き込むが、荒はバリアすれすれで踏みとどまってコースに復帰した。

残り時間22分で#20ミハエル・クルムが1分42秒871。
昨日の合同テストで本山の出したベストタイム1分42秒963を上回り、ここでトップに立った。この時点でタイム計測がされたのは9台。
#20-#7-#8-#4-#41-#40-#37-#12-#3の順だ。

残りのドライバー全てがコースに入り、1セット目のアタックに取り掛かった頃には、残り時間は20分を切っていた。

残り17分、#2松田次生が1分41秒696と、自身の持つコースレコードを更新。
続いて#19本山哲が1分41秒802で2番手につける。
チームメイトのチャンピオン、#1ブノワ・トレルイエはアタック中のヘアピンで遅い車に引っかかって6番手タイム。

残り13分、クインタレッリが42秒862で3番手に。
このあたりで各ドライバー相次いでピットイン。

残り時間が7分を切ったところでトレルイエが先陣を切って2セット目を投入。
これを合図にビルドハイム、荒、カルボーン、佐々木、吉本、平中、オリベイラ、高木、片岡、井出、と相次いでコースイン。

しかし松田、本山、ロッテラー、クインタレッリの上位4台は未だ待機中。

残り4分を切ったところで漸く本山コースイン。
続いて残り3分で松田がコースイン。ロッテラー、クインタレッリも最後のアタックに出て行く。
その直後、トレルイエがトラフィックに引っかかりながらも42秒078を出して3番手に上がってきた。

満を持して2セット目のアタックに取り掛かった松田は、 アタック開始直後の2コーナー立ち上がりでコースアウトから復帰してきたクインタレッリに出くわしてタイムをロスするが、 それでも41秒691を叩き出してレコードを更新して見せた。
2番手にはこちらも残り1分を切ったところで41秒768を叩き出した本山。
3位にはトレルイエ、4番手には最後の最後に#32小暮卓史が42秒161を叩き出して上がってきた。

公式予選2回目は今日午後2時40分より、同じく45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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