スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 インプレッサ、まずは1勝を狙う! (SUBARU)

◇昨年の雪辱なるか? インプレッサ、まずは1勝を狙う!

 スーパー耐久シリーズ2007は、今年も仙台ハイランドレースウェイで開幕する。今年は最短のレースでも500kmの距離となり、燃費のよいインプレッサにとっては有利なシーズンとなるかもしれない。昨年は1回も優勝できなかっただけに、今年はまず1勝を挙げてシリーズのリードを狙う。

 今年のS耐は、十勝24時間と富士4時間を除いて400~480kmだったレース距離が一律に500kmになり耐久色が強まった。また予選方式がA、Bドライバーの合算となった。さらに予選でポールポジションを獲得すると3点が追加されることになった。

 インプレッサが区分されるSTクラス2には今回9台の車両がエントリー(全体では32台)。インプレッサはPROVA RACING DIVISIONからの#2「PROVA FUJITSUBO IMPREZA」(吉田寿博/松田晃司/川口正敬)1台のみのエントリーとなる。同チームは勝つために2台から1台に集中、昨年苦しんだタイヤをミシュランに変更した。新体制で挑んだ3月に鈴鹿で行われた合同テストでは好感触を得ているだけに、S耐インプレッサの活躍に期待がかかる。

 仙台ハイランドレースウェイは仙台市西部の山中に位置するサーキットで、標高が高く天候がめまぐるしく変わりやすい。4月下旬とはいえ雪が降ることもあるため、コンディションにいかに迅速に対応できるか、チームの経験則が出やすいサーキットでもある。さらにアップダウンに富むこともありブレーキの負担も大きい。従来は400km (100周)レースとして開催されてきたが、初めての500kmレースなので距離が100km伸びたことがレースにどう影響するか興味深い。

 なお、レースウィークのタイムスケジュールは以下のとおり。

21日(土)12:10~ 12:50ピットウォーク
13:20~13:50予選Aドライバー
(STクラス1と2は13:20~13:35)
14:05~14:35予選Bドライバー
(STクラス1と2は14:05~14:20)
15:25~15:45Cドライバー走行
22日(日)08:00~08:30フリー走行
11:15~12:00ピットウォーク
13:00~決勝レース(124周 or 4時間)
■吉田寿博

 「鈴鹿でミシュランテストを履いてテストを行いましたが、すごくいい感触でした。レインタイヤも性能が良さそうなので悪天候になればシンメトリカルAWD機構を生かして総合トップを目指したいです。また富士でもテストを行い、デフの確認ができました。車重は規定で1260kgと重くなったのでウェイトを積むことになりましたが、バラ ンスのいい場所に搭載できています。ミシュランタイヤでは初めてのレースですし、仙台での500kmという距離は誰も経験ないので、金曜日にタイヤにやさしいセッティングを見つけて、まずは1勝を目指します」

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Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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