Japanese F3

JF3-Rd8:TI F3決勝結果【暫定】

    スタートの混乱に乗じてトップに立ったヴィルタネンがそのまま
   逃げきり初優勝。マニングの連勝はついに6で止まった!

 夏休み最後の日曜日となった29日、F3第8戦が、残暑厳しいものの上空に
はトンボが舞い、時折吹く冷たい風が、秋の気配を感じさせる山間のTIサーキ
ット英田で開催された。

 決勝レースは予定どおり午後3時にフォーメーションラップスタート。全車グ
リッドに整列しスタート。好スタートを切ったのは予選2番手の伊藤、ポールポ
ジションのマニングが出遅れた。しかし、菅生のようにアウトから伊藤に並びか
けトップを伺うもさすがに今回は伊藤も譲らず、両者軽く接触。この隙に予選3
位のヴィルタネンがトップに踊り出た。以下、2位伊藤、3位マニング、4位フ
ィリップ、5位松田と続く。
 2周目フィリップがマニングをかわして3位に。マニングは4位に後退。
 5週目、3位のフィリップがヘアピン進入で伊藤に並びかけ、両車併走してリ
ボルバコーナーへ。イン側となったフィリップが2位にあがり、後ろにつけてい
たマニングも失速した伊藤をかわして3位に。伊藤は一気に2位から4位に落ち
た。以下、5位松田、6位メディアーニ、7位エブラヒム、8位金石とつづく。
 このままレースは膠着状態。14周目に金石がヘアピンでエブラヒムを捉えて
7位と8位が入れ替わる。
 トップグループの3台、ヴィルタネン、フィリップ、マニングは、3秒前後の
間隔でほぼ変わらず、やや遅れて伊藤と松田、その後ろで金石がメディアーニを
狙っているが届かず、結局レースはこのまま25周を走りきりチェッカーを迎え
た。

全日本F3選手権第8戦 TI -RIJ- (1999-08-29) Race Result
For 1999 All Japan F3 Championship Rd.8 TIサーキット英田(JPN) : 3.703km
 P No Driver-------------- Car---------------- Laps
 1 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota   25
 2  3 S.フィリップ  (FRA) Dallara F399/Toyota    25
 3  1 D.マニング   (GBR) Dallara F399/Toyota    25
 4 77 伊藤大輔      (JPN) Dallara F399/Mugen     25
 5 64 松田次生      (JPN) Dallara F399/Mugen     25
 6 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS       25
 7 55 金石年弘      (JPN) Dallara F399/Mugen     25
 8  2 W.エプラヒム  (BRA) Dallara F399/Honda     25
 9  9 谷川達也      (JPN) Dallara F399/Toyota    25
10  7 荒聖 治      (JPN) Dallara F399/Toyota    25
11 71 内山清史      (JPN) Dallara F399/Toyota    25
12  8 井上智之      (JPN) Dallara F399/Toyota    25
13 53 富澤 勝      (JPN) Dallara F397/Toyota    25
14 18 密山祥吾      (JPN) Dallara F399/HKS       25
-------------------- 以上完走 ---------------------

  *** FMOTOR4F Sub-SysOp 大西良徳(yoshinori.ohnishi@nifty.ne.jp) ***



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