スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズは16日、鈴鹿クラブマンレースで第2戦の公式予選を行い、澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が2分14秒306でポールポジションを獲得した。
クラブマン第2戦は2デーレース。この日は各クラスとも公式予選が行われ、スーパーFJの予選は前プログラムのVitz予選で転倒車両があったため5分遅れの午後3時40分から20分間で行われた。
気温は10度と平年並みだが、鈴鹿は強風注意報が発令中で、ストレート斜め後ろから吹き付ける風のため体感温度は低く感じられる。
予選は開始早々から開幕戦優勝の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)がタイミングモニターのトップに顔を出す。澤は2周目に1分16秒490を記録すると、3周目にはそのタイムを15秒353まで縮めた。
ここで澤のタイムを上回ってきたのが開幕戦2位の岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)。1分15秒312で澤を逆転しトップに立った。
しかし澤は5周目には1分14秒680と岩佐のタイムを大きく上回り再びトップに立つと、7周目には14秒309まで縮めポールポジションを確定した。岩佐は同周14秒739を記録したが澤のタイムには及ばず、17歳対決は澤に軍配が上がった。
澤と岩佐が14秒台でのハイレベルな攻防を繰り広げる中、3位以下は混戦。菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)、普勝崚(FTK・レヴkks2)入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)、荒川麟(Drago CORSE 10V)らが15秒台での争いを演じたが、終盤1分15秒775で3位に付けていた入山を、チェッカーラップで菊池が15秒720と僅差で逆転、3位をもぎ取った。
4位は入山、5位荒川、6位普勝の順で予選は終了した。
決勝は明日17日、午後2時10分から10周で行われる。天候は下り坂、雨が落ちれば予断を許さないレース展開になりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum