JLMC第3戦決勝はスタートから2時間が経過。
依然としてトップは#22ダンロップザイテック05s。
2位に#16無限クラージュLC70。トップとの差は2周。
以下、#18、#27、#15、#21、#910、#37、#7、#4、#20、#5の順。
激しい追い上げで総合2位まで順位を挽回し、なおもザイテックとの差を着実に詰めていたクラージュの中野だったが、
33周目のバックストレッチでに突如スローダウン。
中野信治は惰性とセルモーターを駆使してなんとかダウンヒルストレートを下りきり、90度コーナーでエンジンを再始動させてピットへ。
ガス欠症状が出ていたようだ。
クラージュはタイヤ交換、ドライバー交代を行わず、給油のみを行ってコースイン。
これに先立ってトップのザイテックも33周終わりでルーティンストップを行い、
こちらはタイヤ交換を行ってドライバーも山崎信介にスイッチした。
山崎はコンスタントに45秒後半から46秒前半のタイムを連発、クラージュを徐々に引き離しながら66周終わりで再びピットへ。
きっちり33周、1時間づつの走行で再び野田英樹にステアリングを託した。
クラージュも65周終わりで2度目のルーティンストップ。ここでタイヤ交換とドライバー交代を行って黒澤治樹に交代した。
両者の差は依然として2周ながら。ほぼ3周差に近づきつつある
Text:Kazuhisa SUEHIRO