全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦 「SUGO GT CHAMPIONSHIP」 公式予選 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2004年5月22日 ■開催場所:スポーツランドSUGO(宮城県) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■#22「モチュールピックワークZ」4位、#12「カルソニックIMPUL Z」5位 #1「ザナヴィ ニスモZ」10位、#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」11位 降雨により午前のセッションで順位が確定 JGTC第2戦は、宮城県仙台近郊・スポーツランドSUGOで開催された。 公式予選が行われた22日朝、コース上空は霧に覆われ、時折霧雨が降るという状態。 公式予選1回目、開幕戦TIサーキット英田で劇的な逆転優勝でデビューを飾った#1 ザナヴィ ニスモZ(本山哲、リチャード・ライアン組)はハンディウェイト60kgを積 み、初戦でポールポジションを取った#22モチュールピットワークZ(影山正美、ミ ハエル・クルム組)は20kgを積んで予選に臨んだ。 #1Zは、ライアンがコースコンディションを確認するためにインターミディエイト タイヤで走行を開始。1周目した後スリックタイヤに交換して再びコースに出て行っ た。しかし、セットアップが完全ではなくトップから1秒6差の12位タイムがベスト タイムであった。その後ライアンは、1分20秒289で10番手にポジションを上げた。 一方、#22 Zは、ミハエル・クルムがタイムアタックを担当。GT500占有時間の8周 目に1分19秒598を記録して、4番手のポジションを得た。 ハンディウェイトのない#3 G’ZOX・SSR・ハセミZは予選序盤から金石年弘が快調 にラップを刻んでリーダーボードの上位に位置したが、その後他車がタイムアップ したため、1回目の予選は11位で終えることとなった。 ウェイトハンディ10kgの#12 カルソニック IMPUL Zは、井出有治がタイムアタック し、0.02秒差で#22 Zに続く5番手ポジションであった。 午後3時からの公式予選2回目は、GT500とGT300の混走からスタート。 この時間帯は路面コンディションは悪くなかったが、時間が経過するにつれて霧は さらに濃くなっていく。合同走行時間帯に#3 G’ZOX・SSR・ハセミZがコースサイ ドにストップしたことで赤旗・走行中止、GT300の占有走行でも赤旗・中断となっ たため、GT500の占有走行は35分ほど遅れてスタート。そして、走行が始まる頃に はついに降雨となり、コースはウェットパッチからあっという間に全面ウェットと なった。 #22モチュールピットワークZは、影山正美がドライブ。途中赤旗中断を挟んでロン グランを実行した。最後のGT500占有走行時間にミハエル・クルムが2回目のタイム アタックをする予定でフレッシュタイヤを温存していたが、降雨によってスリック タイヤでの走行を断念。レインタイヤで数周走行して予選を終了した。 なお、予選順位は降雨により午前のセッションの順位で確定した。 ■公式予選結果 Pos. Car Name No. Driver Laps 1 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一 / 飯田章 1'19"259 2 auセルモスープラ #38 立川祐路 / 荒聖治 1'19"323 3 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学 / ドミニク・シュワガー 1'19"446 4 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム 1'19"598 5 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'19"618 6 デンソーサードスープラGT #39 ジェレミー・デュフォア / アンドレ・クート 1'19"892 7 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ 1'19"906 8 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也 1'19"936 9 EPSON NSX #37 松田 次生 / アンドレ・ロッテラー 1'19"967 10 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山哲 / リチャード・ライアン 1'20"280 11 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス 1'20"415 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。