SUPER GT | SUZUKA 1000km

SUPER GT第6戦鈴鹿POKKA1000㎞決勝が終了 1000kmの長丁場をカルソニックZが制す!

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スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmは、ポールシッターの#12カルソニック インパルZ(ブノワ・トレルイエ/星野一樹/ジェレミー・デュフォア組)が2位を1分28秒も突き放す圧倒的な速さで173周を走りきり、今季初勝利を挙げた。
2位には#22モチュールオーテックZ(ミハエル・クルム/リチャード・ライアン/ファビオ・カルボーン組)がつけ、今季苦戦の続いていたフェアレディZが1-2フィニッシュを達成した。

GT300も#52プロμ太陽石油クムホセリカ(竹内浩典/嵯峨宏紀/澤圭太組)が磐石の走りで優勝、クムホタイヤに念願のGT初勝利をプレゼントした。
(観客動員数 35,000人)

残り4分の1を迎えた伝統の鈴鹿1000km。
トップのカルソニックZの優位は揺るがず、2位につけた#22モチュールZを脅かすものは既にいなくなり、Zが1-2体制を形成して順調に周回を重ねていく。

その後方では4ストップ作戦を敢行したダンロップ勢の2台、#35BANDAI SCと#32EPSON NSXが3位、4位につけたが、5位を走行する#24ウッドワンアドバンZが4位との差を着実に詰めてくる。
160周を越えるころには4位5位はほぼテール・トゥ・ノーズ状態となり、フィニッシュを担当した#24荒聖治は懸命に#32ロイック・デュバルを攻め落とそうとする。
しかし、周回遅れに行く手を阻まれるなど、荒は今一歩攻略の決め手を欠き、デュバルは4位を守りきってチェッカーを受けた。

また、レース終盤を迎えて#1ZENT、#36オープンインターフェースらのレクサスSC勢のエンジンが異音や白煙を出し始める。
そして遂に36号車のエンジンはフィニッシュ目前の166周で息絶え、ZENTも170周目にARTAに6位の座を明け渡すこととなってしまった。

結局12号車、22号車は1-2体制を保って173周を走りきり、今シーズン初の勝利を獲得した。
また、この優勝は鈴鹿1000kmの35回の歴史の中では、1993年以来13年ぶりのニッサン車による勝利でもある。

GT300クラスは、クムホセリカが順調にトップを快走する中、#27ディレクシブ320Rがレース終盤になって2位の座を確実なものとし、ポイントリーダーの座を守った。

3ストップ作戦を挑んだ#101トイストーリーMR-Sは3位につけたが、#777梁山泊MR-Sは130Rで#13エンドレスZと接触、コースアウトしてしまう。
この影響で777号車はタイヤバーストに見舞われ、予定外のピットストップを強いられてクラス14位に終わった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA & Yoshinori OHNISHI



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