SUPER GT

SUPER GT第3戦セパン SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

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SUPER GT 第3戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」 事前情報
■開催月日:2005年6月25-26日
■開催場所:セパンサーキット(マレーシア)
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相性のよいセパン・サーキットでポイント獲得を目指す

 GTC第3戦は、6月25~26日にマレーシアのセパンサーキットで開催される。セパンはF1GPも開催される近代的なサーキットで、クアラルンプール国際空港の広大な敷地内にある。サーキット周辺に栽培されている椰子の木をイメージしたグランドスタンドのルーフ形状がランドマークとなっており、夕暮れ時にはそのシルエットが美しい。

 コースレイアウトは低速テクニカルコーナーや高速コーナーが随所に織り込まれており、コース幅も広くどこからでも追い越しが可能と思われるほどチャレンジングで、ドライバーの評判もいい。JGTCは00年、01年と2年連続でスペシャルステージとして開催され02年にはシリーズの1戦として組み込まれた。03年はSARSの影響でイベントは中止となったが、今年は5回目の開催となり、地元でもおなじみのイベントとなってきている。

 今回はGT300クラスには27台(合計44台)の車両がエントリー。クスコスバルADVANインプレッサは、前回の富士同様2ランクアップの性能調整を受けている。低重心パワーユニット・水平対向エンジンを搭載するインプレッサはその特徴である回頭性能を生かした走りを見せてくれるだろう。インプレッサはセパンラウンドにおいては、00年に4位、01年に2位とまずまずの結果を残しており、コースとの相性も良い。今回もステディに走ることによって、まずは10戦連続の完走、そして10位以内の入賞を目指すことになる。

 なお、マレーシアは高温多湿の熱帯にあるため、レーシングカーのコクピット内は温度が非常に高くなる。各チームともクールスーツを着用してのレースとなるが、冷却水循環ユニットの故障などが起きるとドライバーは脱水症状を起こしてしまい、毎年病院へ運ばれるドライバーが出るほど。今年は新しいクーラーボックスを用意して万全を期している。

 スタート時間は昨年より1時間早い16時、夕暮れ時にチェッカーを迎える。

■小林且雄選手

 「インプレッサとセパンの相性は良いと思います。昨年は他車両に当てられてコースアウトを喫すまでポイント獲得目前でしたし。今回も暑いレースになるでしょうが、たんたんとしぶとく粘り強く走って、連続完走はもちろん、ポイント獲得を目指します」

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