■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ スーパー耐久シリーズ2004 第8戦(最終戦) 中谷明彦選手組 三菱ランサー(クラス2)が8戦中6勝目! ポール・トゥ・ウィンで総合3位、2年連続チャンピオン獲得に有終の美を飾る! ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ <クラス2><結果> 順 位 ドライバー 車 両 タイム(周回数) 予選順位 1 中谷 明彦/木下 隆之組 三菱ランサーエボリューション 3時間37分51秒556(102周) 1 2 小泉 和寛/菊地 靖組 スバル・インプレッサ 3時間37分42秒586(101周) 3 3 村田 信博(CMSC栃木)/小暮 吉則/中村 真一郎組 三菱ランサーエボリューション 3時間37分09秒128(100周) 5 4 小川 日出生(CMSC山形)/福山 英朗(CMSC山形)/砂子 塾長組 三菱ランサーエボリューション 3時間37分09秒525 (99周) 6 5 冨桝 朋広/関 豊組 三菱ランサーエボリューション 3時間39分07秒355 (99周) 8 6 吉田 寿博/清水 和夫組 スバル・インプレッサ 3時間38分59秒747 (97周) 2 *CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブ で、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構 成され、現在約700名の会員が活躍しています。 <開催概要> 1.開催日 11月13日(土)公式予選14日(日)決勝レース 2.開催地 栃木県芳賀郡茂木町「ツインリンクもてぎ」ロードコース 3.周回数 105周(1周4.801379km) 4.参加台数 54台(決勝レース出走 45台、完走 33台) クラス1(3501cc~) 6台 クラス2(2001~3500cc)4WD11台(三菱ランサー9台) クラス3(2001~3500cc)2WD12台 クラス4(~2000cc)18台 グループNプラス・クラス 7台 ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両 5.観客数 4,500人(13日)/8,000人(14日) スーパー耐久シリーズ2004の第8戦(最終戦)「もてぎスーパー耐久」が、11月13日 (土)~14日(日)に栃木県の「ツインリンクもてぎ」ロードコース(1周4.801379km) で開催された。開幕戦に続いて今年2レース目となるもてぎは当初スーパースピー ドウェイ(オーバルコース)での開催を予定していたが、最終的に開幕戦と同じロー ドコースを使っての500kmレースとなった。同大会には54台ものエントリーが あり、クラス2にも11台が参加。三菱ランサーはこのうち9台を占めた。 13日(土)の天候は晴れのち曇り。正午で気温15.7℃と最終戦らしく日陰では肌寒 い一日となったが、前日の降雨は全く影響なく、全てドライコンディションで行わ れた。午前10時より行われたドライバーズ予選には49台が出走。クラス2は10台が 出走し、すでに前戦で今季のシリーズチャンピオンを確定していた中谷明彦/木下 隆之選手組の三菱ランサーエボリューションVIII MRがトップタイムを記録、好調 ぶりをアピールした。続いて午後2時から行われたグリッド予選に臨んだ中谷選手 組は、序盤のクラス1、2、グループNプラスクラス専有走行時間に吉田寿博選手組 (スバル・インプレッサ)に続く2番手タイムを記録する。しかし、終盤の全クラス 走行時間に再アタックを行うと中谷選手組は見事逆転に成功。実に今季8戦の全戦 連続ポールポジション獲得を果たして圧倒的な速さをアピールした。また、松本達 哉選手組がクラス4番手、村田信博選手(CMSC栃木)組が5番手グリッドを獲得した。 14日(日)は未明から小雨模様となり、午前8時からのフリー走行もウェットコン ディションに。間もなく雨は上がったが、曇天で引き続き低温のため、午後12時の 決勝スタートまでには乾かず、セミウェットながら大半の車両がスリックタイヤで 出走した。スムーズなスタートが切られると中谷選手組の三菱ランサーエボリュー ションVIII MRは、追い越しなどで走行ラインをはずすと滑りやすい難しい路面コ ンディションの中を快調に周回。決勝に出走した5台のクラス1車両に分け入る総合 3番手にポジションを上げ、44周で予定どおりピット作業を行った。この頃には5速 ギアのシンクロを痛め、ギヤが入りづらい症状が発生。また、その後マフラーのひ び割れによる若干のパワーロスも生じていたがそれでもライバルを寄せつけず、86 周目、2度目のピット作業でも順位を落とすことなく、見事総合3位でチェッカーを 受けた。この結果により中谷選手組三菱ランサーは今季の全8戦中実に6勝を達成。 ポイントランキングでも2位の吉田寿博選手組に36点の大差をつけて2年連続のシリー ズチャンピオン獲得を果たした。なお、決勝レース終了後、スーパー耐久協会によ るシリーズ表彰式が行われ、クラス2を含む各クラスの正式なシリーズ順位が認定 された。 一方、クラス5番手グリッドから順調な滑り出しを見せた村田信博選手(CMSC栃木) 組三菱ランサーは中盤までに4位に浮上。さらに終盤、ミッショントラブルでペー スを落とした吉田選手組スバル・インプレッサをパスして嬉しい3位表彰台を獲得 した。 総合優勝は谷口信輝選手組のポルシェ911 GT3(クラス1)であった。 ★第8戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効) <クラス2> 1位 中谷 明彦組(三菱ランサー)132 2位 吉田 寿博組(スバル・インプレッサ)96 3位 小川 日出生(CMSC山形)組(三菱ランサー)96 4位 小泉 和寛組(スバル・インプレッサ)93 5位 冨桝 朋広組(三菱ランサー)56 6位 関根 基司組三菱ランサー)44 7位 村田 信博(CMSC栃木)組(三菱ランサー)34 8位 朝倉 貴志(CMSC栃木)組(三菱ランサー)30 9位 川口 正敬組(三菱ランサー)25 ◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。 ラリーアート Web Site