スーパー耐久シリーズ2004 第8戦(最終戦) 「MOTEGIスーパー耐久」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2004年11月13-14日 ■開催場所:ツインリンクもてぎ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■ C-WEST ORCアドバンZが3連勝!! ingsアドバン コムセントZ も3位で初表彰台を獲得 スーパー耐久シリーズ2004最終戦が、11月13~14日ツインリンクもてぎで開催され、 尾本直史/山田英二組の#23C-WEST ORCアドバンZが最終周に逆転し3連勝。フェアレ ディZはクラス3でシーズン全勝を遂げた。また幸内秀憲/田ケ原章蔵組の#88 ings アドバンコムセントZは終盤3位に浮上し、3戦目で初の表彰台を獲得した。 予選が行われた13日は快晴ながら肌寒い一日となった。14時20分からの20分間がク ラス3/4/N+の専有走行枠。#245Z星野が2分4秒951でクラストップに立ったが、直 後に#23Z山田が2分4秒360で逆転トップに。星野も2分4秒836にタイムアップするが、 トップに届かなかった。14時40分からの全車走行枠。ここで#27M 3が2分3秒407の トップタイムを叩き出した。結果#27M 3がポール、#23Zが2位、#245Zが3位、#19Z が5位、#88Zが10位という結果になった。 14日の決勝日、105周の決勝レースは12時4分にスタート。気温は12℃と寒い。スター トを決めたのは#245Zの星野で、#23Zの山田をかわしてクラス2位へ。また#19Zの輿 水も3位に浮上した。しかし走行ラインはあっという間に乾き、#19Zはペースェ落 ち8周でピットインしてドライタイヤに交換、ポジションを落とすことになった。 レースは約1/3を終了した33周時点で、クラストップの#27M 3を#23Zが11秒差で追 う状態で、#245Zが3位。#88Zはクラス5位にポジションを上げていた。 レースの約2/3が終了した67周の時点で、クラストップ#27M 3と#23Zの差は17秒。 80周を過ぎたあたりで#23Zは#27M 3との差を10秒まで詰め、さらに85周目には7秒 差まで迫ったが、#27M 3もペースを上げなかなかそこから縮まらない。 レースも残り5周となる94周目にクラス3位の#79NSXがガス欠症状を起こしピットイ ン。これで#88Zの田ケ原が3位、表彰台圏内に浮上した。#23Zの尾本は終盤#27M 3 に急接近。残り2周でほぼ追いつきファイナルラップでテールtoノーズとなりスキ をうかがった。 このままの状態でゴールかと思われたがバックストレートでついに並んだ。勝負が ついたのはバックストレートを下りきった90度コーナー。 尾本はブレーキのつらかった#27M 3のインに入り2台は接触し、M 3がスピン。劇的 なファイナルラップの逆転で、#23Zが3連勝で今季の4勝目を挙げると共に、クラス 3でフェアレディZが全勝を飾ることになった。 また#88Zは3位でチェッカーを受け、このコンビ3レース目でうれしい表彰台を獲得 した。#19Zは6位、#245Zは7位だった。 ■RACE RESULTS-Class 3 Pos.(Overall) No. Machine Driver 1 (5) #23 C-WEST ORC アドバン Z 尾本直史/山田英二 2 (6) #27 FINA ADVAN M 3 古谷直広/筒井克彦 3 (9) #88 ings アドバン コムセントZ 幸内秀憲/田ヶ原章蔵 4 (10) #79 TAITEC ADVAN NSX 酒井美晃/細川慎弥 5 (14) #7 MAKERS hart RX-7 山崎 学/加藤正将/白井 剛 6 (16) #19 TC-KOBE・MAX・Z33 輿水敏明/牧田克哉 7 (26) #245 モバイルキャスト アドバン Z 星野一樹/井出有治 8 (28) #15 レーシングスパルコディクセルRX-7 長島正明/長島正興/杉林健一 9 (29) #14 エンドレスUEMATSU RX-7 植松忠雄/山口英光/入口秀輝 R - #83 bp ADVAN NSX 古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。