Formula Nippon

FN-Rd3:富士予選レポート

              黒澤(IMPUL)が逆転のポールポジション
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5月31日(土)富士スピードウェイにおいて、’97フォーミュラ・二ッポシ第
3戦の公式予選と予選上位6台によるスペシャルステージ(SS)が行われ、15
チーム25台が出場。全て予選通過基準タイムをクリアし、決勝に進出した。
 
午後1時20分から行われた公式予選では、上位13台が1秒差以内という接戦を
制して開幕2連勝と波に乗るP.デ・ラ・ロサ(SHIONOGI  NOVA)が
予選タイム1位でSSに進出。2位はN.フォンタナ(LeMans)。3位は今
戦からローラに乗り替えた影山真彦(IMPUL)。4位で2連続ポールポジショ
ンの高木虎之介(PIAA  NAKAJIMA)。5位は黒澤琢弥(IMPUL)。
6位山本勝巳(NAVI  CONNECTION)までの上位6人がスペシャルス
テージに進出。デ・ラ・ロサ、高木、黒澤の3人は3連続SS進出となった。

.午後3時40分から行われたスペシャルステージでは唯ひとり予逮タイムを上回
るタイムを出した黒澤が5位から逆転のポールポジションを獲得。2位フォンタナ、
3位デ・ラ・ロサ、4位高木、5位影山正彦、6位山本の順で決勝スターティング
グリッドが決定した。決勝は、明目6月1日(日)午後2時にスタートする。

◆トップ6記者会見

  黒澤琢弥
「理屈抜きにうれしいです。見てる間は胃が痛かったけど、Bコーナーで失敗しな
ければ、16秒5、6は出たんじゃないかな。出るからにはみんなも優勝を狙って
くると思うけど、車の感触はいいし、ミスとかチョンボがなければ勝てるんじゃな
いかと思う。」

  N.フォンタナ
「予選もSSもどちらも良かったし、2位でうれしいです。新しいマシンでこのサ
ーキットは初めてだけど、セッティングも良くなってきているし、明日はもっとい
い結果が出せると思います。」

  P.デ・ラ・ロサ
「もっといい結果を出せたかもしれないが、タイヤをちゃんと暖められなかったし、
3番手でも満足しています。(3連勝への自信は?)1つ1つ長いレースだし、明
日もまた別のレースだと思っている。選手権自体も長いし、他のドライバーも力を
持っているので、今は優位に立っているとは思いません。」

  高木虎之介
「完璧に走ったつもりだったんだけど、16秒台に入れなかった。理由はよくわか
らないです。明日はとにかくスタートすること。そして完走したいです。」

  影山正彦
「これまでレイナードの96でいい結果が出ていないので、97は来ているんだけ
ど、データのあるローラで走りたいとわがままをいいました。このレースの後、し
ばらくインターバルがあって、その間にMINEでテストがあるので、そこで97
に乗ってみるつもりです。」

  山本勝巳
「最初にスピンしちゃってあれでタイヤが暖まるかと思ったんだけどダメでした。
タイムが出なかったのは自分のミスです。」


  情報提供:(株)日本レースプロモーション(JRP)

                                   << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース