NSX揃い踏み(Photo: K.Takeshita)
GT500はMobil 1 NSX GT300もBOSSベルノ東海AR・NSX 両クラスでNSXがPP獲得 全日本GT選手権第7戦は山口のセントラルパークMINEサーキットで開催。シリーズ は、この大会を含め残り2戦と終盤戦に入っている。今回はGT500が20台、GT300が 23台の計43台が参加。天候は朝から不安定な状態で、早朝にパラパラと雨が降った が、予選1回目までには晴れコースもドライとなった。ところが徐々に雲が厚くな り予選終了と共に大粒の雨が降り出すという状態だった。さらに午後の予選2回目 までには雨も上がり、コンディションも良好になった。 GT500は、予選2回目に唯一1分21秒台を叩き出した#64Mobil 1 NSX(ラルフ・ファ ーマン/松田次生)がポールポジションを獲得。70kgのウェイトをものともせず、堂々 のPP獲得となった。2位は予選1回目でトップタイムだった#36トクホン トムス スープラ(土屋武士/ワイン・ガードナー)。3位は#16無限NSX(道上龍/伊藤大輔)。 ポイントリーダーの#1auセルモスープラ(竹内浩典/立川祐路)は90kgのウエイトハ ンディが効いて15位だった。 GT300では#2BOSSベルノ東海AR・NSX(渡辺明/高橋一穂)が初のポールポジションを 獲得。2位は#62Vemac R&Dダンロップ320R(柴原眞介/密山祥吾)、3位は#7雨宮マ ツモトキヨシアスパラRX-7(松本晴彦/谷口信輝)。なお予選2回目にポイントリーダ ーの#3ユニシアジェックスシルビア(山野哲也/柳田真孝)がエンジンブローの後、 炎上。予選順位は15位にとどまった。 GT500はトップ17台が、GT300はトップ15台が、それぞれ1秒以内という激しい予選 だった。 Report:K.Minakoshi