1994年全日本GT選手権シリーズ第1戦 全日本富士GTレース大会 予選2回目レポート -------------------------------------------- 昼頃から、時折降る小雨が、フォーミュラトヨタの予選が終わるころには連 続して降り始め、路面をウェットに変えてしまった。 14時30分、予選2回目が開始される。数台のマシンがコースインするが、完全 なウェット状態のため、タイムアタックをする気配はない。 4分経過:雨が強くなる。 6分経過:路面状況は更に悪化して、水煙が上がるようになる。 14分経過:#2 ZEXELスカイラインが1コーナー先のグラベルに停止。 17分経過:視界が悪化し始めて、タワーに「LIGHT ON」が表示される。 31分経過:#29KORG KEGANI ポルシェが1コーナー手前でブレー キをロックさせてスピン、グラベルにストップ。 33分経過:雨が弱まり始めるが、路面状況は好転せず。 40分経過:チェッカーが振られ、予選終了。 気紛れな『富士ウェザー』により、予選2回目はタイムアタックが行われな い、残念なセッションになってしまった。 気象庁の発表では、決勝日の天気は「曇のちときどき晴れ、ところにより昼 ごろまで雨が降る」とのこと。決勝はコンディションがめまぐるしく変化する、 慌ただしいレースになるかもしれない。 レポート:進藤 泰昭(GEA00555) FROM 富士スピードウェイ