全日本F3000

F3000 第1戦予選レポート

 早春の大安吉日、ミリオンカップレ-スF3000選手権第1戦2回目(予選
1回目については、レポ-タのサ-キットの到着が遅れたために報告できません
でした。謹んでお詫びいたします)。が開始された。
 1回目の予選では、ほとんどのチ-ムがQタイヤの使用を控えたため、この2
回目の予選こそが、明日のグリッドを決定する正念場となると予想されていた。
 午後2時10分。グリ-ンランプが点灯すると同時にまずコ-スインしたのは、
ゼッケン16番和田 久だった。最初の計測で出したタイムは、1分49分09
1。
 しかし、1分後、36番関谷が1分48分600を記録。その次の周には、さ
らに1分47秒187とタイムをアップしてきた。
 開始6分後には、61番ト-マス・ダニエルソンが1分46秒418を出す。
 予選開始後10分の時点で、順位は以下のよう。
  61 ト-マス・ダニエルソン
  36 関谷 正徳
  16 和田 久
  17 和田 孝夫
   2 伊藤 真澄
  26 石川 朗
 タイム的にも、まだ様子見の展開である。
 予選開始後11分後には、61番ダニエルソンがさらにタイムを上げ、1分45
秒931を出す。
 しかしその直後に3番黒澤 琢弥が1分43秒418を記録。グランドスタンド
より、歓声が上がった。
 予選開始後20分後の時点で、順位は以下のよう。
   3 黒澤 琢弥
  61 ト-マス・ダニエルン
   5 ジェフ・クロスノフ
  36 関谷 正徳
  88 エマヌエ-レ・ナスペッティ
  16 和田 久
 主要なドライバ-はまだ動きを見せない。後半戦に勝負が決まるようだ。
 予選開始後35分後、98番服部がテグナ-カ-ブでスピン!! コ-ス上に
反対方向を向いてストップ。オフィシャルに押されて復帰する。
 33分後、77番鈴木 利男が1分43秒851で2位!!
 予選開始後30分後の時点で、順位は以下のよう。
   3 黒澤 琢弥
  19 星野 一義
  77 鈴木 利男
   8 マルコ・アピチェラ
  61 ト-マス・ダニエルソン
  36 関谷 正徳
 ここで、98番服部 尚貴が130Rでストップ!! 彼の予選は、ここで
終了することになる。
 予選開始後33分後、注目のチ-バ-がついにマシンに乗り込んだ。
 同時に14番影山が逆バンクでスピン!! オフィシャルに助けられて、復帰
をはたす。
 予選開始後40分後、19番星野がついに1分43秒310を記録。以下のオ
-ダ-となる。
  19 星野 一義
   3 黒澤 琢弥
  77 鈴木 利男
   5 ジェフ・クロスノフ
  20 A・G・スコット
  28 パウロ・カ-カッシ
 11番ア-バイン。ようやくタイムアタックに入る。
 予選開始後41分後、25番ロス・チ-バ-もコ-スイン。44分後にはタイ
ムアタックに入る。1番マウロ・マルティニが後ろについてゆくが、ついていけ
ない。
 47分後、チ-バ-がついに1分43秒102を出し、トップへ!!
 予選開始後50分後の順位は、以下のよう。
  25 ロス・チ-バ-
  19 星野 一義
   3 黒澤 琢弥
  77 鈴木 利男
  36 関谷 正徳
   5 ジェフ・クロスノフ
 トップから、6位までは1秒以内に密集している。
 54分後、28番パウロ・カ-カッシがカシオトライアングルでスピン!!
 55分後、3番黒澤 琢弥が1分42秒758でトップ!! グランドスタン
ドは、大歓声に包まれる。
 しかし、直後に11番エディ・ア-バインが1分42秒686を出す。
 チ-バ-と星野もここでコ-スイン。
 だが、最後の1分で8番マルコ・アピチェラが1分42秒483を出し、とっ
プをとった!!!
 チ-バ-・星野もとどかず(カ-カッシのスピンに引っ掛かって)タイムオ-
バ-となった。
 2回目の予選の結果は、以下の通り。
   8 マルコ・アピチェラ 1分42秒483
  25 ロス・-バ-    1分42秒496
  19 星野 一義     1分42秒577
  11 エディ・ア-バイン 1分42秒686
   3 黒澤 琢弥     1分42秒758(ここまでコ-スレコ-ド)
  77 鈴木 利男     1分43秒418
     ***山川 順治/PEE00630 ***


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