SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第5戦
「MOTEGI GT 300KM RACE」  公式予選
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■開催月日:2005年9月3日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
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■#3 G’ZOX・HASEMI・Zが5位
#12カルソニックインパルZは6位
#22 モチュールピットワークZは7位

 SUPER GTシリーズは、第4戦の菅生ラウンドから6週間のインターバルを経て、ツインリンクもてぎで第5戦を迎えた。今回のレースより予選の方式が変更され、スーパーラップ進出車両が12台から10台に改められることとなった。
 予選1回目で好調ぶりをアピールしたのは#3 G’ZOX・HESEMI・Z。金石年弘が1分46秒201のタイムで4番手の位置につけた。続いて#22 モチュールピットワークZが6位、#12 カルソニックインパルZが10位となり、Zは4台中3台がスーパーラップ進出を決めた。
 一方、70kgのハンディウェイトを積む#1 ザナヴィニスモZは、GT500専有走行の開始とともにコースインし、早々とアタックを試みたが、16位で予選を終えることとなった。

 公式予選2回目のGT500の走行は、午後2時30分から開始した。#1 ザナヴィニスモZは、本山哲とリチャード・ライアンが交代でセットアップをチェック。#22 モチュールピットワークZはミハエル・クルムがタイムアタックに備えてラップを重ねたが、最終周を終えてクルムがギアボックスの不調を訴えてピットに戻ってきた。
 GT500のスーパーラップ開始前に作業が完了すると判断したチームは修理に取りかかった。また、#12カルソニックインパルZは、2回目の予選が始まる前にエンジン交換を実施。スロットルの吹け上がりが鈍く、タイムが出にくいという理由だった。

 これまでのスーパーラップは、2台ずつが走行してタイム計測を行い集計する方法だったが、今回は一台ずつ10台に変更となった。
 スーパーラップのトップランナーは予選10位の#12 Z。エンジンが復調したZを駆り、トレルイエが渾身のハードプッシュを見せた。この結果、1回目のタイムを0.5秒近く短縮して場内を沸かせた。スタートに間に合った#22 Zはクルムが1回目のタイムを0.1秒強縮めたが、#12 Zにはわずかに遅れをとってしまう。
 そして、Z勢の中で最も好調だった#3 Zがコースイン。S字からダウンヒルストレートエンドまでの区間でやや遅れたかに見えたが挽回し1回目のタイムを0.15秒以上更新して走行を終了した。スーパーラップの終盤は、午後4時を回ると気温も路面温度も急速に落ち着いてきた。その影響も手伝ってか、スーパーラップ上位4台は1分46秒を 切る驚異的なタイムを出した。



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