スーパーGT第1戦岡山GT250kmのノックアウト予選Q1が21日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスではDENSO SARD SC430が、GT300クラスではJLOCランボルギーニRG-3がトップでこのセッションを通過した。
ノックアウト予選Q1が12時30分より始まった。従来の方式では公式予選1回目が基準タイムを満たすドライバーの判定としてのみ機能していたが、今回はこのQ1予選が従来の予選1回目の基準タイム通過ドライバーの判定も兼ね、GT500上位11台、GT300クラス上位16台がQ2に進出、それぞれ12位以下、17位以下はこのセッションで予選順位が決定することとなる。両クラス混走が40分、GT300クラス占有10分、GT500クラス占有10分の合計1時間でのセッションとなっている。
まずは両クラス混走の40分間から。ここでは、各チーム、両ドライバーの基準タイム通過を目指すものと思われる。GT500クラスはS Road MOLA GT-RがGT300クラスはHANKOOK PORSCHEがとりあえずトップで40分間の混走タイムを終えた。
占有は10分間のGT300クラスから。まずは、ARTA Garaiyaがトップに立つと、直後にエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電が2位に付ける。これを逆転したのがJLOCランボルギーニRG-3でQ1をトップで通過した。COROLLA Axio apr GT以下5台はQ2進出がならなかった。
GT500クラス占有は、混走で2位に付けていたRAYBRIG HSV-010がコースイン直後にストップするという波乱で始まる。KEIHIN HSV-010が一時トップに立つもののこれをDENSO SARD SC430が逆転。トップでQ1を通過した。
コースイン直後ストップしたRAYBRIG HSV-010は各車タイムアップで次々と順位を落とすものの11位にとどまりなんとかQ1通過を果たした。MOTUL AUTECH GT-R以下4台はQ2進出がならなかった。
Q2セッションは90分のインターバルをおいてこの後、15時より行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA