Photo:K.Takeshita
小暮、3度目の正直で初優勝! 3月23日、三重県鈴鹿サーキットで全日本F3選手権の第3戦が開催された。 午前中に行われた予選でのポールポジションは、開幕筑波ラウンドでのウイナー #7P.モンティン、2番手には#1小暮卓史、3番手は#64佐藤晋也、4番手は#11 星野一樹、5番手には#8横溝直輝というオーダーとなっていた。だが、期待の#11 星野はフォメーションラップの2コーナーでマシンを止めてしまい、グリッドに 並ぶことはなかった。 決勝スタートは、#7モンティンがまさかのストール!「避けるのにロスしてしまっ た」#64佐藤は1周目で#1小暮の1.3秒差となった。筑波での2戦連続スタートで ストールという結果となった#1小暮はその借りを返すかのような快進撃で2周目 は1.7秒差に開く。12周のレースは終盤#64佐藤が追い上げたものの届かず、#1小 暮の初表彰台が初優勝という結果となった。混戦の3番手争いは、#8横溝を先頭 とする接近戦となり、4周目のバックストレートで8番手スタートの#37平中克幸 が#8横溝をとらえ、ルーキーとして3戦目の初表彰台を獲得した。6周目のシケ インで#7モンティンは4番手まで浮上したが表彰台には届かず。 ウイナー、小暮選手のコメント 「モンティンのストールはボクの再現のようでした(笑)スタートは普通でした ね。横風がすごくて、コントロールするのが精一杯で全力でも(佐藤選手に)詰 められました。今日はモンティン選手がストールして勝てたので、明日はバトル して勝てればと思います」 Report:K.Takeshita
2002年3月23日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap--GoalTime- 1 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 12 24'07.047 2 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 12 - 0.780 3 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 12 - 18.804 4 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 12 - 19.182 5 36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 12 - 23.311 6 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 12 - 25.991 7 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 12 - 37.061 8 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 12 - 43.783 9 18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 12 - 46.301 10 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20 12 - 46.425 11 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 12 - 58.827 12 3 M.ゾンギャレリ ダラーラF302/3S-GE 12 -1'13.599 -----------------------以上完走-------------------------- 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B D.N.S. --------------------------------------------------------- Fastest Lap #64 佐藤晋也 1'59.888 6/12 174.79km/h