JTCC 第10戦予選レポート
TIサーキット英田で開催されることとなったJTCC第6大会。
今年の夏はどうも不安定な天候の続くなか、曇り空ではあるものの、予選1
回目はドライコンディションで午前10時45分から、9台で行われた。
まず#19金石勝智がコースイン。1分39秒351からスタート。
#11 中谷明彦の41秒291が続いてラップモニターに姿を見せる。
10分を過ぎてモニターの上部にいきなりタイムを刻んだのは、#37関谷正徳。
34秒874というコースレコードの34秒676に迫る圧倒的なベストタイムだ。
12分経過の段階では、
#37 関谷正徳 1'34.874
#36 ケルヴィン・バート 1'36.404
#19 金石勝智 1'39.351
#38 立川祐路 1'39.365
#68 ルベン・デルフラー 1'41.164
#11 中谷明彦 1'41.291
その後、#36バートが35秒948をマークするが、トップタイムには届かず。
#38 立川も35秒859を出し、さらに4周目では35秒765までアップ。
#39 竹内浩典もおくればせながらコースインし、35秒台に入れてくる。
22分経過では、
#37 関谷正徳 1'34.874
#19 金石勝智 1'35.574
#38 立川祐路 1'35.765
#39 竹内浩典 1'35.923
#36 ケルヴィン・バート 1'35.948
#68 ルベン・デルフラー 1'36.466
#25 土屋圭市 1'36.533
#11 中谷明彦 1'37.160
残り6分となった段階で、#24土屋武士がようやくコースイン。アタックをか
け、36秒台のタイムを刻む。
(予選1回目、暫定結果)
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#37 関谷正徳 1'34.874
#19 金石勝智 1'35.574
#38 立川祐路 1'35.765
#39 竹内浩典 1'35.923
#36 ケルヴィン・バート 1'35.946
#24 土屋武士 1'36.098
#68 ルベン・デルフラー 1'36.466
#25 土屋圭市 1'36.533
#11 中谷明彦 1'37.160
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2回目の予選は、午後1時45分から開始された。
気温の上昇も予想されたが、そんななかでアタックをかけたのは#39竹内
だった。4周目に2回目トップタイムの1分36秒406をマークするものの、
自身の1回目のタイムを更新するにはいたらなかった。
この結果、午前中の順位のまま、決勝グリッドにつくことになった。
#37 関谷正徳
「タイヤはBS勢より練習から良いし、決勝も暑くなっても大丈夫なもので臨
んでいる。ポイント的には絶対有利だし、今回でチャンプを決めたい。'94年
はラストまでごちゃごちゃだったし、'95年はラストで逆転された。油断はで
きないけれど、ここまではうまく運んできている。バートにもチームポイント
として何かやってもらって逆転したい」
#19 金石勝智
「関谷さんが前で速いけど、天候次第で変わると思うんで、晴れたら面白い。
ミシュランはテストでは負けてたけど、レースウイークは良いみたいです。
FRの方がスタートは良いんで、ポジションキープできるようにスタートし
たい」
#39 竹内浩典
「やわらかい物を選んでいるわけじゃないから、決勝25周で暑くなっても大
丈夫でそれは望むところです。ポイントがダブルなんで決勝を重視しないと
いけないんで、決勝を見据えた予選になったわけです。1回目は最終コーナ
ーでミスをして、0.4秒は失ったんでなければ35.5秒の2番手ぐらいは行けた
はず。午後はアタックしたけど暑くなってしまいました。関谷さんが『王手
飛車取り』状態なんで、絶体絶命です。勝ち数も関谷さんが5なんで、ラス
トで(タイトルは取れないにしても)一泡ふかせたいですね」
(正式結果は後ほど掲載される予定です)
***JCG00146 竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***
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