- 井口卓人(優勝)
- 「いろんな人からオートポリスは抜けないと聞いていたので、ポールからスタートが勝負だろうと思っていました。国本選手との接触はレーシングアクシデントで、どちらが悪いわけでもないんですが、ちょっと申し訳ないことをしたのかなとも思います。そのまま自分の走りができてぶっちぎりで勝てたのは幸せです。接触で国本選手はリアのホイールが割れて、ぼくもリムが少し曲がりました。今日は14周ですが、明日のような21周の長いレースだったら後半スローパンクチャーで走れなくなってかも知れないので、運が良かったのかも知れませんね」
- ケイ・コッツォリーノ(決勝2位)
- 「今日はラッキーでした。前でいろいろあって井口選手の後ろにつくことができました。井口選手は速いし、後ろはバン・ダム選手と嵯峨選手がやりあってて、ギャップがあったのもラッキーでしたね。でなければバン・ダム選手に抜かれていたでしょう。セクター1、2、ストレートスピードは変わらないんですが、セクター3は全然井口選手に付いて行くことができませんでした」
- カルロ・ヴァン・ダム(決勝3位)
- 「スタートで勝負が決まってしまいました。ミスしたりトラックが汚れていたり、風が強かったりしましたが、前のクルマよりは速いスピードで走れていました。なかなか前に出られないのが残念でした。クルマは速いので明日はいいレースができるでしょう」
- アレキサンドラ・インベラトーリ(ナショナルクラス優勝)
- 「予選から調子がよくありませんでしたが、スタートが決め手となりましたね。優勝できて嬉しいです。前半は安岡選手のミスを誘っていました。彼がいなくなってからは山内選手を抑えるのが大変でしたが、自分の走りに集中してゴールすることができました」
- 山内英輝(ナショナルクラス決勝2位)
- 「すべてがスタートでした。抜きにくいコースでほぼ最後尾まで落ちて2位まで上がれて、速さを見せられたと思います。でも勝たなければ意味がないので、明日はスタートをちゃんと決めて、自分の走りをすることに気持ちを切り替えます」
- 松下昌輝(ナショナルクラス決勝3位)
- 「嬉しいの一言です。回りがみんな速いので付いていくのと後ろを抑えるので精一杯でした。これがぼくの実力です。セクター2が遅いのが問題ですね。予選でエンジンのトラブルも出て乗れていないんです。そんな中での3位は自分としては納得しています。ただ、1回勝っちゃうとあの味を忘れられないので悔しいといえば悔しいですけど」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI