Formula Nippon

FN第7戦富士 決勝上位3人のコメント

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アンドレ・ロッテラー(優勝)
1年ぶりに優勝できて嬉しいよ。予選ではストレスが溜まるような状況だったけど、うまくラップをまとめることが出来たし、今日のスタートも本当にうまくいったね。今までは満タンだとなかなかリードを奪うことが出来ていなかったからね。
ノーピット戦術を選択したことで、大変なレースになりそうだと思っていたから、リチャードがかなり速いペースで追い上げてきたときも、彼とトラブったりしないよう敢えて引いたんだ。そうやって前半は燃費とタイヤをセーブして、後半は思いっきりプッシュしたよ。
最後の15周位は、自分が何位を走っているのか判っていなかったんだけど、電光掲示板の一番上に「31」と出ているのを見て「僕なんだ!」って思ったんだ。最高のフィーリングだったね。

片岡龍也(2位)
クルマは昨日からずいぶん良くなってました。いつもだとフリー走行ではせいぜい10番手くらいなんですけど、今日は良いタイムが出せていたので、手ごたえを感じていました。
5番手からジャンプアップできたので、スタートは良かったと思います。リチャードは凄く速かったので、きっと1ストップだろうとは思っていました。アンドレに対してはもうミス待ちしかない状態でしたが、自分もミスをしてしまって、離れたりくっついたりを繰り返していました。前回の富士では悔しい思いをしたので、富士だけは絶対勝ちたいと思ってここへ来ました。今日はポイントが云々というより、とにかく勝ちたかったんです。

井出有治(3位)
クルマは走り出しから悪くなかったので、予選では2列目までには入れると思っていたんですが、ちょっとしたバランスの問題で6番手に終わってしまいました。
今朝も調子は悪くなかったので、あとは燃費を突き詰めていくだけだと思い、前半はなるべく燃料とタイヤをセーブして走りました。
スタートでは、ギヤがなかなか入らなくて、ローに入れたと思ったらもうシグナルがブラックアウトしたので、あわててクラッチをミートしてエンジンを止めそうになりました。
ここにくるまでは本山さんとのポイント差を大きいものと感じていましたし、正直言って富士は苦手なサーキットだったんですが、ここでポイント差を詰めることが出来て本当によかったです。

中嶋悟(優勝チーム監督)
久しぶりに表彰台や記者会見に呼ばれて感激しています。
予選では色々トラブルがありましたが、メカニックたちが頑張ってくれましたし、アンドレも良いレースをしてそれに応えてくれました。
最近はJRPの仕事が忙しかったんですが、ここ何日かで公表すべきものはしてしまったので、今回はちょっとだけ余分にチームのほうへ力を注ぐことが出来たのも良かったのかもしれません。この先もこの勝ち癖をそのままにもう2回ぐらい勝ちたいですね。



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