日本レースプロモーション(JRP)は2月19日、全日本選手権フォーミュラニッポンの2008年開催概要を発表した。
鈴鹿サーキットが年末に大幅な改修を控えている影響からか、今季は全8戦となり、9月20日の菅生が最終戦となる。
また、既に昨年時点で公表されていた2レース制も、第5戦鈴鹿(7月12・13日)と第6戦もてぎ(8月9・10日)
で採用されることとなった。この2イベントでは同時にリバースグリッドも導入され、
第1レースの上位8台が逆順で第2レースをスタートすることとなる。
(第7戦富士のレース距離、決勝方式は調整中)
2レース制の導入とあわせてポイントシステムも変更となる。
今季は1レース制での優勝者には15ポイントを頂点に10位までにポイントが与えられることとなった。
2レース制では第1レースは10ポイントを頂点に上位8人、第2レースは5ポイントを頂点に上位5人がポイント対象だ。
このほか、パドルシフトの採用、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの創設など、今シーズンも新機軸が満載だ。
予選方式についても、F1でお馴染みのノックアウト方式が導入されるが、「従来の45分×2回やスペシャルステージ方式に加えて」
とのことであり、レースごとにさまざまなバリエーションの予選が見られることになりそうだ。
第1戦決勝は4月6日富士スピードウェイ。ピットストップありの300kmレースだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO