Formula Nippon

FN:2008年は2レース制、リバースグリッド、パドルシフトを導入

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 日本レースプロモーション(JRP)は16日、フォーミュラニッポン第7戦の行われているスポーツランドSUGOにて来シーズン2008年のフォーミュラニッポン概要を発表した。これによると現行のレースシステムが大幅に変更され、1大会2レース制、その際のリバースグリッド、ノックアウト方式の予選が導入されることとなった。また、併せてマシンにもパドルシフトの採用が発表された。

1大会2レース制
・1シーズン2レースを行うサーキットで採用される。具体的には鈴鹿、もてぎ、富士で開催される2レースのうち、一方を2レース制、もう一方を通常レースとする。
・第2レースのスターティンググリッドは、第1レースの競技結果に基づき、1~8位をリバースグリッドとする。9位以降は第1レースの結果とする。
・第1レースの競技時間は45分、第2レースは30分を想定
新予選方式(ノックアウト予選)
・ノックアウトを採用するか通常予選かは主催者の任意選択。
・ノックアウト方式予選の開始3時間前に30分間のフリー走行を設定。
・第1ステージは25分、上位15台が第2ステージへ。16位以下は順位決定。
・5分のインターバルの後、第2ステージは15分間。上位8台は第3ステージへ。9~15位の順位が決定。
・5分のインターバルの後、第3ステージは10分間。上位8台の順位が決定。
・第1,2ステージはチェッカーと同時に計測終了。第3ステージはチェッカーを受けて計測終了。
・走行中、インターバルに関係なく給油、タイヤ交換OK。
ポイント配分
順位PP優勝2位3位4位5位6位7位8位9位10位
通常大会11512108654321
1大会
2レース
第1レース19765432100
第2レース6543210000
パドルシフト

 2009年導入予定を1年前倒しし、2008年より採用する。パドルシフトはザイテック製。

 ※この開催概要案はこの後日本自動車連盟(JAF)へ申請され、承認をもって正式に決定する。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI



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