全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦(最終戦)は3日、鈴鹿サーキットでフリー走行1回目を行い、小暮卓史(ナカジマ)が1分39秒009でトップタイムを記録した。
最終第7戦の行われる鈴鹿サーキットは朝からどんよりと曇り。ほぼ無風だが肌寒い中で9時35分から1時間のフリー走行が行われた。
フリー走行序盤、塚越広大(ダンディライアン)が1分40秒413でトップに立つ。中盤にこれを上回ってきたのが1分40秒140で地元の松田次生(インパル)。すかさず伊沢拓也(ダンディライアン)が39秒台に入る1分39秒989でトップに立つ。ホンダエンジン勢はここ鈴鹿に戻ってきても好調のようだ。
フリー走行終盤、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)が1分39秒812でトップに立つが、ここから次々と中嶋一貴のタイムを上回るドライバーが続出。最終的には、ここまで不振にあえいでいた小暮卓史(ナカジマ)が1分39秒009とコースレコードに迫るタイムをたたき出しトップでフリー走行を終えた。
2位には伊沢、3位に松田、4位にアンドレ・ロッテラー(トムス)、5位に山本尚貴(無限)が入り、中嶋一貴は6位まで後退した。
公式予選はこのあと13時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum