スーパー耐久

S耐:第6戦岡山公式予選 グループ1はST-Xクラスのリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組が、グループ2はST-4クラスの松井孝允/坪井翔/中山雄一組がポールポジション

 ピレリスーパー耐久シリーズ第6戦は3日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、グループ1はST-Xクラスのリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組(Phoenix Racing Asia R8)が、グループ2はST-4クラスの松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)がポールポジションを獲得した。

ST-Xクラスポールポジションはリム・キョンウィー/マティアス・ベシェ/メルビン・モー/川端伸太朗組(Phoenix Racing Asia R8)

ST-ZクラスポールポジションはRYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)

ST-TCRクラスポールポジションは竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)

ST-1クラスポールポジションはT.スターク/影山正美/富田竜一郎組(Porsche 991GT3 Cup)

ST-2クラスポールポジションは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)

ST-3クラスポールポジションは服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)

ST-4クラスポールポジションは松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)

ST-5クラスポールポジションは大西隆生/三木孝浩/東條正志組(ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ)

豊田章男社長(登録名はMORIZO)がドライブするST-4クラスのT'S CONCEPT小倉クラッチ86

 午後になると雲は少し増えたものの快晴で暖かく過ごしやすい気候となってきた。午後1時15分よりグループ2(ST-4、ST-5クラス)の、2時40分よりグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の公式予選が行われた。各グループ、Aドライバー、Bドライバーとも15分間でタイム計測が行われ合算タイムで明日の決勝のグリッドが決定する。

 ST-Xクラスは、ジェントルマンドライバーの走るAドライバー、リム・キョンウィーがトップから僅差の3位に付け、Bドライバーのマティアス・ベシェがトップタイムをマークしたPhoenix Racing Asia R8が今季初のポールポジションを獲得した。2位にはAドライバーの木村武史が2位、Bドライバーのケイ・コッツォリーノが3位に付けたCARGUY HURACAN GT3が2位に、Aドライバーのジェフリー・リーが5位、Bドライバーのアンドレ・クートが2位に付けたJ-Fly Racing R8が3位に入った。すでにチャンピオンを決めて60kgのウエートハンディーを積む浜野彰彦/星野一樹組(Y's distraction GTNET GT-R)は6位と振るわなかった。

 1台参加で初参戦のST-Zクラス・RYO/安田裕信/廣田秀機組(モノコレGINETTA KAP CUSPA)とST-1クラス・T.スターク/影山正美組(Porsche 991GT3 Cup)がそのままポールポジションを獲得した。

 ST-TCRクラスは、Aドライバーの竹田直人が2位、Bドライバーの白坂卓也がトップタイムをマークしたプリズマ☆イリヤRS3 LMSが合算での今季初ポールポジション。2位にはAドライバーのヒロボンがトップタイム、Bドライバーの松本 武士が5位に入ったBRP★Audi Mie RS3 LMSが合算での2位に、Aドライバーの今村大輔が3位、Bドライバーの加藤正将が6位だったL&JR Mars Audi RS3 LMSが3位に入った。すでにチャンピオンを決めている植松忠雄/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)が4位に続いている。

 ST-2クラスは、Aドライバーの冨桝朋広、Bドライバーの菊地靖ともトップタイムの新菱オート☆DIXCELエボⅩが文句なしに合算でのポールポジション。逆転チャンピオンに向けて好スタートを切った。2位には新菱オート☆DIXCELエボⅩを16.5ポイント離してランキングトップに立っている大澤学/後藤比東至組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、3位には八巻渉/朝日ターボ組(Neo GLocal☆新菱オートDXLエボX)が入った。

 上位3チームが僅差でチャンピオンを争っているST-3クラスは、ランキング3位の埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXがAドライバー・服部尚貴がトップタイム、Bドライバーの脇阪薫一が3位に付け合算でポールポジション。2位に甲野将哉/市森友明組(岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34)が、3位に長島正明/小松一臣組(岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34)が入った。ランキングトップの嵯峨宏紀/山下健太組(DENSO Le Beausset RC350)は6位、ランキング2位の堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)は4位と出遅れた。

 ST-4クラスは、Aドライバーの松井孝允、Bドライバーの坪井翔ともトップタイムを記録したTOM'S SPILIT 86が文句なしの今季5度目のポールポジション。すでにチャンピオンを決めているが有終の美を飾るべくグループ2の先頭からスタートする。2位にはAドライバーの小林康一が3位、Bドライバーの塩谷烈州が2位に付けたウインマックステインワコーズDC5☆KRPが合算でも2位、Aドライバーの小河諒が2位、Bドライバーの高橋翼が3位に付けたENDLESS 86が3位に入った。豊田章男社長がCドライバーとして登録されているT'S CONCEPT小倉クラッチ86は11位で予選を終えている。

 ST-5クラスはAドライバーの大西隆生が2位、Bドライバーの三木孝浩が6位と振るわなかったもののA、Bドライバーのタイムをそろえられなかったライバルを尻目にネッツ京華Moty's BSR WM VITZがポールポジションを獲得した。Aドライバー筒井克彦が7位、Bドライバーの山西康司が2位に付けたTEAM221ロードスターが合算で2位。Aドライバーの村上博幸が3位、Bドライバーの山谷直樹が5位に付けた村上モータースMAZDAロードスターが3位に入った。わずか4.5ポイント差でチャンピオンシップをリードしている村上モータースMAZDAロードスターとランキング2位のTEAM221ロードスターの戴冠を賭けた争いに注目だ。

 明日4日に行われる決勝レースはグループ2が午前8時30分から、グループ1が午後1時35分からそれぞれ3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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