スーパー耐久

S耐:第3戦富士24時間(4時間経過)GT-R同士、僅差の戦いは続く

ユーク・タニグチ/山内英輝/銘苅翼/峰尾恭輔/砂子塾長/山田真之亮組(ENDLESS GT-R) Lim Keong Wee/マックス・ホファー/マーシー・リー/メルビン・モー組(Phoenix Racing Asia R8) 今村大輔/加藤正将/石澤浩紀/吉田寿博組(L&JR Mars Audi RS3 LMS) フィリップ・デベサ/密山祥吾/遠藤光博/脇阪寿一組(Racingline PERFORMANCE GOLF TCR) 星野辰也/織戸学/富田竜一郎/リージョンウ/浜健二/小林賢二組(D'station Porsche cup) 冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄/成澤正人/藤井芳樹/古山節夫組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ) 服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之/菅波冬悟/番場琢組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX) 小河諒/高橋翼/花里祐弥/中山友貴/呉良亮/小林真一組(ENDLESS 86) 村上博幸/雨宮恵司/吉田綜一郎/脇谷猛/中根邦憲/杉野治彦組(村上モータースMAZDAロードスター) コースアウトするマシン 黄旗 セーフティーカーも導入される

時間の経過とともに夕闇が迫ってきた。各マシンはライトを点灯し、いよいよ24時間レースらしい雰囲気になってきた。

総合トップを争うST-Xクラスの2台のGT-Rは、4時間を経過してもその差は10秒余り。順調に周回を重ねるGT-Rに対し、総合3位を走行していた#777D'station Porscheは、3時間半を経過したところで他車と接触してスピン。エンジン始動に手間取りタイムロス。さらにピットに滑り込んでチェックを行うが、エンジン回りにトラブルが見つかったのか20分間作業が続き、6位まで後退してしまった。

ST-TCRクラスは、自力に勝る#98FLORAL CIVIC TCRがトップに浮上。これに、#10Racingline PERFORMANCE GOLF TCRが続き、速さはあるものの安定性に欠けるアウディ勢は徐々に後退している。

ST-3クラスは#68埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXがハイペースでトップを堅持。これを本命#62DENSO Le Beausset RC350が追っている。#62RC350はピットストップ回数を少なくする作戦のようだ。この2台の争いは今後も目が離せない。

ST-4クラスは、本命#86TOM'S SPIRIT 86がトップを守っているが、2位には#13ENDLESS 86がジワジワと上がってきている。

ST-2クラスは、#6新菱オート☆DIXCELエボⅩがリードしているが、#6エボXを含めてこのクラスのラップタイムが2分00秒~02秒なのに対し、序盤のアクシデントで大きく遅れた#59DAMD MOTUL ED WRX STIが1分57~59秒のハイペースで追い上げている。トップとの差はまだ8周あるがこの追い上げには注目だ。

ST-5クラスは、#69J'S RACING Moty's制動屋FITが、トップをキープしているが、2位には女性ドライバーで固めた#50LOVE DRIVE RACINGロードスターが上がってきている。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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