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SUPER GT

SGT:第3戦富士 ミッションはチームポイント3点奪取!「鈴鹿有利不利作戦」発動 (Arnage)

 第3戦は鈴鹿サーキットで開催される300㎞レース。46年にわたって夏の風物詩「鈴鹿1000㎞」として親しまれてきた鈴鹿のロングレースが「鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)」に変わり、SUPER GTのレースは今年からは5月に「SUZUKA GT 300㎞ Fan Festival」として開催されることになった。 富士ラウンドではミスが積み重なり、完走はしたもののチームポイントは1点と、悔しいレースとなっていた。2016年より次年度に対するグループ分けが細分化され、チームが過酷なSUPER GTのサバイバルレースを生き残っていくには、少しでも多くのチームポイントを取って上位グループに勝ち上がっていかなければならない。GT300クラスの場合、優勝チームから1周遅れまで3ポイントが加算されるが、完走したとしても2周以上遅れてチェッカーを受けると1点のみ加算される仕組みとなっている。つまり、1周の距離が長く周回数に差のつきにくい鈴鹿サーキットの特性を活かせば、鈴鹿大会は3ポイントを取るには絶好のチャンスとも言える。しかも、コースが長いために、第1スティントをショートにしてピットインしても周回遅れになりにくく、青旗提示される可能性が低いために、安岡選手を第2スティントに持ってくる作戦が取れる。加えて、ハイスピードコースの割にエスケープゾーンが小さい鈴鹿サーキットはセーフティカーの入る可能性が高いため、セーフティカーによって上位グループに追いつける可能性もある。セーフティカーのタイミングは計算することができないが、加納選手をスタートドライバーにすることは、全てを有利に運ぶ作戦とも言える。

 富士ラウンドから2週間という短いインターバルの間に、ファクトリーではリアウイングを新品に交換し、傷んだカーボンパーツを補修して、チームは地元ファンの待つ鈴鹿サーキットに乗り込んだ。

May 19th Qualifying Day 晴れ/ドライ 気温:20℃→19℃ / 路面温度:26℃→31℃ 入場者:20,000人

予選の行われるこの日、前夜に降った雨は上がって青空となったものの、気温は前日よりも5度以上低く、鈴鹿サーキットは嵐のような強風が吹き荒れる天候となった。時折吹く突風のような風に煽られて、コース上に人工芝が飛ばされる場面もあり、波乱の幕開けが予想された。

 予定通り9時から公式練習が行われた。コースコンディションはドライ。チームは作戦通り、加納選手を決勝のスタートドライバーと想定し、冷えたタイヤでコースに送り出した。冷えたタイヤに苦手意識のあった加納選手だったが、慎重に数周回走行することによりタイヤの感触を掴んだ。チームはマシンを繰り返しピットイン、ピットアウトさせてセッティングを確認し、セッション中に出た赤旗のタイミング使って、ドライバーチェンジのシミュレーションも行った。EXE AMG GT3は公式練習の後のサファリの時間も含めて時間いっぱいを走行し、順調に土曜日の午前中のメニューをこなした。

 午後からの予選は予定どおり14時30分から、従来のノックダウン方式でスタートした。まずはQ1突破を目指して安岡選手がアタック。安岡選手は慎重にタイヤに熱を入れながらチャンスを狙い、5周目に1’58.642をレコード。更にワンチャンスあるかに見えたが、赤旗中断となって気を削がれたか、安岡選手はそこでアタックを終了。EXE AMG GT3は、22位とQ2進出を許されなかった。しかし安岡選手の気迫のアタックに、チームは明日のポジションアップを確信し、入念に決勝に向けてのメンテナンスを行った。

May 20th Race Day 曇/晴/ドライ 気温21℃→26℃ / 路面温度:34℃→36℃ 入場者:33,000人

 前日の強風は収まり、気温は低いながらも日差しの眩しい絶好のレース観戦日和に、大勢の観客がスタンドを埋めた。

 決勝前のウォームアップ走行は13時開始が予定されていたが、システム障害が原因で45分のディレイとなり、以降のスケジュールも45分遅れで進行される事となった。

 15時25分、いよいよ鈴鹿300㎞のレースが始まった。6年ぶりにスタートドライバーを任された加納選手が追い上げを開始した。加納選手は一旦前方の集団から離されてポジションを落としたが、2分4秒台前半のタイムで走行。前方を行くマシンのアクシデントなどもあって、EXE AMG GT3は徐々にスタート時のポジションにまで戻していった。

 スタート時に21℃だった気温は26℃にまで上がり、路面温度も40℃近くに上っている。ルーティンピットの15周目が近づいていた。ところが12周目に入った時、デグナーで500クラスのマシンがクラッシュ、セーフティカー導入となった。セーフティカーは5周にわたって走行し、これですべてのマシンのマージンがご破算となった。チームはセーフティカーが抜けた後のピットインラッシュを避けて、加納選手を18周まで引っ張り、19周目、見かけ上15位でマシンをピットに呼び戻した。タイヤ無交換作戦をとるチームが多かったが、チームは万全を期してリアタイヤ2輪を交換、非常に迅速なピットワークののち、加納選手からステアリングを託された安岡選手が27番手でコースに復帰した。安岡選手は安定した走行で徐々に順位を上げていく。全車がピットインを済ませる31周目には21位にまでポジションを戻していた。

 タイヤ無交換作戦をとったチームが苦戦する中、安岡選手は最後まで2分3秒台の安定したタイムで走行を続けた。前方チームのペースダウンやアクシデントなどもあり、安岡選手はさらにポジションをあげ、37周目、19位でチェッカーを受けた。チームの読みが当たったレース運びに、Arnage Racingは目標であったチームポイント3点を獲得し、ミスのないピットワークで前戦の雪辱を晴らすことができた。

ドライバー 加納政樹
 まずは、今回のミッションであったチームポイント3点が取れてよかったです。金曜にサーキット入りした段階で「スタートは加納さんだよ」と言われて、6年ぶりのスタートやったんですけど、久しぶりにドキドキして、ちょっとフレッシュな気持ちで臨むことができました。前回のレースが自分の中で、不甲斐ないところがたくさんあって、今回は一回頭をリセットして、自分がなすべきことをもう一回考えてレースがしたい気持ちがあった中でのスタートなんやと思って、なおの事ぐっと気持ちが入った部分がありました。鈴鹿はレースが荒れるだろうという読みが的中して、監督が考えたプランの中で、自分もやっすーも自分の仕事をして、本当にチーム力でこの3点をきちっと取れたのは嬉しかったです。こういう形を積み重ねて、当初から掲げてるように、チーム一丸で、これまでなし得てない全戦完走ができたらと思ってます。次戦は、自分にとっては2年ぶりのタイなんで、シミュレーターなりでもう一回見直しながら頑張っていきたいと思います。
ドライバー 安岡秀徒
 予選がまずまずだったのに、思ったよりも下位で、案の定レースペース的にその目をみはるものがなく淡々と進んで、富士戦に近いようなレースになった印象でした。ただ富士であったようなミスが全部取り除かれてたので、ある意味ではやりたかったようなレースではあったのですが、期待していたAMGとの相性がペース的にイマイチだったかなとも思います。あと、個人的には、練習走行で試したハードタイヤをレースで使えていれば無交換っていう選択もできたんじゃないかと思うと残念な部分もあります。もちろん結果的には交換してよかったのですが、無交換で行っていれば…という思いは残っていて、ちょっと微妙なところではあります。ただし、次のタイに向けては明るい材料があるそうなので、それを楽しみにしつつ、逆にプレッシャーだなとも思いつつ、ちょっと間が空くので、また夏のレースの準備をして行きたいなと思います。ありがとうございました。

 応援してくださった皆さまには深く感謝いたします。次戦タイラウンドは6月30日~7月1日にタイ国チャーンインターナショナルサーキットにて開催されます。何卒、引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

Arnage Racing
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