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SF:第7戦鈴鹿公式予選 全セッションを制し#16山本が今季2度目のポール獲得!

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」は10月27日に三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が今季2度目、自身通算10度目のポールポジションを獲得した。

公式予選: ピットで待機する山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選: ピットで待機する山下健太(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)

公式予選: ピットで待機するニック・キャシディ(KONDO RACING)

公式予選: ピットで待機する石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションは山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)

予選2位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選3位は中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)

予選4位はニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)

予選11位に沈んだ石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選は12時35分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。気温21℃、路面温度は25℃。朝はウェットだった路面も完全ドライで全車スリックタイヤを装着しての走行となった。

予選Q1

Q1は開始直後に#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)の車両がピットレーンで炎上するアクシデントにより赤旗中断という波乱の幕開け。コース上にもオイルが撒かれたため、これを処理したのち12時55分に残り時間14分5秒でコースオープンとなった。ここでのトップタイムは#16山本。赤旗直前に1'38.591を記録してトップに立つと再開後は残り6分までピットで待機したのち、最後の最後に1'38.477までタイムを縮めて見せた。2位には#17塚越広大(REAL SF14)がつけた。その一方で前戦岡山を制した#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)は早めに走行を切り上げたのが裏目に出て終盤17位までじりじりと後退、ここで予選を終えることになった。

予選Q2

Q1の赤旗中断の影響でQ2の開始時刻は当初予定より15分遅れの午後1時20分。ここでも山本の速さが光った。山本は残り3分でコースインすると、2周目からタイムアタックに入って1'38.008を記録。Q1に続いてトップでQ3進出を果たした。2位は#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#17塚越広大(REAL SF14)が3位につけた。ポイントリーダーの#3キャシディも7位でQ3進出を果たしたが、同2位の石浦はまさかの11位に終わり、9位の#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)とともにセルモインギング勢はここで予選を終えてしまった。

予選Q3

Q3もQ2に続いて15分遅れの午後1時37分開始。ウォームアップ2周でアタックに入った山下とキャシディ、1周でアタックに入った山本や中嶋とチームにより判断が分かれるセッションとなったが、ここでも残り3分でコースインした山本が1'37.909とこの日唯一の37秒台のタイムを叩き出してトップに。山本は全セッションをトップで通過して開幕戦鈴鹿以来のポールポジションを獲得した。一方、2周ウォームアップを選択した山下も1'38.193の好タイムを記録して2位につけ、キャシディも1'38.435で4位とまずまずの位置。3位には中嶋がつけた。

これにより山本は1ポイントを獲得。Q2でノックアウトされた石浦と並び、シリーズポイントを25として明日の決勝に臨むことになった。

第7戦決勝は明日午後2時15分より43周で行われる。

Text:vKazuhisa SUEHIRO
Pohoto: Motorsports Forum


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