スーパー耐久

S耐:第6戦岡山公式予選 グループ1はST-Xの星野敏/荒聖治/近藤翼組が、グループ2はST-4の松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥がポールポジション

 スーパー耐久シリーズ最終第6戦は14日、岡山国際サーキットでグループ2の公式予選を行い、グループ1ではST-Xクラスの星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が、グループ2ではST-4クラスの松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM'S SPIRIT 86)が総合のポールポジションを獲得した。

グループ2(ST-4、ST-5クラス)

グループ2、グループ1とも予選で赤旗が提示された

ST-4クラスポールポジションは松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM\'S SPIRIT 86)

ST-5クラスポールポジションは芝谷純三/ススム・ナカムラ/カルロス本田組(THE BRIDE FIT)

 グループ2(ST-4、ST-5クラス)の公式予選は午後1時より。天候が心配され、雨模様の中セッションが始まったが終始ドライコンディションでの争いとなった。Aドライバー20分、Bドライバー20分でタイムアタックが行われA、Bドライバーの合算タイムで予選順位が決定する。

 Aドライバー予選では開始7分前にST-4クラスの太田侑弥(SKR ENGINEERING ings S2000)がパイパー立ち上がりでクラッシュして赤旗が提示される。この時点で1分42秒455でトップに立っていたST-4クラス・松井孝允(TOM'S SPIRIT 86)のタイムは再開後に誰も更新できずこのセッションでのトップタイム。Bドライバーの坪井翔(TOM'S SPIRIT 86)も1分42秒193とさらにタイムを縮め2位以下を大きく離したため、文句なしで合算でのポールポジションを決めた。

 ST-5クラスはAドライバー予選でトップタイム、Bドライバー予選で2位の村上博幸/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスターND)が合算でトップタイムとなったが、レース後の再車検で特別規則書で指定された燃料を使用していないことが発覚したため失格。繰り上がって芝谷純三/ススム・ナカムラ/カルロス本田組(THE BRIDE FIT)がポールポジションを獲得した。

グループ1(ST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)

ST-Xクラスポールポジションは星野敏/荒聖治/近藤翼組(D\'station Porsche)

ST-TCRクラスポールポジションは伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)

ST-1クラスポールポジションは小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)

ST-2クラスポールポジションは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)

ST-3クラスポールポジションは手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)

 グループ1(ST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の公式予選はグループ2で赤旗が出てため予定より10分遅れて午後1時40分より始まった。Aドライバー20分、Bドライバー20分でタイムアタックが行われA、Bドライバーの合算タイムで予選順位が決定する。

 Aドライバー予選ではジェントルマンドライバーのST-X・永井宏明(ARN Ferrari 488 GT3)が1分9秒179と2位以下を1秒弱ちぎるトップタイムをたたき出すと、Bドライバー予選でも佐々木孝太(ARN Ferrari 488 GT3)がトップタイム。文句なしで6連続、全戦でのポールポジションを決めたと思われたが、再車検で特別規則書で指定された燃料を使用していないとされ失格。繰り上がってST-Xクラスの星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が総合でのポールポジションとなった。

 ST-TCRクラスではBドライバー予選中、現在ポイントリーダーの石川京侍(Modulo CIVIC TCR)がウィリアムズコーナーでクラッシュ。赤旗の原因となり、予選基準タイムをクリアできなかったため明日は下位スタート。合算でのポールポジションは僚友の伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)が獲得した。

 ST-1クラスはただ1台参加している小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)が、ST-2クラスは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)が、ST-3クラスはチャンピオンの可能性を残している手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)がポールポジションを獲得した。

 明日15日は、グループ2の決勝が午前8時35分より、グループ1の決勝が午後1時45分より、それぞれ3時間レースとして開催される。予報は雨。波乱含みの展開となりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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