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S耐:第3戦鈴鹿セカンドチャンス100決勝 ST-Xクラスの佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組が総合優勝

 予選と決勝レースの間に「セカンドチャンス100」と呼ばれる敗者復活戦の100分レースが今年も行われた。

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 これは予選下位となったST-Xクラスの3台、ST-3、4,5クラスの各3台、計12台での敗者復活レースが行われるというもの。このセカンドチャンスでは各クラスの下位1台が予選落ちとなり残り8台は日曜日に行われる4時間の決勝レースに進出できるという形式だ。

 16時15分、SCカー先導のフォーメーションラップから、100分のレースがスタートを切る。PPの#112 SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-5の佐藤敦を2番手の#999 CARGUY ROGER DUBIS HURACAN GT3のAfiq Yazidがパス。しかし、#999はこの後トップに立ったもののジャンプスタートとピットロード速度違反での2度のドライブスルーペナルティを受け後退。また、予選セッションでもマシンをストップさせた#89 Hub Auto Ferrari 488GT3のMorris Chenがレース序盤から何度もコース上でマシンをストップさせては再スタートするというトラブルに見舞われる。

 100分レースの残り60分を切った段階で、#213 WAKO’S field HPI WM Vitzがダンロップコーナーでクラッシュ。このため15分ほどのSCカーランとなる。残り44分でSCカーがピットインし、レースがリスタート。#112を先頭にST3クラスの#34 SKY team motoyama Z34、ST4クラスの#26エンドレスアドバントラストヴイッツ、#999、ST3クラスの#14岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34のオーダーとなる。

 この約5分後、トップの#112が西コースで突然スロー走行!左フロントタイヤのバーストで緊急ピットインとなるが、1周のマージンを後続につけており、タイヤ交換ののちにトップで復帰する。

 100分のレースは#112が41周を走行してトップでチェッカー。2番手の#999とともに明日の決勝レースに駒を進めることとなった。3番手のST3クラストップは#14、4番手に#34が入りこの2台も決勝に。5番手のST4クラストップ#26、6番手のST4クラス#100AGENT-1 86も決勝に進出。7番手の#89は残念ながら敗退。8番手のST3クラス#17DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-Dも残念ながら敗退となり、電気系トラブルから予選セッションでも走行できなかった#37DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-Dとともにレースを終えることとなった。以下#57ホンダカーズ桶川V-BOXセキショウFitは、11周を残してレースを終えた#213とともに決勝に残留。#18 Y’s distraction86も残念ながら決勝に進むことはできなかった。

 4時間の決勝レースは、明日午後12時30分から行われる予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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