Japanese F3

JF3:第17−18戦オートポリス公式予選 トムス勢が2戦連続でフロントロー独占!Nクラスはスポット参戦の#55元嶋佑弥

全日本F3選手権第17,18戦の公式予選が9月9日、大分県のオートポリスで行われ、#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が2戦連続でポールポジションを獲得した。Nクラスも今回スポット参戦が決まった#55元嶋佑弥(Planexスマカメ・F308)が2戦連続でクラストップとなっている。

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全日本F3がこのオートポリスで開催されるのは2010年以来。実に7年ぶりのこととだ。
当然シャシーやエンジンも当時とは全く別物であり、全くデータのない状況で各チーム現地入りしたが、金曜の専有走行では全セッションで坪井がトップタイムを記録、#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)が総合で2位につけ、トムス勢が頭ひとつ抜け出した格好だ。

そうした中、公式予選は9日朝10時20分より30分間で行われた。今回の予選はベストタイムで土曜日決勝、セカンドベストで日曜日決勝のグリッドを決める方式が採用されたが、各ドライバーが3周めに入り、本格的なアタックが始まった直後にコース後半の上りセクションで#3三浦愛(EXEDY B-Max F317)と#33イェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)が絡んでコース上にストップしたために赤旗中断となってしまった。

予選は10時37分に一旦再開されたが、今度は14コーナーで#13吉田基良(B-Max Racing F306)が立ち往生してしまい、すぐに2回めの赤旗が出てしまった。

これによりタイヤの一番状態のいいところでアタックできないという、ドライバーにすれば実にフラストレーションのたまる状況になったわけだが、それでも坪井は10時47分に走行が再開されると1'37.422を叩き出し、2セットめを投入した終盤のアタックでも1'37.925を記録して2戦連続ポールを獲得、2番手も2戦連続で宮田がつけ、トムスが2戦連続でフロントローを独占するという結果になった。3番手は第17戦が#12アレックス・パロウ(THREEBOND)、第18戦はポイントリーダーの#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)という結果になった。

Nクラスは今大会のみのスポットながら久保田克昭に変わって#55Planexスマカメ・F308
をドライブすることになった元嶋が不完全燃焼と言いつつ2戦連続でクラストップタイムを記録、2番手もまた今季NクラスチャンピオンのDRAGONが今回からダラーラF314にスイッチしたのを受け、それまで乗っていたダラーラF306をドライブすることになった#50澤田真治(B-Max Racing F306)が2戦連続で2番手という結果になった。澤田も予選開始当初からトラブルを抱えての走行を強いられていたとのことで、決勝での巻き返しに期待のかかるところだ。

第17戦決勝は今日午後4時20分から15周で、第18戦決勝は明日午後3時45分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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