S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 Aグループは阪口晴南が、Bグループは平優弥がトップタイム

 S-FJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開幕。Aグループ予選では阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が、Bグループでは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)がトップタイムを記録した。

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 鈴鹿サーキットは早朝より快晴に恵まれ午前9時からAグループ予選が20分間で行われた。

 開始10分あたりまで八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が2分14秒470までタイムを縮めトップに立つ。これを上回ってきたのが、先日SRS-Fを主席で卒業した16歳の阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。2分14秒087でトップに立つと、このタイムを一気に12秒728まで縮め、ただ一人12秒台で2位以下を0秒7ちぎって圧倒。トップタイムで予選を切り上げた。

 2位にはS-FJ岡山シリーズランキング2位の兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)が入り、八巻が3位で続いた。

 Bグループ予選は午前9時35分から20分間。こちらは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)が開始10分前あたりからトップに君臨。早々にタイムを2分12秒936と13秒を切るタイムをたたき出すと、終了直前には2分12秒586とAグループの坂口を上回わりトップで予選を制した。

 2位には今シーズンFIA-F4に参戦していた小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)が、3位にはジェントルマンクラスの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が食い込んできた。

 このあとAグループ第1レグが11時55分から、Bグループ第1レグが12時45分からそれぞれ6周で争われ、トータルタイムの速いほうの勝者が明日の決勝レースでのポールポジションを獲得することとなる。

Aグループ予選トップタイム 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-q-sena  「昨日の練習の2本目でセットが決まって13秒台が出たのでニュータイヤを履いたら12秒台に入ると思っていました。うまくまとめられたと思ったんですがセクター1が足りなかったのが悔しいです。最後はシケインがダブルイエローでタイムを出せなかったです。2レースあるいので無理もしませんでした。平選手のタイムは超えられたと思いますが、後の方が路面が良かったのかも知れません。第1レグはスタートが決まれば大丈夫だと思います。めいっぱい行ってポールを取ります」
Bグループ予選トップタイム 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
sfj-no1-q-taira  「A組の様子を見ながらのアタックだったのでラッキーだったと思います。晴南選手のタイムも把握していました。最後、12秒5が出たときも最終コーナーでシフトミスしたので、あとコンマ1は詰められたと思います。全体ベストだったのでシーズンのまとめでいいスタートが切れました。第1レグはスタートで逃げられればと思いますが、決勝でタイヤのライフを残すようにコントロールでればいいですね。晴南選手との一騎打ちになるのかなと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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