SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 雨の走行で#64エプソンNSXが絶好調!トップタイムを記録。GT300は#31プリウスがトップ

2015スーパーGT最終戦「もてぎGT250kmレース」の公式練習が11月14日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#64EPSON NSX CONCEPT GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)、GT300クラスは#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がトップタイムを記録した。

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公式練習は午前8時40分より1時間45分の予定で開始された。
朝からの雨で路面はウェット。ウェット宣言とライトオンの指示が出される中での走行となった。

最終戦を迎えてGT500クラスは6台にチャンピオンの可能性が残っている。
ポイントリーダーの#12カルソニックGT-Rは開始20分で1’49.027を記録してトップに立つが、その後他のチームもタイムアップしてきて、終わってみればこのセッションは9位。
しかしトップとのタイム差は1.2秒であり、コンディション次第で予選上位も狙える状況だ。
ランキング2位の#1モチュールGT-Rも終盤の専有走行でトップタイムを争い、結局1’46.908で2番手につける。
その1号車とトップ争いを展開したのが#64エプソンNSXだった。
ここまでしばしば一発の速さを見せつけながら今一つ結果の残せていない64号車だったが、このセッションでは開始早々から常に上位につけ、最後の専有走行では中嶋大祐のドライブで1’46.631を叩き出し、トップで走行を終えている。
3番手にはランキング3位の#38ZENT RC Fがつけ、こちらも逆転王座に向けて滑り出した好調だ。

一方、すでにタイトルの決着したGT300クラスは中盤から#31aprプリウス、#55ARTA CR-ZとJAF-GTのハイブリッドカー2台が速さを見せつけていたが、最後の最後に平峰一貴の駆る#88マネパランボルギーニGT3が2番手に食い込んできた。
一方前戦オートポリスでアンドレ・クートがドライバーズタイトルを獲得した#10ゲイナーGT-Rはこのセッション19位に終わっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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