JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500第2レース 接戦を制し、#6大嶋がポール・トゥ・フィニッシュを達成!

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JAFグランプリ「富士スプリントカップ」GT500クラスの第2レースは、ポールシッターの#6大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)が接戦ながら最後まで逃げ切り、最終戦もてぎに続いて2連勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:金曜/8,100人 土曜/23,000人 日曜/39,000人 大会総入場者数/70,100人)

第2レース決勝は11月24日午後3時35分より22周で行われた。
やや慎重な動き出しながらトップで1コーナーに飛び込んだのはポールの#6大嶋。
予選3番手の#36中嶋一貴(ペトロナスSC430)が2番手で続き、もう一人のフロントロー#38平手晃平(ZENT SC430)は出遅れて5位に後退して#12J.P.デ.オリベイラ(カルソニックGT-R)、#100伊沢拓也(レイブリックHSC-010)らと激しい3位争いをレース序盤に展開した。
#38平手は後方から追い上げてきた#18フレデリック・マコヴィッキィの先行を許し、一時は6位に後退する場面もあったが、その後15周目のコカコーラコーナーでマコヴィッキィを抜き返し、17周目のダンロップコーナーでは#100伊沢をパスして4位でこのレースを終えた。

トップ2台はその後も0.9秒前後の間隔を保って周回を重ねていたが、レース後半になってペースの上がらなくなった#6大嶋に#36中嶋が急接近、14周終わりでは僅か0.3秒差にまで迫った。 しかし大嶋も巧みなライン取りで中嶋を抑え、立ち上がりスピードを稼ぐ走りで中嶋の追撃を振り切ろうとする。 その後も20周終了時点で0.7秒、21周終わりで0.6秒と僅差ながら中嶋は決め手を欠き、ファイナルラップの最終コーナーをアウト気味から進入して最後のストレート勝負に出たものの、わずか0.2秒及ばず、大嶋が最終戦もてぎに続いて今季2勝目を挙げた。 3位には#12ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。

また、#17金石年弘がこのレースで6位に入り、5ポイントを加算したことにより、第1レース、第2レースの合計ポイントでは#17KEHIN HSV-010が25ポイントで最多となり、総合優勝を獲得した。

2013年のスーパーGTはこれで全日程を終了。 GT500クラスはDTMと同一規格のシャシーに2リッター直噴ターボの新エンジンを搭載と、全てがリニューアルされて開幕を迎えることになる。 2014年シーズンは4月6-7日に岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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