■GT500クラス:#8ARTA HSV-010
- 小林 崇志
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「正直未だポールを獲ったという実感がありません。急遽アタックすることが決まり、鈴木亜久里さんからは『とりあえず落ち着いていけ』と言われて、その通りに緊張なく落ち着いて走れました。初めてのGTでまだ細かいところがわかっていないので、却って違和感なく走れました。予選に関しては満足する走りができたと思いますが、フリー走行では課題も見つかったので、明日はそれを一つずつ解決していきます。決勝は未知の部分ばかりなので開き直って落ち着いて走るようにします」
- ラルフ・ファーマン
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「彼(小林)は素晴らしい仕事をしましたね。ここまで中々走るチャンスがなかった中でポールポジションを獲ってくれたんですから。今週末はクルマの状態が本当に良かったので、3人ともいいタイムが出せました。この一年、辛いことばかりでしたが、ここをターニングポイントにしたいですね。そのためにも明日は勝ちたいです。決勝は最初のスティントはタイヤが厳しいと思いますが、その状態に合わせて第2スティント以降はタイヤを変えていきます。クルマの調子はいいので、3人でそれを生かして頑張ります。ライバルは23号車と、17号車をはじめとする他のホンダ勢ですね」
- 井出 有治
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「小林のアタックを見ていて『落ち着いてるな』と思いました。クルマは確かに良いんですが、それでもあのタイムは素晴らしいですね。今シーズンは未だ良い結果を出せていませんが、彼の力強いサポートを得て今回はいい結果を残したいです。クールスーツのトラブルに関しては、前回の富士テストから対策をしてきていて、今は全く問題ないです」
■GT300クラス:#26CINE CITTA' タイサンポルシェ
- 密山 祥吾
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「今回千葉社長と山路さんにチャンスをいただいて、26号車で走ることになりました。先日の富士でのタイヤテストで乗ったときから良いフィーリングを感じていたので、今回はいけるかも?と思ってはいましたが、まさか7秒台が出るとは思ってもいませんでした。決勝は長いレースになるので、長いスパンで考えて地道にゴールを目指したいです」
- 植田 正幸
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「富士のタイヤテストで密山くんが良いタイムを出していたので今回は期待していたんですが、まさか7秒台が出るとは思いませんでした。彼は予選前に『130Rは目をつぶっていく』と言っていたので、きっと目をつぶって飛び込んだんでしょうね。今回密山君が来てくれたお陰で少ない時間でいろんなことを試せました」
- イゴール・スシュコ
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「(密山のアタックは)凄かったです。朝のフリー走行でセッティングに迷いがありましたが、チームの皆さんのお陰でいいクルマに仕上がり、ヨコハマさんがいいタイヤを持ってきてくださったので思い通りに動かせるクルマになっていることが富士のテストで分かりました。それがポールに繋がったのかなと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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