スーパー耐久

スーパー耐久第3戦十勝24時間決勝 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2006 第3戦
「十勝24時間レース」  
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■開催月日:2006年7月16日-17日
■開催場所:十勝スピードウェイ
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■「eeiA-ings Z」、BMWとのバトルを制しクラス優勝
  「エンドレス アドバンZ」も総合2位

 13回目の開催となった十勝24時間レースは、今年も帯広市郊外の十勝スピードウェイで16日15時スタート/17日15時ゴールで、33台の車両が参加して行われた。今年も予選は実施されず、クラスごとの第2戦までのポイント順でグリッドを決定。その結果GTクラスにエントリーした#74Zがポールポジション、STクラス1の#3Zは3番グリッドとなった。さらにSTクラス3の新体制となった#33Zが16番グリッド、2年ぶりにレース出場となった近藤真彦らを迎えた#23Zは、21番グリッドからのスタートとなった。
 十勝地方は15日まで連日30℃を超える猛暑だったが、15日午後の突然の雨から気温がグッと下がり20℃前後と涼しくなった。天候は全般に曇りで、霧もかかり夜は寒いほどであった。

 STクラス3は#33Zの大井がスタートを決めて独走態勢を築いたが、#27BMWと#23Zもポジションアップ。しかし21時頃、#23Zは左フロントハブを交換して6周をロスすることになってしまった。その後、夜になってからは#33Zと#27BMWの間隔は1周程度で、夜が明けてからはピットインのたびにトップが入れ替わるようなバトルとなった。
 勝負がついたのは昼を回ったころ。タイヤ2本交換でスピードが思うように上がらない#27BMWを、その直前にフレッシュタイヤ4本を得た#33Zの佐々木が捕らえ、826周目で逆転。リードを50秒まで広げてクラストップチェッカーを受け、うれしい十勝24時間初優勝を飾った。
 また前夜のハブトラブル以外大きなトラブルもなく走行を重ねていた#23Zは3位を守ってゴール。最後は尾本がドライブする車両に山田、近藤、柳田が“ハコ乗り”してファンの声援に応えた。

 いっぽう、STクラス1の#3Zは、青木→影山→藤井のローテーションで交代して20時以降は2位をキープ。トップの#1ポルシェ、3位の#24ポルシェとの差は広がっていたこともあり、見事完走を果たして総合2位でゴールした。

 また本山がプロデュースしたGT500ドライバー軍団、そして鮮やかなスポンサーカラーで注目を集めた#74Zだが、予想していた路面温度とタイヤのマッチングが合わず、スタート直後の1周こそトップを守っ
たものの、ペースが上がらずポジションダウン。それでも総合7位で完走を遂げた。そして、レース後イベントを盛り上げたとして主催者より感謝状が贈られた。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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