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SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝 圧巻の大逆転劇!! 予選8番手スタートの平川亮が今季2勝目を達成 ルーキー三宅淳詞も殊勲の初表彰台を獲得

優勝は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が5月22日、大分県日田市のオートポリスで行われ、予選8番手からスタートした平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が見事な追い上げとピット戦略でトップに立ち、開幕戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

(天候:晴れ コース:ドライ)

42周の決勝がスタートした

レースは途中セーフティーカーが導入された

 第4戦決勝は午後2時30分より42周で行われた。スタート時の気温は24℃、路面温度は44℃まで上昇した。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)。2番手に牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が続き、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が3番手。後方からスタートを決めた笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1コーナーで宮田に並びかけるが、宮田はポジションを守り切って2コーナーを立ち上がる。

 ところが3コーナーで山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)がコースをはみ出し、さらに最後尾スタートの大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がバリアに突っ込むクラッシュが発生。これにより早くも2周目からセーフティーカーが導入されることになった。

 するとその直後、8番手スタートから着実に順位を上げてきていた平川が第2ヘアピンで宮田をも捉え、一気に3位までジャンプアップしてコントロールラインに戻ってきた。

 大湯の65号車を排除した後、セーフティーカーは3周終わりでピットイン。4周目からレースは再開された。

 するとすかさず平川が5周目の1コーナーで牧野をアウトから抜いて2位に浮上する。

 しかしその直後、今度は小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が2コーナーで坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)に追突されてコースアウトするアクシデントが発生。バリアに跳ね返された7号車はコースの真ん中にストップしてしまった。このため6周目から再びSCが導入されることとなった。

 坪井は6周終わりでピットイン、ノーズを交換してレースに復帰したが、このアクシデントを引き起こしたとしてドライビングスルーペナルティを課せられることになった。

 小林の7号車をコース外に排除したのち、セーフティーカーは9周終わりでピットイン。10周目からレースは再開になる。トップの野尻が10周目の第1セーフティーカーラインを超えたところからタイヤ交換義務が有効になるというタイミングだ。

 早速10周終わりで牧野、笹原、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、山本がピットイン。

 11周目に入ったところで今度は大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)と関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が接触。大嶋は左リヤタイヤのパンクに見舞われて第1ヘアピンでコースアウトしてしまい、関口はこの周でピットに入り、フロントウィングを交換することになる。この他、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)がこの周でタイヤ交換を行ったが、山下は左リヤのインパクトレンチが抜けず、タイムをロスしてしまった。大嶋もピットインしたが、パンクしているためリヤのジャッキアップに手間取ってしまう。

 トップの野尻は当初レース半ばでのタイヤ交換を想定していたが、10周目にタイヤ交換を済ませた牧野のペースが良いことを見てピットインのタイミングを繰り上げ、15周終わりでタイヤ交換を行う。チーム無限は7秒2の作業時間で交換を済ませ、野尻を牧野の前でコースに送り出した。

 これでトップに繰り上がった平川は猛ダッシュ。17周終わりで野尻との差を31秒836とすると、18周目には32秒756、19周目には32秒836と徐々にリードを広げて20周終わりでピットインした。実はこの日、チームインパルはピットクルーの一人がぎっくり腰を患ったために急遽他のメンバーが作業に加わっており、ピット作業に不安を残す状態であったが、それでも8秒5でタイヤ交換を終え、平川を野尻の前で送り出すことに成功した。

 猛然と差を詰めてくる野尻を平川は最後まで押さえ切って21周目を走り切る。この時点で野尻との差は2秒054だ。逆に野尻の背後には18周目にタイヤ交換を済ませた宮田が迫ってきた。

 23周終わった時点のトップはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)。2位に三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)が3位で続くが、この3人はタイヤ交換を終盤まで引っ張る作戦を採っていた。

 この時点で平川は4位につけていた。野尻との差は5秒147に開いた。野尻の後方からは宮田がオーバーテイクシステムを使って猛然と迫ってきたが、あとちょっとのところで野尻を捉えきれない。オーバーテイクボタンを押したまま走り続ける宮田。25周目の1コーナーではあわや追突という場面もあったが、宮田は限界ギリギリのブレーキングで衝突を回避した。この間に平川のリードは6秒317に開いた。あとはフェネストラズが何周目にタイヤ交換に入るか。そしてその時の平川との位置関係がどうなるかがレースの焦点となる。

 26周終わってフェネストラズと平川の差は25秒308。27周目にはその差は24秒302にまで縮まる。これを見てフェネストラズは28周終わりでフェネストラズはピットインするが、左フロントの交換に手間取り、9秒3の作業時間を要してしまう。その結果フェネストラズは平川と野尻の間でコースに戻ることになった。

 野尻はオーバーテイクシステムを使ってフェネストラズを追うが、逆にフェネストラズは野尻を引き離して29周目を完了した。野尻は1秒972後方だ。

 これでトップは三宅に代わる。30周終了時点での平川との差は20秒151、フェネストラズとの差は27秒660、野尻とは31秒355の差だ。

 三宅の後ろを走っていた佐藤は31周目に平川に追いつかれてしまうが、TEAM GOHこの周終わりで佐藤をピットインさせる判断を下す。これで平川が2位に浮上。三宅との差は20秒908だ。すると三宅は32周目にピットイン。8秒3の作業時間で野尻の前にピットアウトした。

 ここから三宅はトップ2台を上回るハイペースで周回を重ねていく。34周目には自己ベストを更新する1分29秒054を記録してフェネストラズとの差は6秒112とすると、35周目にはこの日のファステストラップとなる1分28秒747を叩き出した。2位との差は4秒790だ。その後も三宅は1分29秒台を連発、37周目にはフェネストラズとの差を2秒140まで詰めてきた。4位の野尻は11秒717後方だ。

 しかしここからフェネストラズが意地を見せる。38周目に1分29秒896をマークして三宅との差を2秒769とすると、39周目にも1分29秒814を記録して3秒217とさらに広げてきた。

 一方、3位の三宅はこの辺りからタイヤ性能のピークを超えてしまったようで、40周目には1分31秒721にペースダウン。その後も徐々にペースを落としていった。

 こうした中、トップの平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)は2位に3秒462の差をつけてファイナルラップに入り、そのまま逃げ切って開幕戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

 2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)。
そしてルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)がSFデビュー4戦目にして殊勲の初表彰台を獲得した。

 これにより平川はドライバーズポイントを60に伸ばした。ポイントリーダーの野尻は4位に終わったため64ポイントと、その差は一気に詰まった。

 次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。6月19日決勝だ。

決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

決勝3位は三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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