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もてぎ・菅生S-FJ選手権

S-FJ:第5戦もてぎ決勝 佐藤樹がポール・ツー・ウィン シリーズチャンピオンを獲得

10週の決勝がスタートした

 2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第5戦決勝が9月5日(日)にツインリンクもてぎで開催され、10周のレースをポールポジションからスタートの81号車・佐藤樹(群馬トヨペット リノア ED)が優勝。佐藤はこれで開幕戦2位の後4連勝となり、最終戦を待たずにもてぎ・菅生シリーズのチャンピオンを獲得した。

渡会太一と前田大道の争い 優勝は佐藤樹(群馬トヨペットリアノED) 決勝2位は四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED) 決勝3位は伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V) 決勝4位は前田大道(ELEVレーシングドリーム10V) 決勝5位は度会太一(オートバックスドラゴコルセ) マスタークラス優勝は大貫直実(グレード1スズバンF109) 優勝した佐藤樹(群馬トヨペットリアノED)

 午前の予選から天候変わらず、時折陽が差すツインリンクもてぎは多くの選手が望んでいたドライコンディションでのレースとなった。

 午後3時10分全車スリックタイヤでコースイン。所定のグリッドに着いた。

 ポールポジションの佐藤はここまで80ポイントを獲得し、このレース4位以内でフィニッシュすればシリーズチャンピオンが決定する。またランキング2位の33号車・伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)の順位によっては5位以下でもタイトルが決定する。その伊藤は予選終盤のアタック合戦に敗れて5番グリッドからのスタートだ。

 佐藤の背後、2番手の34号車・度会太一(オートバックスドラゴコルセ)、3番手の91号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム10V)、4番手の13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)、いずれもスタートで佐藤を出し抜かない事には逃げられてしまう、というのが共通認識のようで、それぞれスタートに賭けていた。

 レッドシグナルが消えて全車クリーンスタート。ポールシッター佐藤の蹴り出しがやや弱かったのに対し、後方の前田が絶妙なスタートダッシュを決めて佐藤と渡会の間に割って入り、そのままトップに立ってホールショットを奪う。佐藤は前田の背後につきその後方では四倉が1コーナー進入でアウトから渡会に並びかけると2コーナーで3位を奪う。

 珍しく出遅れた佐藤だが3コーナーで前田のインに入ると首位を奪回。失速した前田は四倉からも攻め立てられる。勢いに乗る四倉は5コーナーでアウト側から並びかけて並走でトンネルを通過すると130Rで前田を仕留めて2位に浮上。

 1周目のコントロールラインは佐藤がトップ、0.433秒差で四倉、0.569秒差で前田、0.559秒差で渡会、さらに0.292秒差で伊藤もつけて数珠つなぎにストレートを駆け抜けて行く。昨日の第4戦ではオープニングラップで2位に1.7秒もの大差をつけた佐藤だったが今回は抜け出すことに失敗した格好だ。

 2周目は各車間隔を維持した状態で走行するが、その中で渡会が伊藤をあしらいつつジワリと前田に接近、前田は四倉にやや離されて、渡会、伊藤と共に集団を形成してS字を通過。ダウンヒルストレートでは前田のスリップに入った渡会が左右に牽制する。

 3周目の1コーナー進入で渡会が前田のインを突き、2コーナー立ち上がりで3位を奪う。スタートでジャンプアップした前田だったが、これで4位までポジションを落とした。

 渡会のペースは明らかに速く、第2セクターで四倉に接近、ヘアピンからバックストレートにかけて背後につけるとテール・ツー・ノーズでビクトリーコーナーを抜けてメインストレートを通過。前田を仕留めた時と同じく第1コーナーで四倉のインを奪い前に出る。

 しかし四倉は抵抗を見せ続く3コーナーで逆に渡会のインを刺し、2位の座を奪い返す。この攻防の間にトップを行く佐藤は差を拡げ、5周目完了時点で1.267秒のギャップを築いた。一方で4位に落ちた前田もこの2台に接近する。

 ジェントルマンクラスでは前日と違って16号車・大貫直実(グレード1スズバンF109)が55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)をリードしている。

 6周目の1コーナー、渡会が再び四倉のインを突き前に出ると、今度は2コーナー出口から3コーナーに向けてインを閉めて四倉の逆襲を防ぐ。四倉は渡会を激しく攻め立てて、テール・ツー・ノーズでヘアピンを通過、ダウンヒルストレートでスリップ入ると90度コーナーの飛び込みで渡会のインを差し2位の座を奪回。

 一方伊藤は6周目に2分6秒650のファステストラップを出して前田に迫り、7周目の1コーナーでインを突く。前田は4位の座を明け渡すが、伊藤の背後につけて逆転のチャンスを窺い、90度コーナー進入で勝負をかけたかレイトブレーキング、しかし逆にコース取りがワイドになってしまいギャップを開く結果になった。

 8周目、1コーナー進入で渡会はみたび四倉のインを狙って前に出るが、四倉もこれを読んでいたのか2コーナーで渡会を大外刈りで抑え込む。この攻防で渡会が失速したかコントロールラインに戻ると0.665秒まで四倉とのギャップが開き、逆に伊藤が接近。

 V字コーナーでは渡会のインを伊藤が突くもここは渡会がポジションを守る。ダウンヒルストレートをサイド・バイ・サイドで駆け降りると、ここも渡会がインを絞めて伊藤を抑える。この攻防の隙に四倉は2秒以上の差をつけて2位の座が安泰になる。

 2位以下が激しくやりあうのをよそに、遮る者のいない佐藤は8周目、9周目と連続でファステストラップを叩き出しリードを2秒以上に拡げてファイナルラップに突入。

 この周回も渡会と伊藤の3位争いは続き、3コーナーのアプローチでラインが交錯、ブレーキングが遅れたか渡会がオーバーラン。グラベルに飛び出す手前で踏みとどまったが、伊藤に逃げられた上に前田にも前に出られてしまい5位にポジションダウン。渡会は挽回を試みて前田に激しく詰め寄るがここは前田も譲らず隙を見せない。

 結局佐藤はスタートこそ順位を落としたもののすぐに挽回し、以降トップを譲ることなく2秒364の差で4度目のポール・ツー・ウイン。シリーズチャンピオン獲得に華を添えた。

 2位は四倉、3位伊藤と表彰台はランキング上位3人が立つことになり、伊藤60ポイント、四倉51ポイントで、次戦菅生大会でランキング2位の座を争うことになる。4位は前田。浮き沈みの激しいレースだったがファイナルラップはベテランの味でルーキー渡会の攻撃を封じ切った。その渡会は5位に終わったが驚速ルーキーぶりは十分に見せ、今後に期待を持たせた。

 ジェントルマンクラスはデビュー2戦目の大貫が今度は伊勢屋に20秒の大差でクラス優勝を飾った。

表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

■レース後のコメント

優勝 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット リノア ED)
優勝した佐藤樹(群馬トヨペットリアノED)  「(スタートは?)かなり焦りました(笑)。その焦りを引きずってしまって序盤うまく走れなかった。ブレーキロックとかミスもあり攻めきれなくて微妙な感じだったが、なんとか(挽回した)。展開にも恵まれて逃げ切れたのでよかった。その後は最初の焦りが落ち着いてきて、ちょっとずつ自分の走りができてくるようになって、ファステストラップも取れた、チャンピオンにもなれた。後は日本一決定戦で勝てるように準備したい」
チーム代表 里見乃亜
 「無事チャンピオンが取れた。スタートはちょっとアレ(ミス)だったが、自分でミスは取り返してすぐ挽回した。序盤はタイヤの内圧がきつかったので(接戦は)しょうがなったが、勝てたしファステストラップも取れたので、よかった」
2位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)
決勝2位の四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED)  「開幕戦で、佐藤選手と一緒に戦ってる間にトップが逃げてしまったのと同じような展開にはしたくなかったので、何がなんでも離されないようにと思っていた。が、中盤に来て後ろ(渡会)からの追い上げもあって(逃がしてしまった)。前半の自分のペースが悪くて、タイヤの内圧とかセッティングとか調整していたのに、自分がそこに合わせ込むことができなかった。チャンピオンは決まってしまったが、まだ菅生が残っているので勝てるように頑張りたい」
3位 33号車・伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)
決勝3位の伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)  「(途中の2位グループでの戦いは?)頭の中ではまず2位に上がれるようにと(組み立てを)考えていたのだが、チームメイト(渡会)とやりあっている間に前が逃げてしまって、バトルは制したが3位止まりになってしまった。チャンピオンは取られてしまったが、ここまで佐藤に一度も勝っていないので、次の菅生こそは勝ちたい(佐藤選手は菅生不参加の様です)え、勝ち逃げされるのですか(笑)。それでも菅生は行って、今シリーズ2位ですが3位四倉とのポイント差が今回詰まって来たので。そこは直接対決で勝ちたいですね」
4位 91号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム10V)
決勝4位の前田大道(ELEVレーシングドリーム10V)  「自分の中ではいろいろあった内容の濃いレースだった。一番よかったのはスタートで、(自分の)反応と駆動輪の空転具合、エンジンの回転数が絶妙で2台を中央から一気に抜けた。あのまま佐藤選手を抑えることができたら展開も違うかなと思っていたが、間隔がコーナー脱出で開いても、(次の)ブレーキングまでにはすごい近くまで詰められてしまう。自分にブレーキングミスはなくても抜かれてしまった。そこからは何とか食いついて耐えていったのだが、ちょっとパワーが出ていない感じで、残念だった。最終ラップでドラゴコルセの2台が争っていて、3~4コーナーで1台(渡会)がコースアウトしかけた隙にオーバーテイクできて、そこからしっかりと5コーナーも守りきって、最後まで順位を取り戻した状態でフィニッシュできたので、自分としてはやれることはやった、と思える」
5位 34号車・度会太一(オートバックスドラゴコルセ)
決勝5位の度会太一(オートバックスドラゴコルセ)  「スタートからミスしてしまって、ポジション下げてしまった。2番手に上がれるチャンスを逃してしまったので、そこからレースが崩れた。(終盤っ順位を落としたのは?)タイヤが後半タレてきてペースが上げられなくてポジションを落とした、(接戦でタイヤを使ってしまった?)抜く時にタイヤを使ったり、自分のミスもあって順位を落としてしまった。それでもかなりいい経験ができたので、次に繋げられるようにしたい」

 2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ次戦は最終第6戦は10月10日(日)にスポーツランド菅生で行われる。チャンピオンは決まったがランキング2位は接戦。またデビューレースで速さを見せた渡会の戦いぶりなど注目ポイントは多い。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA


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