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2007年3月

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 上位3人のコメント

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オリバー・ジャービス(優勝)
日本で最初のレースで優勝できてファンタスティックな気分です。
正直プレッシャーのある中、いいスタートが切れ、レースを楽しむことができました。
明日も同じように楽しんで、勝利をもうひとつ挙げたいですね。
オオシマが予選で速かったのでプレッシャーを感じていましたが、予選と決勝はまた別の話だと考えて、落ち着いて走るようにしました。
(終盤の雨について)ドライのほうが好みですけど、予選が後ろのほうならウェットのほうがチャンスがありますね。 でも今回はトップを走っていたので、ウェットは厄介でした。
特にシケインはちょっと危ない状態になっていたので、集中を切らさないように注意して走りました。
明日もスタートを決めて、前のほうで走りたいです。

石浦宏明(2位)
スタートで大嶋選手をよけるときに横に動いてしまって、それがなければもっといいスタートが切れたと思います。 2位で1コーナーに入っていったんですが、タイヤ1本分ラインをはずしてしまったためにオーバーランしてしまい、 ロベルト選手に前に行かれてしまいました。
雨が降ってきてからは、ロベルト選手のリヤがルーズになってきているのがわかって、 気をつけて走っていたら彼がシフトロックをさせてスピンしていきました。
フォーミュラトヨタではこういうコンディションでしょっちゅう飛び出していたので、そうならないように集中して走りました。
富士は抜けるようで意外と難しいんですけど、明日は1位を狙っていきます。

大嶋和也(3位)
スタートでは、クラッチを一気に繋ぎすぎてストール気味になってしまい、繋ぎ直している間に遅れてしまいました。
(アスマーとのバトルでは)こっちのほうが速かったので何度か抜きにいったんですが、うまくいかなかったので、 しばらく様子を見ていたらだんだん関口に追いついて、ああいう状態になりました。一旦入っていったらこっちも引くわけにはいきませんから。
せっかくポールが獲れたのに、もったいないレースになりました。
明日は同じミスを繰り返さないように気をつけます。ミスしなければ絶対勝てるはずですから。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦富士 予選上位3人のコメント

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ブノワ・トレルイエ(ポールポジション)
すごくいい一日でした。クルマは調子よかったですしね。
昨日は若干トラブルがあったんですが、今朝には改善されていて、午前のセッションの後半で本当にいいタイムを出すことができました。
午後の予選でもユーズドタイヤで26秒262が出ていたので、いけると思っていたんですが、途中で雨が降ってきて、 路面コンディションがかなり変わってしまい、セッションの終わりのほうは、グリップが落ちてきてアンダーも出てきました。
でも、とにかくポールポジションが獲れてよかったです。
久しぶりのポールですし、幸先いいスタートが切れたと思います。

松田次生(予選2位)
なんとか最後に2番手になれました。
昨日のフリー走行からクルマの調子は良かったんですけど、今朝は気温がすごく下がって、セクター1、セクター2はクルマの状況がいいのに、 セクター3だけがどうも自分のフィーリングと会わない部分があったので、 それをどうやって解決するかを午後の予選でエンジニア一緒に見つけて、それを達成するために走ったんですが、 ユーズドタイヤで26秒0がでて、「あ、これはタイムでそうだな」と思ったときに雨が降ってきて。自分の中でも気持ち的に「あ~あ」 って思ったんですけど、最後ドライコンディションに戻ったときも、ちょっと路面はスリッピーだったんですが、 エンジニアさんのおかげでセクター3も走りやすくなってました。
去年とはエンジニアが変わったので、僕もコミュニケーションをとることを心がけてたんですが、 今日の結果にはエンジニアにもメカニックの方にも感謝しています。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(予選3位)
全体としてはすごく満足しています。
昨日は6番手でしたが、鈴鹿テストのときよりすごく良くなっています。
いろんな部分が改善されているので、自信を持ってドライブすることができるようになりました。
昨日からセットアップを進める中でベストバランスが見つかって、センシティブなクルマになり、 コンマ何秒単位でタイムを詰められるところまできています。
今日は特に1回目の予選が良かったですね。いいパフォーマンスをみせられたと思います。
午後はニュータイヤを履くタイミングが早すぎて、いいところでトラフィックに引っ掛かってしまいました。
雨が降ってきたのも最悪のタイミングで、1セット目のニュータイヤでアタックしている最中で、ちょうどセクター1、 セクター2で自己ベストが出ているときだったんです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 トムスが1-2-3!勝ったのはオリバー・ジャービス

2007年全日本F3選手権第1戦の決勝は、#1オリバー・ ジャービス(DHGトムス)が日本での初めてのレースを勝利で飾ることとなった。
ポールシッターの#36大嶋和也はスタートの失敗もあり、3位に終わった。
2位には#37石浦宏明が入り、トムスが1-2-3フィニッシュを達成した。

第1戦決勝は当初予定より10分遅れの午後4時15分にフォーメーションラップが開始された。

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スタートでは、ポールシッターの大嶋がクラッチミートを失敗して出遅れる脇をすり抜けたジャービスがトップで1コーナーに飛び込むと、 一気に後続を突き放しにかかる。
予選3位の石浦が2番手で1コーナーに飛び込むが、僅かにラインをはずしたためにオーバーラン気味になり、ロベルト・ ストレイトの先行を許す。

結局大嶋は6位まで順位を落としてオープニングラップを終えた。
5番手の#12マルコ・アスマーはすぐ目の前だ。
1コーナーで何度もアウトからアスマーを抜きにかかる大嶋だったが、アスマーも懸命に押さえ込む。
6周目の1コーナーで大嶋は一旦アスマーの前に出るが、アスマーはすかさず同じ周の100Rで大嶋を抜き返す。

2台は激しいドッグファイトを展開しながら徐々に4番手を走行するルーキーの#33関口雄飛に追いつき、 2台の5位争いは3台による4位争いとなっていく。

そして7周目の1コーナー。
アスマーは関口を抜きにかかるが、関口も一歩も引かず、 並走状態のまま1コーナーを立ち上がった2台はそのままもつれるようにしてAコーナーに向かう。
すると、その僅かな隙間を大嶋がこじ開けるようにして割って入り、一気に4位を奪い取っていった。

2台を抜き去った大嶋は、9周目にはこのレースのファステストラップを刻んでみせるが、既に3位の石浦との差は5秒以上に開いており、 これ以上のジャンプアップは不可能かと思われた。
しかしレース終盤、またしても富士スピードウェイを小雨が見舞う。
これに足元をすくわれたのが、2番手を走っていたストレイトだ。
次第にルーズになっていくリヤを押さえ込みながら走行を続けるストレイトだったが、ついにシフトロックをさせてしまい、スピン。 一気に石浦と大嶋に抜かれ、4位に後退してしまった。

そうした後方の混乱をよそに、トップのジャービスは悠々と周回を重ね、 一度も順位を脅かされることなく日本での初レースを勝利で飾った。

第2戦決勝は明日12時55分より、21周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2007/03/31) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1524'30.497
237石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE153.973
336大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE155.095
43ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1510.463
533関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1512.862
612マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1513.802
710塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1516.404
814安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1521.263
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1526.262
1016石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE141 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
-2中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C69 Laps
-11伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C69 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 オリバー・ジャービス DHG TOM'S F307 1'36.599 (8/15) 170.051km/h
  • CarNo.2は、2007年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(衝突)により、競技長訓戒とする。
  • CarNo.2は、2007年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(衝突)により、罰金5万円とする。

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選2回目 午後のトップは松田。しかしポールポジションは午前中トップのトレルイエ!

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士の公式予選2回目は、 途中で小雨に見舞われる難しいコンディションで行われることとなった。
このセッションでのトップは#2松田次生(モバイルキャストインパル)。
松田は午前中の自己ベストを更新したものの、午前中25秒525を出している#1ブノワ・ トレルイエ(モバイルキャストインパル)にはわずかに及ばなかったため、トレルイエのポールポジションが確定した。

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予選1回目の赤旗中断や、サポートレースのFCJがスタートディレイになったこともあり、 予選2回目は当初予定より10分遅れの午後2時15分に開始された。
各ドライバー最後のタイムアタックに挑んだが、開始から16分が経過したところでついに心配されていた雨が降り出してしまい、 ここで全てのドライバーが一旦走行を切り上げることとなった。

雨はすぐに小降りになったため、各ドライバーともスリックタイヤのままで走行を再開。
当初はタイムアップの望める路面状態ではなかったが、残り時間10分を切ったところでロニー・ クインタレッリが午前中の自己ベストを更新したのを皮切りに、立川祐路、佐々木孝太、荒聖二など、 徐々にタイムを上げるドライバーが出始めた。
クインタレッリは午前中16番手から一気に8番手にジャンプアップを果たしている。

そしてついに、松田次生が1分25秒928、25秒762と、立て続けに自己ベストを更新してこのセッションのベストタイムを記録、 総合順位でも2位に上げた。
午前中7番手だった本山哲も26秒000を出して6番手まで順位を回復。

ここでチェッカーが出され、45分間のセッションが終了した。

第1戦の決勝は明日午後2時30分より、65周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsprots Form

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選総合結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session Weather:Cloudy Course:Dry-Semi Wet
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'25.525
1'25.816
1'25.525-192.07
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'25.962
*1'25.762
1'25.7620.237191.54
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'25.816
1'26.126
1'25.8160.291191.42
420ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J*1'25.838
1'26.326
1'25.8380.313191.37
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J*1'25.957
1'26.312
1'25.9570.432191.10
619本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'26.026
*1'26.000
1'26.0000.475191.01
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'26.025
1'26.371
1'26.0250.500190.95
833ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'26.390
*1'26.048
1'26.0480.523190.90
955井出 有冶ARTAHONDA HF386E*1'26.070
1'26.256
1'26.0700.545190.85
103柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'26.089
1'26.235
1'26.0890.564190.81
1140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'26.110
1'26.840
1'26.1100.585190.77
1232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'26.280
1'26.320
1'26.2800.755190.39
1356金石 年弘ARTAHONDA HF386E*1'26.317
1'26.736
1'26.3170.792190.31
1441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'26.330
1'26.868
1'26.3300.805190.28
157片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J*1'26.339
1'26.372
1'26.3390.814190.26
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J*1'26.357
1'26.372
1'26.3570.832190.22
1711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.677
*1'26.398
1'26.3980.873190.13
1834横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J*1'26.492
1'26.623
1'26.4920.967189.92
1937荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.975
*1'26.599
1'26.5991.074189.69
206吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'26.861
1'27.161
1'26.8611.336189.12
215平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'26.954
1'27.123
1'26.9541.429188.91
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.607
*1'27.379
1'27.3791.854187.99
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.5115.987179.50
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選2回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy-Rainy Course:Semi-Wet
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.762--191.54
21ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.8160.0540.054191.42
319本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'26.0000.2380.184191.01
433ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8JR1'26.0480.2860.048190.90
54ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.1260.3640.078190.73
63柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.2350.4730.109190.49
755井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'26.2560.4940.021190.44
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.3120.5500.056190.32
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.3200.5580.008190.30
1020ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'26.3260.5640.006190.29
1131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.3710.6090.045190.19
128高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3720.6100.001190.19
137片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3720.6100.000190.19
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.3980.6360.026190.13
1537荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.5990.8370.201189.69
1634横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'26.6230.8610.024189.64
1756金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'26.7360.9740.113189.39
1840ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.8401.0780.104189.16
1941ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.8681.1060.028189.10
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'27.1231.3610.255188.55
216吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'27.1611.3990.038188.47
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.3791.6170.218187.99
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'25.525

Japanese F3

JF3:第2戦富士公式予選 大嶋が連続ポール

第1戦に続いて行われた第2戦の公式予選でも、#36大嶋和也(トムス)の速さは他をまったく寄せ付けず、1分35秒173と、 さらにタイムを縮めて連続ポールを獲得することとなった。

第1戦の予選が終わったあたりから空が幾分明るくなってきた。 10分間のインターバルをおいて再び15分間の予選セッションが始まった。

このセッションでもジャービスは最初から積極的にアタックを続けるが、タイムは思うように伸びていかず、 35秒572が精一杯の状況だ。それを尻目に大嶋は10分過ぎにいきなり35秒173を叩き出し、今にも34秒に届きそうな勢いだ。

1AZの2台の後ろには、今回も石浦が35秒890で続き、第1戦に続いてトムスが1-2-3を達成。一方のホンダ勢は塚越が6番手、 伊沢が9番手と、第1戦とまったく同じ結果に終わった。

第2戦決勝は明日12時55分より、21周で戦われる。

Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選 1AZ-FE初戦好調!大嶋がポールを獲得

富士スピードウェイで行われている、2007年全日本F3選手権第1戦の公式予選は、トヨタの新エンジン1AZ-FEを搭載する#36大嶋和也(トムス)が、1分35秒212という圧倒的なタイムでポールポジションを獲得した。

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2007シーズンのF3第1戦の公式予選はフォーミュラニッポンの予選1回目に続いて行われた。

F1にステップアップしていったエイドリアン・スーティルの後継としてトムスが招聘した#1オリバー・ ジャービスが開始直後から好タイムを連発するなか、同じトムスで2年目のシーズンを迎えた大嶋は開始7分過ぎにアタックに取り掛かり、 最初のアタックで一気にトップに立つ。直後に#3ロベルト・ストレイトが大嶋のタイムを上回るが、 大嶋は2周目のアタックで1分35秒627と、昨年のコースレコードをあっさりと更新したばかりか、 さらに35秒212までタイムを縮めて一気に2番手以下を突き放した。

同じ1AZ-FEエンジンを積むジャービスも懸命にタイムアップを狙うが、 大嶋に追いつくどころか逆に3S-GEエンジンを積むチームメイトの#37石浦宏明やインギングのストレイトに2位の座を脅かされる展開となり、 結果的に2位の座は守ったものの、タイムは35秒511と、大嶋にコンマ3秒近い差をつけられる結果となった。

3番手には石浦、4番手にはストレイトがつけ、スリーボンドエンジンのマルコ・アスマーが5番手。

シャシーを童夢からダラーラにスイッチしたホンダ勢は塚越広大が6番手、伊沢拓也が9番手にとどまり、苦しい開幕戦となった。

第1戦決勝は今日午後4時5分より、15周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選1回目 コースレコード続出!暫定ポールはトレルイエ

全日本選手権フォーミュラニッポンの2007シーズンが3月31日、富士スピードウェイで開幕した。 午前中に行われた公式予選1回目では、セッション開始早々からコースレコードを更新するドライバーが次々に現れ、 終了間際に1分25秒525をたたき出した#1ブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト・インパル)が暫定ポールを獲得した。

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第1戦の公式予選日を迎えた富士スピードウェイは、曇天。夜半からは雨の予報が出ており、湿度も高めだ。気温は9.5度、 路面温度は11.2度という低温のもと、午前10時より45分間の公式予選1回目が開始された。

天候の悪化が予想されることもあり、いつもならセッション前半はピットで待機する上位陣も、今日は最初から積極的にアタックをかける。 まずは開始15分過ぎで#19本山哲が1分26秒061と、昨年のコースレコード(1分26秒265)をいきなり更新してみせると、 #2松田次生、トレルイエらも相次いでレコードを更新(松田26秒091、トレルイエ26秒118)し、 インパル勢が早々と1-2-3体制を築いた。

さらに、昨年の最終戦でFNデビューしたばかりの#4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが26秒200、#31ロイック・ デュバルが26秒256でそれぞれ4番手、5番手につけ、 開始から20分足らずで実に5名のドライバーが昨年のコースレコードを更新することとなった。

30分過ぎに#5平中克幸がネッツコーナーでストップしたために赤旗が出され、7分の中断の後に再開。 タイムアタック合戦はここからさらにヒートアップしていく。

再開直後に#36アンドレ・ロッテラーが26秒174で4番手に割って入ると、40分過ぎにはトレルイエが25秒847と、 いきなり25秒台をたたき出してトップに躍り出る。続いて本山もアタックに入るが、26秒026とタイムアップこそ果たしたものの、 トレルイエには及ばない。

続いてオリベイラが25秒816とトレルイエを上回るが、トレルイエもすぐに25秒525までタイムを縮めてトップを奪い返す。 その後方では、#20ミハエル・クルム、ロッテラー、松田らも終盤に相次いで25秒台に入れ、デュバルも26秒025を出したため、 前半トップだった本山は結局7番手で最初の予選を終えることとなった。

今回の予選では上位5人が25秒台、さらに上位10人がコースレコードを更新しており、 午後の予選では更なるタイムアップも期待できそうだ。

公式予選2回目は、午後2時5分より、同じく45分間で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦富士予選結果

全日本F3 -RIJ- (2007/03/31) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'35.173--172.60
21オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'35.5720.3990.399171.88
337石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE1'35.8900.7170.318171.31
43ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'36.0390.8660.149171.04
512マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.2881.1150.249170.60
610塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'36.3221.1490.034170.54
733関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'36.3361.1630.014170.52
814安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.8341.6610.498169.64
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'37.0701.8970.236169.23
102中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1'37.0881.9150.018169.19
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'37.1181.9450.030169.14
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'40.0384.8652.920164.21
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.0999.9265.061156.30
  • 従来のコースレコード: 1'35.212

Japanese F3

JF3:第1戦富士予選結果

全日本F3 -RIJ- (2007/03/31) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'35.212--172.53
21オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'35.5110.2990.299171.99
337石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GER1'35.6090.3970.098171.81
43ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GER1'35.6970.4850.088171.65
512マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.1030.8910.406170.93
610塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'36.2461.0340.143170.68
733関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'36.2701.0580.024170.63
814安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.6981.4860.428169.88
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'37.2152.0030.517168.97
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'37.3162.1040.101168.80
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1'37.4182.2060.102168.62
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'40.6875.4753.269163.15
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'44.9889.7764.301156.46
  • 従来のコースレコード: 1'35.766

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選1回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.525--192.07
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'25.8160.2910.291191.42
320ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'25.8380.3130.022191.37
436アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'25.9570.4320.119191.10
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.9620.4370.005191.09
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'26.0250.5000.063190.95
719本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'26.0260.5010.001190.95
855井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'26.0700.5450.044190.85
93柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.0890.5640.019190.81
1040ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386ER1'26.1100.5850.021190.77
1132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.2800.7550.170190.39
1256金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'26.3170.7920.037190.31
1341ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.3300.8050.013190.28
147片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3390.8140.009190.26
158高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3570.8320.018190.22
1633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'26.3900.8650.033190.15
1734横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'26.4920.9670.102189.92
1811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.6771.1520.185189.52
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.8611.3360.184189.12
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.9541.4290.093188.91
2137荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.9751.4500.021188.87
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.6072.0820.632187.51
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.5115.9873.905179.50
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'26.265

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 クスコDUNLOPスバルインプレッサ、新体制の初レースは21位完走 (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 新体制の初レースは21位完走

 3月17~18日、鈴鹿サーキットにおいて07年SUPER GTシリーズが開幕。ドライビングクルー、スタッフ、そしてタイヤブランドを変更したクスコレーシングは、新体制の初陣を迎え、予選17位からスタートし車両は42周目にストップしてしまったものの、規定の周回数をクリアしていたことから完走扱いとなり21位という結果を残した。

 17日の予選1回目は、山野がステアリングを握って真っ先にコースイン。現状の実力ではトップ10に残ってスーパーラップに進出することが難しく、20分間の専有セッションでは、ひとつでも決勝のスターティンググリッドを上げるべく、タイヤを2セットとも使用することになった。

 山野は最初のタイヤで2分6秒136をマークして暫定5位につけた。直後にピットインして2セット目のタイヤに交換して再びコースへ。セッション終了間際に2分5秒469へタイムアップを果たすが、他の車両もタイムを更新しており17位にとどまった。しかし前日より2秒近くもタイムを短縮。チームが確実に成長していることを証明する結果となった。

 3万人のファンが見守る中、18日の決勝レースは14時5分スタート。1周目は山野が序盤の混乱を回避しながら16位で通過。ピタリと#47フェアレディZの背後につけて周回を重ねていった。他車両のトラブルなどもあったが、無理に#47を抜くことをしないで山野は安定したラップタイムを刻みながらじわじわとポジションを上げ、18周目には14位に。そして23周でピットインして青木に交代し、18位でコースに復帰した。

 青木も終盤のタイヤのタレを防ぐために無理をしない安定したタイムで16位を走行していたが、40周目に緊急ピットイン。給油装置のトラブルで予定していた量のガソリンが給油されていなかったため給油を行った。しかし、その翌々周のヘアピン先、250Rでコース脇にマシントラブルでスローダウンしていく青木の姿がモニターに映し出された。

 車両はストップしたままだったが25台中21位で完走扱いに。新体制による開幕戦は、収穫もあるいっぽうでトラブルも発生した。これをひとつひとつつぶして行くことでさらなる進歩が見えてくる。次のレースではまたもう一歩前進したインプレッサの姿が見られるに違いない。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝 新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞

 2007年SUPER GTの第1戦決勝レースが、3月18日(日)、鈴鹿サーキット(1周:5.807km)で行われ、予選7位の「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/リチャード・ライアン組)が2位表彰台でレースをフィニッシュ。さらに、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生組)は予選9位からレースをスタートして5位に入賞した。このレースがデビュー戦となったV型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車にとって、幸先の良い一日となった。

 52周300kmの決勝レースには41台のGTレースカーが出場し、午後2時に一斉スタートした。晴天にもかかわらず気温9度と冬並みの寒さの中、鈴鹿サーキットには約30,000人の観客が集まり、決勝レースの行方を見守った。

 #23 Zはニスモのエース本山がスタートドライバーを務め、オープニングラップでひとつ順位を上げると、後続のレクサスSC430との激しい攻防を展開しながらレース前半を周回。21周目にピットインし、ライアンに交代した。30周目に5位となったライアンは、上位車のスピンアウトによって31周目には4位へと浮上した。さらに終盤になると別のNSXが火災を起こしてストップし、また最終周にはそれまで首位を快走していたNSXが突然スローダウンしたため、#23 Zは総合2位でチェッカーフラッグを受けた。

 また、#22 Zはクルムがレースをスタート。スタート直後の第1コーナーで後続車から押し出されてコースを外れてしまったが、14位から挽回を開始。12位に順位を上げた後、24周目にピットインして松田にドライバーチェンジした。松田は31周目に8位となると上位車を捉えるべく強力にプッシュを行い、他車の脱落などによって6位に浮上。後続のライバル車の追い上げをかわし続け、最終周には5位となってチェッカーフラッグを受けた。

 2006年仕様の「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝組)は10位完走し、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は同11位。オープニングラップの混乱に巻き込まれた「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、第1コーナーのグラベルベッドから 抜け出してレースに戻ったが、7周目にスロー走行となりコース上に停止した。

■飯嶋嘉隆 ニスモ監督

 「結果には満足しています。大成功でしょう。エキサイティングなレースをお見せすると皆さんに約束したので、公約が果たせてホッとしています。苦しいレースになると思うがチャレンジングにやろうとドライバー達に伝え、チームにも確実な作業を心がけてほしいと話していたので、その両方とも果たしてくれて感謝しています。ニューカーの方向性が 間違っていないことが証明されましたが、今後はさらに速さと信頼性を磨いて行きます」

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 EPSON NSX(L.デュバル/F.カルボーン組)が3位(HONDAリリース)

決勝日:2007年3月18日(日) 会場:鈴鹿サーキット 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:11℃(14:00現在) 路面温度:23℃(14:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:3万人(主催者発表)

 3月18日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2007 オートバックス SUPER GT 第1戦鈴鹿 GT 300kmの決勝レースが開催された。

 3年目を迎えたSUPER GTシリーズは、ステップドボトム(車体底面に設置するブロック)を導入するなど、さらなる安全性向上と性能均一化を目指したレギュレーション変更が行われた。競技規定も、ドライバー・タイトルのポイントが第6戦以降の最低ポイントの2レースを除いた7戦を有効とし(チーム・タイトルは全9戦を対象とする)、予選ファステストラップのウエイトハンデとポイントが廃止されている。

 今シーズンのHonda NSX-GTは、新たにREAL NSXが加わった5チーム5台体制となった。マシンはステップボトムによるダウンフォースの低減を極力抑え、リストリクター径の拡大による最高速の向上を果たし、課題となっていた燃費も改善している。その結果、開幕戦の予選からマシンの高いポテンシャルを証明することとなった。

 3月17日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに全車5台が出場。#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手がGT500クラスとして初めて1分50秒を切る1分49秒842を記録し、2年連続の開幕戦ポールポジション獲得を成し遂げた。

 この結果、ポールポジションに#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、2番手に#32ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、3番手に#18道上 龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)、4番手に#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)が続き、NSX-GTがトップ4を独占した。#100ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)も6番手となり、万全の体制で決勝レースに挑むこととなった。

 18 日(日)の決勝日は、天候に恵まれて気温11℃、路面温度も23℃と絶好のコースコンディションとなったものの、強風が吹くコンディションとなった。41 台(GT500クラス計16台)のマシンは、14時00分にフォーメーションラップを開始し、一斉にホームストレートを駆け抜けて決勝52周= 301.964kmのローリング・スタートが切られた。 ホールショットはポールポジション・スタートの#8 ARTA NSXのファーマン選手が奪い、2位に#32 EPSON NSXのデュバル選手、3位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手、4位に#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手が続く。#17 REAL NSXの金石勝智選手はスタートで出遅れたために8位を走行する。

 トップ4を独占してレースの主導権を握ったNSX-GT勢は、ファーマン選手が快調なペースでトップを走行。4位のシュワガー選手も後続に7秒以上の大差をつけて快走する。ところが、10周目に2位を走っていたデュバル選手がS字コーナーでスピンを喫してしまう。すぐに復帰を果たすものの、#32 EPSON NSXは5位に後退した。デュバル選手は15周目のシケインで#38 ZENT CERUMO SC430を抜いて4位に浮上したため、NSX-GTは再びトップ4を独占することとなった。

 22周終了時に、2位を走行する#18 TAKATA童夢NSXの道上選手がドライバー交代のためにピットイン。リアタイヤのみを交換し、29秒という素早いピットタイミングで小暮選手がコースに復帰した。同じタイミングでピットインを行った9位の#17 REAL NSXも金石年弘選手へドライバー交代を行った。トップを走行する#8 ARTA NSXのファーマン選手と3位を走行する#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手は24周終了時にピットイン。リアタイヤのみの交換で伊藤選手と細川選手に、それぞれドライバー交代を行った。最後にピットインを行った#32 EPSON NSXは、ピット作業に48秒を費やしたためにコースに復帰した時点で7位に後退した。

 ドライバー交代後、1分55秒台の好タイムを記録していた3位の細川選手だったが、31周目の逆バンクコーナーでバランスを崩してコースアウト。マシンはクラッシュパッドに突っ込み、リタイアとなった。さらに2位の#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手は、好タイムを連発してトップに4秒18まで迫っていたが、45周目のダンロップコーナーでエンジントラブルが発生して出火したため、走行を断念した。

 レース終盤、#8 ARTA NSXはスタートから終始トップ独走し、ピット作業違反によるピットスルーペナルティの裁定を受けながらも粘る走りをみせる#32 EPSON NSXが4位、一時は10位まで後退しながら積極果敢な走りをみせた#17 REAL NSXが7位を走行する。そして52周目のラストラップを迎え、2位に34秒以上の差をつけてトップを独走していた#8 ARTA NSXの伊藤選手だったが、ホームストレートでエンジントラブルのために突然のスローダウン。何とかマシンを走らせたものの、スプーンカーブでマシンをストップし、走行を断念した。

 波乱の展開となった開幕戦は、#32 EPSON NSXが3位、#17 REAL NSXが6位でチェッカーを受けた。#8 ARTA NSXは12位、#18 TAKATA童夢NSX は13位で完走扱いとなった。優勝は#38 ZENT CERUMO SC430だった。

コメント
白井 裕(Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー)

 「ここ鈴鹿での開幕戦はHondaのホームコースであり、またウエイトハンデなしでの戦いですので絶対に勝ちたいレースでした。開幕前に5台のニューマシンを投入し、事前のテストや予選結果もよかったので、トラブルによって皆様によい報告ができなくて申し訳なく思っています。今回NSX-GT速さは予選での上位独占によって証明することができましたが、より一層の信頼性向上が課題として残りました。次戦の岡山ラウンドでは皆様の期待に応えられるようにしたいと思いますので、今シーズンもNSX-GTへのご声援をお願いいたします」

ロイック・デュバル選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「10周目くらいまでは順調でしたが、他の車とのアクシデントを避けるためコースアウトしたことや、ピットストップ時にジャッキアップをする前にエンジンが止まらないという現象が起きてドライブスルーペナルティを科されたということがなければ、もっといい順位だったと思うと残念ではあります。でも、予選はうまくいきましたし、3位といういい結果を残せました。表彰台をHondaで独占できると思っていたので残念ですね。オフシーズンのテストからマシンの開発も順調で、すばらしいクルマに仕上げることができました。ダンロップタイヤのスタッフも本当に努力してくれましたので、これからもいい成績を残し続けたいと思います。開幕戦で多くのポイントを獲得できたのでうれしいです」

ファビオ・カルボーン選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「SUPER GTのデビュー戦で表彰台を獲得できて最高の気分です。ペナルティもありましたがベストを尽くして走りました。このクルマはポテンシャルが非常に高いですし、我々のチームワークも抜群でした。モチベーションは高まっていますし、今度は表彰台の頂点に立てるよう全力を尽くします。皆さん、期待していてください」

Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 優勝ドライバーのコメント

070318_conf.jpg

GT500クラス優勝 #38ZENTセルモSC
立川祐路
まぁ予定通りかと(笑)というのは冗談で、まさか優勝できるとは思っていませんでした。なんどか表彰台には上がりたいとは思っていましたが。
残り半周で抜かれたことはありましたけど、ね。
デグナーでなぜか渋滞してて、「あれ?抜いちゃっていいの?」って感じでした。
今回は高木選手のドライブも、ピットワークもノーミスで、自分たちとしては完璧な仕事でした。
大輔は前世でよっぽど悪いことをしてるのかな?(笑) それでも、NSXが速いことは明らかになったので、これからも気を引き締めてクルマを速くしていかないとシーズンは厳しいと思います。
その意味では、序盤で勝てたのは良かったです。これからウェイトを降ろしていって、またチャンスが来たときに勝てるよう、がんばります。

高木虎之介
今日は寒かったですね。この前は出番がなかったけど、今回はスタートドライバーとして役割を果たせたかなと思います。NSXは速かったので、その1台を喰えたのは良かったです。
今回のレースでも速いだけじゃ勝てないことが明らかになりましたが、今回の僕らは完璧にいってましたね。


GT300クラス優勝 #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美
今回はガライヤと101号車との勝負だと思っていたら、あんなことになって....
101号車との勝負を想定してセッティングを少し変えて、レース前に大嶋と「お互いに変なブロックとかはしないようにしような」って話し合って決勝に臨んでたんです。
こっちはシケインの立ち上がりが遅くて、その度に並ばれて、何度も押さえたんですが、正直しんどかったです。
今まで「なんでいつも抜かれるタイミングが悪いんだ」と思うことは何度もありましたが、今回は「こんなに楽なタイミングで500に出会うなんて」という状態で、それを活かして101との差を離すことができました。
500、300を通じて通算で立川の勝利数に並ぶことができましたし、初めてポールも取れましたから、ニッサン、スポンサーの皆さん、そして藤井にも感謝しています。

藤井誠暢
今回はガライヤと101との勝負と思っていたので、フォーメーションラップでガライヤがいなくなったことで気が楽になりました(笑) でも燃費のいい101号車がいっちゃうのかな、と思っていたんですが、影山さんは辛い状況の中でトップを守ってくれましたから、僕もとにかくアウトラップだと、そう思って前半を頑張りました。
101がピットストップを終えて出てきたときも、この周でどれだけ離せるかが勝負になると思ってプッシュしました。
その後はタイヤを労わってセーブして走りました。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝 NSX勢を相次いで襲う不運!大どんでん返しの展開を制したのはZENT SC

2007オートバックスSUPER GT第1戦、鈴鹿GT300kmは、3月18日午後2時より52周で戦われた。
GT500クラス優勝は、#38ZENTセルモSC(立川祐路/高木虎之介組)。
終盤までトップを快走していたポールシッターの#8ARTA NSXが、ファイナルラップでまさかのメカニカルトラブルによりストップするという、波乱の展開をしぶとい走りで制した。
GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)がポールからしぶとくトップを守りきった。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:30,000人)

070318_500_start 070318_300_start

スーパーGTの2007年開幕戦を迎えた鈴鹿の週末は、終始NSX勢が圧倒的な速さですべてのセッションを席巻していた。
予選1回目、スーパーラップ、決勝前フリー走行と上位4位までをNSXが独占し、その優位は決勝でも揺るぎないものと思われた。
前日のスーパーラップで伊藤大輔が前人未到の1分49秒台を叩き出し、見事昨年の開幕戦に続いてポールポジションからスタートすることになったARTAは、決勝においてもラルフ・ファーマンが磐石のスタートをみせ、直後の1コーナーで3台がコースアウトを喫するという後方の波乱を尻目に悠々とリードを築き上げながら周回を重ねていく。
予選2番手の#32EPSONのデュバル、3番手の#18TAKATA童夢道上もポジションをキープ。予選4番手の#17リアルNSXはスタートで8番手まで順位を落としたものの、その穴は6番手スタートの#100レイブリックが補って、早々とNSXの1-2-3-4体制ができあがった。

しかし好調に見えたNSX勢上位4台に相次いでアクシデントが襲い掛かる。

まず10周目のS字でEPSONがスピン。すぐにコースへは復帰したものの、この間にTAKATA、レイブリック、ZENT SCらに抜かれて5位に後退。
デュバルは15周目のシケインでZENTの高木を捉えて4位に復帰するものの、25周終わりでピット作業を終えた際にはZENTだけでなく#23ザナヴィZにまで先行されて6位に後退してしまう。
GT初戦ながら果敢な走りでEPSON NSXを駆る後半担当のファビオ・カルボーンは#23ザナヴィのライアンを激しく攻め立てるが、ピット作業違反のためにドライブスルーを課せられて万事休す。ザナヴィとの間には取り返しのつかない差ができてしまった。

続いて脱落したのは#100レイブリック。
後半を担当した細川慎弥は上位2台を2秒上回るハイペースで猛追したが、31周目の逆バンクで姿勢を乱し、タイヤバリアを直撃して惜しくもレースを終えることになった。

更に2位を走行していた#18TAKATA童夢も、45周目にエンジンがブロー、小暮卓史はダンロップでクルマを降りた。

そして不運はトップを独走する#8ARTAをも見逃さなかった。
相次ぐNSX勢の脱落で2番手に繰り上がった#38ZENT SCとの間に34秒もの大差をつけてファイナルラップに差し掛かった伊藤大輔に、まさかのメカニカルトラブルが襲い掛かる。
ミスファイヤを起こしながらスピードを失っていくARTA NSX。
2位ZENTとの差はみるみる縮まり、ついにデグナー手前で首位を明け渡すと、そのままスプーンで力尽きた。

070318_cermo 予想外の展開で勝利を手にした立川はこれで通算9勝と、GT500の最多勝記録を更新。
2位には#23ザナヴィZ、3位EPSONがNSX最上位となった。

なお、序盤出遅れた#17リアルはその後も#6フォーラムエンジニアリングSCに抜かれ、22周終わりでピットストップを終えた直後にコースアウトを喫するなど、苦しい戦いとなったが、後半を担当した金石年弘のアグレッシブな走りで6位まで挽回して新チームのデビュー戦を終えた。


GT300クラスは、フォーメーションラップで3番手スタートの#43ARTAガライヤがまさかのスピン、最後尾に後退するという波乱の幕開けとなったが、ポールからトップを守った#13エンドレスZ影山正美と、2番手につけた#101トイストーリーMR-S大嶋和也が序盤から好バトルを展開した。
シケイン立ち上がりの速さを生かして何度も並びかけようとする大嶋を巧みなライン取りで押さえ込む影山。一進一退の攻防は影山がピットインする26周目まで続けられた。

070318_advan_z2 影山からZを託された藤井誠暢は、アウトラップから積極的に攻め、32周でドライバー交代を終えて出てきた#101トイストーリーMR-Sをピット出口でかわしてトップを奪い返すと、そのまま2位以下を一気に突き放して開幕戦を勝利で飾った。

トイストーリーMR-Sの石浦宏明は、そのアウトラップで#2プリベKENZOアセット紫電を駆る高橋一穂にヘアピンでインに飛び込まれて3位に後退、ほろ苦いGTデビュー戦を終えた。

なお、エンドレスZを勝利に導いた影山正美はこれでGT500、300合わせて通算9勝と、くしくもGT500優勝の立川の勝利数と並ぶこととなった。


スーパーGT第2戦は岡山国際サーキット。4月8日決勝だ。

070318_500_podium 070318_300_podium

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKEASHITA

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS521:43'25.744
2500223XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS523.427
35003*32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL5228.302
450046Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS5234.527
5500522MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS5235.031
6500617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS5235.402
75007*1宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS5238.233
8500835BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL5256.264
9500925ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋武士
織戸 学
YH521'06.699
10500103YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS521'07.112
1150011*12カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS521'28.535
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS511Lap
13300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH484Laps
1430022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH484Laps
153003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI484Laps
16300488アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH484Laps
17300562WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH484Laps
183006110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤琢弥
光貞 秀俊
YH484Laps
1930075クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH484Laps
20300831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI484Laps
213009*7RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH484Laps
22300104EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH484Laps
233001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH484Laps
243001287マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH475Laps
2530013*46宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL475Laps
2630014*19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH475Laps
273001583YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH475Laps
2830016666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH466Laps
293001747宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL466Laps
303001843ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI466Laps
3130019333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH466Laps
323002070外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH457Laps
335001318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS448Laps
343002177クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL4111Laps
353002211TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH4012Laps
---- 以上規定周回数完走(GT500: 36Laps / GT300: 33Laps)----
-300-55DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH3121Laps
-500-100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS3022Laps
-300-9LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2329Laps
-300-118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2230Laps
-500-24WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH745Laps
-500-39デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS151Laps
  • Fastest Lap(GT500): No.8 ARTA NSX 1'53.118 (3/51) 184.81km/h
  • Fastest Lap(GT300): No.101 TOYSTORY apr MR-S 2'05.124
  • No.1 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.32 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。
  • No.12 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.7 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.19 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.46 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スターティググリッド

■GT500 Class

 1
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS
*1'49.842

 2
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / ファビオ・カルボーン
DL
*1'50.583

 3
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS
*1'50.593

 4
17 REAL NSX
HONDA NSX
*金石 勝智 / 金石 年弘
BS
*1'50.806

 5
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS
*1'51.433

 6
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*ドミニク・シュワガー / 細川 慎弥
BS
*1'51.513

 7
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*本山 哲 / リチャード・ライアン
BS
*1'51.967

 8
6 Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也 / *ビヨン・ビルドハイム
BS
*1'52.094

 9
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 松田 次生
BS
*1'52.155

10
39 デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート / *平中 克幸
BS
*1'52.430

11
1 宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
1'52.940

12
35 BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL
1'53.085

13
24 WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
1'53.643

14
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ブノワ・トレルイエ / 星野 一樹
BS
1'54.048

15
3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*セバスチャン・フィリップ / 柳田 真孝
BS
1'54.174

16
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *織戸 学
YH
1'55.542



■GT300 Class

 1
13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH
*2'02.254

 2
101 TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 石浦 宏明
MI
*2'02.411

 3
43 ARTA Garaiya
Garaiya
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*2'03.503

 4
46 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
*佐々木 孝太 / 横溝 直輝
DL
*2'03.808

 5
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH
*2'03.876

 6
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH
*2'04.232

 7
88 アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ / *山西 康司
YH
*2'04.257

 8
31 apr MR-S
TOYOTA MR-S
*峰尾 恭輔 / 坂本 祐也
MI
*2'04.638

 9
7 RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼
YH
*2'04.842

10
87 マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
*檜井 保孝 / 余郷 敦
YH
*2'06.221

11
4 EBBRO 350R
VEMAC RD350R
*田中 哲也 / 山崎 信介
YH
2'04.714

12
26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 谷口 信輝
YH
2'04.721

13
47 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一 / *密山 祥吾
DL
2'04.960

14
110 GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
*黒澤 琢弥 / 光貞 秀俊
YH
2'05.180

15
5 クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 竹内 浩典
KH
2'05.346

16
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*飯田 章 / 関口 雄飛
YH
2'05.358

17
77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
*山野 哲也 / 青木 孝行
DL
2'05.469

18
11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
*植田 正幸 / 松田 秀士
YH
2'05.635

19
83 YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*植松 忠雄 / 阪口 良平
YH
2'05.767

20
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*池田 大祐 / 番場 琢
YH
2'06.956

21
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH
2'07.239

22
333 Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄 / *井上 貴志
YH
2'07.833

23
9 LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / Guts 城内
DL
2'09.469

24
118 FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
*宮本 隆士 / 田ヶ原 章蔵
YH
2'09.879

25
70 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
*小泉 洋史 / 高見沢 一吉
YH
2'17.206



  • タイムの前の'*'印はスーパーラップにて記録されたタイムを示す。
  • ドライバーの前の'*'印はスタートドライバーを示す。
  • No.70 2007 S-GTSpR第25条11により、決勝レースへの出場を認めた。

SUPER GT

今シーズンのSUPER GTシリーズについて(GTA委員会)

 GTアソシエイション(委員長:坂東正明)は今シーズンのSUPER GTシリーズに関して、3月18日に鈴鹿サーキットメディアセンターにおいて記者会見を開き、次のとおり発表しました。

1.GTAの体制

 GTAは、3月17日のGTA臨時総会において、以下の組織体制を正式に決定しました。今後はこの体制でSUPER GTシリーズの発展のために活動してまいります。新組織はGTA委員会と4つの部会と委員会事務局から構成されます。またGTAの運営を監視、指導していただくために自動車メーカー系の代表の方に経営監査をお願いしています。

GTAの新組織
GTA総会
GTA委員会委員長坂東正明(レーシングプロジェクトバンドウ)
委員舘 信秀(トヨタチームトムス)
金子 豊(チームインパル)
平岡寿道(トヨタチームクラフト)
佐藤英夫(本田技研工業株式会社)
中村信夫(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
松井龍一(トヨタテクノクラフト株式会社)
土屋一正(株式会社モビリティランド)
楠本 孝(フジスピードウェイ株式会社)
スポーツ部会座長加治次郎
テクニカル部会座長佐藤静夫
オーガナイザー部会座長土屋一正
プロモーション部会座長秋田 史
委員会事務局リーダー中村信夫
経営監査座長公平靖治(トヨタテクノクラフト株式会社)
委員眞田裕一(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
他1名は現在人選中
プロモーション活動

 今シーズンは地上は、CS放送に加え、BS放送でもSUPER GTシリーズをお楽しみいただけるようになりました。」その他のプロモーション活動も従来どおり展開してまいります。

1)テレビ放送、インターネット配信など
  1. 地上波 テレビ東京系列「劇走!GT」毎週日曜日 17:30~18:00
  2. CS放送 J SPORTS(決勝生中継/予選録画中継)予選・決勝日および再放送
  3. BS放送 BS日テレ(レース録画放送) レース周水曜または木曜19:00~21:00および再放送
  4. モバHO! 001ch「チャンネルONE」(決勝生中継)
  5. GyaO(USEN) レース録画配信
  6. Doing TV(オープンインターフェース) レース録画配信
2)紙媒体
  1. SUPER GT STYLE 年4回15万部/回 オートバックス各店舗他ディーラーなどで無料配布
  2. 予選速報 決勝日朝に毎回15,000部無料配布
3)SUPERGT.net

 SUPER GTシリーズ公式サイトとして、より充実した内容にするべく現在企画中です。

4)GT MEMBERS'

 SUPER GTシリーズ公式ファンクラブとして今まで同様活動してまいります。

GT MEMBERS' ステージ

 大会毎にスタンド裏にて、レースが無いときにもファンの方々に楽しんでいただけるよう今年も充実したラインナップで実施してまいります。

GTA坂東正明委員長のコメント

070318_bandoh.jpg  「ファンの皆様にはいろいろとご心配をおかけしましたが、おかげさまでSUPER GTシリーズは無事に開幕戦を迎えることができました。これもファンの皆様の熱い応援があったからです。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。SUPER GTシリーズは、今まで以上にファンの方々にわかりやすく、しかもエキサイティングなレースを目指していきます。初めてサーキットに来られた方が、また来たくなるようなレースをSUPER GTシリーズは目指していきます。このレースにはそれだけの魅力があると思います。SUPER GTシリーズの魅力を存分にたんのういただき、皆様のご期待に応えていくことが、当委員会の使命と認識しています。これからもSUPER GTシリーズをよろしくお願い申し上げます」

Text: GTA委員会 / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行 またもNSX勢が他を圧倒

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの決勝前フリー走行が3月18日午前9時25分より30分間で行われた。
GT500クラスでは1分54秒283のトップタイムを記録した#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)を筆頭に上位4台をNSXが占め、ここでも圧倒的な速さを見せつけることとなった。
GT300クラスは、昨日ポールポジションを獲得した#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)が2分04秒849でトップだった。

070318_takata_nsx 070318_advan_z

昨夜の厳しい寒さが残る中、午後の決勝に向けての最終確認作業が快晴の鈴鹿サーキットで開始された。
昨日圧倒的な速さで予選1回目とスーパーラップを席巻したNSXの勢いはとどまるところを知らず、決勝セッティングを施されたフリー走行においても、10位の#17リアルNSXを除く4台が相次いで1分54秒台をマークして上位に名前を連ねた。
5番手には#6フォーラムエンジニアリングSC430、6番手に#39デンソーサードSC430とレクサス勢がつけたが、6号車は1分55秒119と、トップにはコンマ8秒の大差をつけられている。
Z勢では、NAエンジン搭載の#22モチュールオーテックZが1分55秒711で7番手、#23ザナヴィニスモZは9番手に留まり、ターボエンジンでは#12カルソニックインパルZが13番手と、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。

GT300クラスは、ポールシッターの13号車がここでもトップタイムを記録したほか、#43ARTAガライヤ、#101トイストーリーMR-S、#62ウィルコムヴィーマックらの予選上位車が僅差で並んでおり、決勝でも激しい戦いが繰り広げられそうだ。
なお、昨日の予選でタイム計測ならなかったJLOCガヤルドの2台は、66号車がかろうじて3分29秒923というタイムで走行したのみで、67号車はついにピットを出ることができなかった。

注目の第1戦決勝は午後2時より52周で戦われる。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'54.283--182.925
250028ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'54.410 0.127 0.127182.722
35003100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'54.526 0.243 0.116182.537
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'54.890 0.607 0.364181.958
550056Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'55.119 0.836 0.229181.596
6500639デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.668 1.385 0.549180.735
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'55.711 1.428 0.043180.667
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'55.806 1.523 0.095180.519
9500923XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'55.890 1.607 0.084180.388
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'55.895 1.612 0.005180.381
115001125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.291 2.008 0.396179.766
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.692 2.409 0.401179.149
135001312カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'56.853 2.570 0.161178.902
14500141宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'56.896 2.613 0.043178.836
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'56.937 2.654 0.041178.773
16500163YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'57.046 2.763 0.109178.607
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'04.84910.566 7.803167.444
18300243ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'05.63111.348 0.782166.402
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.96711.684 0.336165.958
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'06.14211.859 0.175165.728
21300588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'06.41412.131 0.272165.371
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'06.47912.196 0.065165.286
23300787マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井保孝
余郷 敦
YH2'06.58012.297 0.101165.154
2430084EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'06.64312.360 0.063165.072
2530092プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'06.68012.397 0.037165.024
263001031apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'06.77512.492 0.095164.900
273001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'06.82212.539 0.047164.839
28300127RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'07.17912.896 0.357164.376
29300135クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'07.28813.005 0.109164.235
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'07.38513.102 0.097164.110
313001577クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'07.65513.372 0.270163.763
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.98013.697 0.325163.347
333001711TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'08.45714.174 0.477162.741
343001855DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'08.51014.227 0.053162.675
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'08.60714.324 0.097162.551
363002047宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.14014.857 0.533161.881
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'10.05715.774 0.917160.740
38300229LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'10.43516.152 0.378160.273
3930023333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.76816.485 0.333159.865
4030024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'12.43818.155 1.670157.849
413002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.65418.371 0.216157.592
423002666トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原 宗之
YH3'29.9231'35.6401'17.26999.585
  • CarNo.67 は出走せず

SUPER GT

SGT:リアルレーシング、2007年シーズン活動計画を発表

今シーズンからスーパーGTのGT500クラスと、全日本F3選手権に参戦するリアル レーシングが3月17日、スーパーGT開幕戦の行われている鈴鹿サーキットで体制発表記者会見を行った。
会見にはチーム代表の中村亮一、監督の伊与木仁、GT500のドライバーを務める金石勝智、金石年弘らが出席した。

070318_real_nsx リアルは金石勝智氏がモータースポーツの普及と若手育成を目的に設立した会社で、これを母体とする新しいチームは国内のGTとF3に今年から参戦する。

スーパーGTでは、5台目のNSXとなる「ローリングストーン・リアル・NSX」を金石年弘と金石勝智といういとこ同士のコンビでドライブすることとなる。
金石勝智はこれまで全日本F3000やフォーミュラニッポン、全日本GTなどで活躍、01年には全日本GT選手権2位となったほか、03年には日本人としてはじめてドイツツーリングカー選手権(DTM)にシリーズ参戦した。最近ではホンダのGT車両開発に携わる一方でARTAのフォーミュラニッポンチーム監督を務めるなど、後進の育成にも尽力している。
金石年弘は01年のドイツF3チャンピオンを経てフォーミュラニッポン、スーパーGTで活躍しているトップドライバーの一人だ。

スーパーGTではまた、3月10日に創刊した雑誌「ローリングストーン日本版」をコミュニケーションパートナーとして迎えることも併せて発表された。
この新雑誌(海外では1967年創刊)と連携することにより、音楽やファッション等他ジャンルとのコラボレーションをはかり、従来のファンだけでなくより多くの人々へモータースポーツの楽しみ方を提案していくとのことだ。

全日本F3選手権については、「ホンダ・チーム・リアル」として2台体制で参戦。シャシーは今年からダラーラF307となり、ドライバーは塚越広大と伊沢拓也という期待の若手コンビを起用する。


株式会社リアル代表取締役 金石勝智のコメント
2003年にARTAからDTMに出させてもらって、向こうのレースとか、ドライバーの育成なんかを色々見て勉強になったことがあって、それを次の世代のドライバー育成につなげられないかと思って2003年に会社を設立しました。
今までドライバーをやってきて「ああやったほうがいいんじゃないか」「こうやったほうがいいんじゃないか」と思うこともあって、それを活かすには自分でチームを興すしかないなと。これまで鈴木亜久里さんとか、中嶋悟さん、星野一義さんがやってきたことですが、そろそろ次の世代の僕らがやらなきゃいけないんじゃないかというのが、今回リアルレーシングを立ち上げた理由です。

今季のGTの体制ですが、クルマはNSX、タイヤはブリヂストン、メンテナンスはスーパーアグリの御殿場ファクトリーにお願いしています。

F3はホンダ・チーム・リアルとして自社メンテで鈴鹿にファクトリーを構え、塚越広大と伊沢拓也という、有望な若手二人を走らせます。

フォーミュラはドライバーとして乗りたいカテゴリーだと認識していますから、いずれはフォーミュラニッポンもやりたいと思っています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:「SUZUKA GT 300km」公式予選(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■2007年型フェアレディZは予選7位、9位スタート

 2007年のSUPER GTは3月17日、鈴鹿サーキットで開幕戦を迎えた。晴天ながら気温11度と肌寒い中、10時15分より公式予選が開始。43台のGTマシンが一斉にエンジンを始動した。

 V型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車を2台持ち込んだニスモは「XANAVI NISMO Z」(#23)が本山哲/リチャード・ライアン組、「MOTUL AUTECH Z」(#22)がミハエル・クルム/松田次生という布陣だ。2006年仕様のZを走らせる3台の日産系チームはそれぞれ「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)が新規加入のセバスチャン・フィリップと柳田真孝、「カルソニック インパルZ」(#12)は2006年と同様にブノワ・トレルイエ/星野一樹のコンビ、「WOODONEADVAN Clarion Z」(#24)はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治という組み合わせだ。

 公式予選1回目、大トルクでマシンをひっぱるNAエンジンを搭載した新型Zは#23は本山が1分51秒898を出して5番手、#22はクルムが記録した1分52秒293がベストタイムで、7番手であった。ニスモの2台はともにニューカーのデビュー戦でスーパーラップ進出を果たした。また、ターボエンジンを搭載する2006年仕様のZは、#24のオリベイラ が出したタイムで13番手であった。

 午後3時50分過ぎ開始したスーパーラップ。ミハエル・クルムが駆る「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、4番目のスタートであった。クルムは、予選1回目の自己タイムを0.1秒更新したが、先にスタートした他車のうち2台がさらにそれを上回るタイムを出したため、予選9位のポジションが確定した。一方、本山哲がスーパーラップのアタッカーを担当 した「XANAVI NISMO Z」(#23)は、1回目の予選タイムを更新することができずにポジションダウン。決勝レースは7番グリッドからスタートすることとなった。

 本山は、「クルマの状況は決して悪くなく、昨日も含めてセッションでは常にベストパフォーマンスを出し切れていたと思う。しかし、スーパーラップでは少しスピードが足らなかった。このクルマの長所であるストレートでの伸びが不足していたようだ。原因はデータを調べてもらっているところ。しかし、ドライブフィールは良いし、ロングランを走っても安定したラップタイムで走れている。スーパーラップはうまくいかなかったが、レースは別だ。(明日の決勝レースは)この位置からでも表彰台を狙って走る」と語った。

 スーパーラップに進出しなかったZ勢は「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が予選13位、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が14位、「YellowHatYMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)は15位が確定した。

 決勝レース(52周)は、3月18日(日)午後2時にスタートの予定。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 ポールシッターのコメント

070317_arta_crew.jpg 070317_z_crew.jpg

GT500クラスポールポジション #8ARTA NSX
伊藤大輔

金曜に走り始めて、トップタイムは出てたんですが、セクターによっては18号車も速かったので、そう簡単にポールは獲れないかなと思ったんですけども、今朝走り始めたらクルマのフィーリングがすごく良くて、昨日少し感じてたアンダーステアも消えていました。
1回目終わって50秒4ていうことで、自分では満足してたんですけど、風が強くて、去年の開幕戦を思い出させる状態だったため、正直タイムを更新できるとは思ってなかったんですけど、スーパーラップが始まってみるとみんなタイムを上げてきたので、自分の気持ちを切り替えて、自分を信じるような感じでアタックしたら結構グリップ感があって、1周気持ちよく走れました。
帰ってインジケーター見たら見たことの無いような数字が並んでて、チームから「1番だ」と知らされたので「ああ良かったな」と。
シーズンオフからいろいろやってきた中で、セパン、岡山と他とあまり差が無かったんですけど、ここにきてこれだけの結果が出たことで、短い時間でいい仕事をしてくれたということで、チームとホンダには感謝しています。

ラルフ・ファーマン
冬の間に童夢やホンダはファンタスティックな仕事をしたと思います。
テストではトヨタやニッサンとそれほど差があるように思えなかったんですが、今週末になってクルマがびっくりするぐらいに良くなっていました。
ここまで仕上げてくれたみんなに感謝しています。
明日に関しても自信はあります。
ロングランをやってても走るたびに速くなっていくような状態で、ブリヂストンはいいタイヤを作ってきてくれましたし、問題は何も無いと思います。

GT300クラスポールポジション #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美

去年も午前中暫定ポールは3回ほどあったのに、スーパーラップでことごとく逆転されていましたが、 今回は念願かなってトップでスタートすることができました。
スーパーラップに向けてセッティングを少し変えて、乗り込んだときに残り4台くらいで、タイヤを暖めてるときに無線でほかの車のタイムを聞いたんですが、よく聞き取れなくて、ストレートに戻ってきたときにタワーの掲示をちらっと見たら2秒4って出ていて「あれ?」っと。ほかのドライバーはタイムアップしていなかったし、僕の前のクルマはくるだろうとは思っていたけど2秒4までは予想してませんでした。
ちっちゃいミスはいくつかありましたが、「この周しかない」ってことで目一杯いくしかないなと、でコントロールラインを過ぎて「何番?」って聞いたら「トップだ」ってことでした。

藤井誠暢
MR-Sが予想より速くて、ほかのみんなはタイムが伸びていなかったのに、MR-Sも伸びないんじゃないかと思ってたら2秒4までいったので、これは楽じゃないなと思いました。
金曜日にロングをさせてもらって、フィーリングがすごくよかったので、明日はいい結果が出せると思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選総合

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'50.426R1'49.842190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'51.5231'50.583189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'51.0481'50.593189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'51.2011'50.806188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'51.9691'51.433187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'52.3711'51.513187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.8981'51.967186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.4601'52.094186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'52.2931'52.155186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.8771'52.430185.940
111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940185.100
1235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085184.863
1324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643183.955
1412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048183.302
153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174183.099
16*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542180.932

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH2'02.536R2'02.254170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI2'02.923R2'02.411170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI2'03.4072'03.503169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL2'03.7262'03.808168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.0362'03.876168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'03.1802'04.232168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'04.1732'04.257168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'04.3812'04.638167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'04.0342'04.842167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.5092'06.221165.624
114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.714167.625
1226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.721167.616
1347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.960167.295
14110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.180167.001
155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.346166.780
1619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'05.358166.764
1777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.469166.616
18*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.635166.396
1983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.767166.222
2055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.956164.665
21666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.239164.299
22333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.833163.535
239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'09.469161.469
24118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'09.879160.959
---- 以上予選通過 ----
-70外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.206152.364
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ NSX勢が上位独占!


070317_arta_nsx2 予選2回目に続いて行われたスーパーラップでは、5台のNSXが圧倒的な速さをみせつけ、1分49秒842という驚異的なタイムを叩き出した#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)がポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、午前中コースレコードを更新した#13エンドレスアドバン洗剤革命Zが、さらにタイムを更新してポールポジションを獲得した。

スーパーラップは午後3時よりGT300クラスから開始された
最初に出走したのは#87ムルシエラゴ。アタックを担当した桧井保孝のタイムは2分06秒221。
風の影響からか、午前中のタイムを上回れなかった。
#31MR-Sの峰尾恭輔、#88ムルシエラゴの山西康司も午前中の自己ベストを上回れず、#7RX-7の井入宏之に至っては2分04秒842に留まり、クラス9番手までポジションダウンすることとなった。
#46Zの佐々木孝太は東コースだけで山西を1秒近く上回ったが、シケイン立ち上がりでダートにはみ出し、最終的には2分03秒808とコンマ4秒上回るにとどまった。
続いて出走したのは2年ぶりにGTに戻ってきた#43ガライヤ。ドライバーは新田守男だ。
新田はセクター1,2,3で佐々木の後塵を拝するも、最終セクターで逆転、2分03秒503でトップに立った。
続く#62ヴィーマック、#2紫電はタイムが伸びず、ガライヤの後塵を拝することとなった。
#62ヴィーマックは#46Zにも抜かれて2ポジションダウンだ。

昨年新田がドライブした#101トイストーリーMR-Sを駆る大嶋和也は2分02秒411と、午前中の影山正美(#13Z)のレコードタイムを打ち破ったが、その影山正美は2分02秒254と更にタイムを縮め、堂々ポールポジションを獲得した。

続いて始まったGT500のスーパーラップは、300同様強い追い風の影響を受けつつも、ほぼ全車が午前中の自己ベストを更新したが、#23ザナヴィZの本山哲は1分51秒967と午前中のタイムを下回って2ポジションダウン。#22モチュールZのミハエル・クルムもベストは更新したものの9番手に後退と、Z勢には厳しい結果となった。

レクサスSC勢は着実にタイムを削り取ってきたものの、#39サードはポジション変わらず。#6ルマンはポジションを一つ上げるに留まり、唯一#38セルモSCの立川祐路が5番手タイムを叩き出し、好調なNSX勢に割って入るに留まった。

今回のスーパーラップでは5台のNSX勢が圧倒的な速さを見せ付け、上位6台中5台をNSXが占めることとなった。
まずは午前中8番手の#100レイブリックのドミニク・シュワガーが1分51秒213と、午前中のタイムを1秒以上更新すると、#32エプソン、#17リアル、#18TAKATA童夢らは相次いで1分50秒台を記録してみせる。
そして最後に出走した#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔は、1分49秒842と唯一の49秒台を叩き出し、2位以下をコンマ7秒以上突き放す大差でポールポジションを決めてみせた。

スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時より、52周で戦われる。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT500)

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'49.842--190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'50.583 0.741 0.741189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'50.593 0.751 0.010189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS1'50.806 0.964 0.213188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'51.433 1.591 0.627187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'51.513 1.671 0.080187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.967 2.125 0.454186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.094 2.252 0.127186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'52.155 2.313 0.061186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.430 2.588 0.275185.940

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT300)

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'02.254--170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'02.411 0.157 0.157170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'03.503 1.249 1.092169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.808 1.554 0.305168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.876 1.622 0.068168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'04.232 1.978 0.356168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.257 2.003 0.025168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.638 2.384 0.381167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.842 2.588 0.204167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'06.221 3.967 1.379165.624

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目 トップタイムはザナヴィZ

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの公式予選2回目が、午後2時25分より各クラス15分づつで行われ、GT500クラスでは#23ザナヴィニスモZ、GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Zがトップタイムを記録した。

ここでのタイムは直接にはグリッド順に影響しない。
しかし午前中に予選通過基準タイムをクリアできていないチーム、ドライバーにとっては予選通過のかかった大切なセッションだ。
GT500クラスは全車が基準タイムをクリアしているため、スーパーラップあるいは決勝を想定したチェック作業に終始したが、GT300ではタイム計測のできなかったJLOCのガヤルド2台と、#118、#70のポルシェが基準タイムクリアに賭けることとなった。
しかし結局ガヤルドはここでも出走できず、2台のポルシェも基準タイムには届かず、決勝進出はならなかった。

ただしこの鈴鹿戦に関しては、決勝出走台数の上限が45台となっているため、出走嘆願により決勝に臨むことになるものと思われる

各クラス上位10台の決勝グリッドを決めるスーパーラップは、午後3時より行われる

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 2 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500123XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'54.309--182.883
2500238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'54.311 0.002 0.002182.880
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'54.510 0.201 0.199182.562
4500422MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'55.103 0.794 0.593181.622
5500518TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'55.257 0.948 0.154181.379
650061宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'55.335 1.026 0.078181.256
7500739デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.804 1.495 0.469180.522
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'56.161 1.852 0.357179.967
950098ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'56.370 2.061 0.209179.644
10500106Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'56.503 2.194 0.133179.439
11500113YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'56.676 2.367 0.173179.173
125001225ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.861 2.552 0.185178.889
135001335BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.934 2.625 0.073178.778
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'57.344 3.035 0.410178.153
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'57.451 3.142 0.107177.991
165001632EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'57.738 3.429 0.287177.557
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'05.28210.973 7.544166.865
1830022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'05.78111.472 0.499166.203
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.84111.532 0.060166.124
20300446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'05.95411.645 0.113165.975
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'06.35612.047 0.402165.447
22300626ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH2'07.22612.917 0.870164.315
23300731apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'07.26012.951 0.034164.272
2430085クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH2'07.46613.157 0.206164.006
25300955DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'07.49313.184 0.027163.971
263001019ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.58713.278 0.094163.851
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'07.83513.526 0.248163.533
2830012110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'08.18413.875 0.349163.087
293001377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'08.35514.046 0.171162.871
303001483YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'09.24814.939 0.893161.746
313001547宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.83915.530 0.591161.009
323001611TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'09.90015.591 0.061160.933
3330017333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.11515.806 0.215160.667
34300189LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'10.64816.339 0.533160.012
3530019666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'11.55817.249 0.910158.905
36300207RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'12.18017.871 0.622158.157
373002170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.78118.472 0.601157.441
3830022118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'13.26818.959 0.487156.866
393002387マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'17.85623.547 4.588151.645
403002462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'19.57525.266 1.719149.778
413002588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'22.23427.925 2.659146.978

SUPER GT

SGT:第1戦予選1回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
150018ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BSR1'50.426--189.314
2500218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BSR1'51.048 0.622 0.622188.254
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BSR1'51.201 0.775 0.153187.995
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DLR1'51.523 1.097 0.322187.452
5500523XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BSR1'51.898 1.472 0.375186.824
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BSR1'51.969 1.543 0.071186.705
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BSR1'52.293 1.867 0.324186.167
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BSR1'52.371 1.945 0.078186.037
950096Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BSR1'52.460 2.034 0.089185.890
105001039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.877 2.451 0.417185.203
11500111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940 2.514 0.063185.100
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085 2.659 0.145184.863
135001324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643 3.217 0.558183.955
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048 3.622 0.405183.302
15500153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174 3.748 0.126183.099
1650016*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542 5.116 1.368180.932
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YHR2'02.53612.110 6.994170.605
183002101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MIR2'02.92312.497 0.387170.067
1930032プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YHR2'03.03612.610 0.113169.911
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YHR2'03.18012.754 0.144169.713
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MIR2'03.40712.981 0.227169.400
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.72613.300 0.319168.964
2330077RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.03413.608 0.308168.544
24300888アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.17313.747 0.139168.355
253009*31apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.38113.955 0.208168.074
263001087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.50914.083 0.128167.901
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.71414.288 0.205167.625
283001226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.72114.295 0.007167.616
293001347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.96014.534 0.239167.295
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.18014.754 0.220167.001
31300155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.34614.920 0.166166.780
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口雄飛
YH2'05.35814.932 0.012166.764
333001777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.46915.043 0.111166.616
3430018*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.63515.209 0.166166.396
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.76715.341 0.132166.222
363002055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.95616.530 1.189164.665
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.23916.813 0.283164.299
3830022333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.83317.407 0.594163.535
39300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'09.46919.043 1.636161.469
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500: 1'58.653 / GT300: 2'11.430)
-30024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮元 隆志
田ヶ原章蔵
YH2'09.87919.453 0.410160.960
-3002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.20626.780 7.327152.364
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコード(GT500: 1'52.663 / GT300: 2'03.708)
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選1回目 レコード続出のなか、ARTA NSXが暫定PP!

国内レースの2007シーズン開幕となる、スーパーGT第1戦、鈴鹿300kmの公式予選1回目が3月17日午前、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
暫定ポールを獲得したのは、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)で、タイムは昨年の自身のレコードを大きく上回る1分50秒426だった。
GT300クラストップは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)。タイムは2分02秒536と、こちらもGT300クラスのコースレコードを大きく上回ることとなった。

070317_arta_nsx 070317_advan_z

公式予選1回目は、当初予定より5分遅れの午前10時15分より60分間で行われた。
予選開始時の気温は11℃、路面温度は14℃と、肌寒いコンディションだ。

まずはGT300クラスの専有走行から開始された。
序盤から精力的に周回を重ねていた#101トイストーリーMR-Sが、大嶋和也のドライブにより開始10分で2分02秒923と、昨年のレコードを早くも更新してみせると、2番手には2年ぶりに復活した#43ARTAガライヤがつける。
しかし残り時間が7分を切った辺りから各車ペースアップしていき、#62ウィルコムヴィーマックが2分03秒180、続いて#2プリベKENZO紫電が2分03秒038と、ガライヤのタイムを上回る。
更には影山正美のドライブする#13エンドレスZが、専有残り5分で2分02秒536と、大嶋のタイムを上回ってトップに躍り出た。

続いてはGT500の専有走行。
#39デンソーサード、#6フォーラムエンジニアリングルマン、#35バンダイのSC430勢が序盤からタイムを出しに行く一方で、NSX勢、Z勢は残り時間10分を切ってから漸くコースへ出て行った。

まずは片岡龍也の駆る6号車が開始8分で1分52秒460を出し、昨年伊藤大輔の記録した1分52秒663を早々と上回ってトップへ。
続いて、インスタレーションラップでリヤに履いていたタイヤをフロントに装着するという、一風変わった熱の入れ方を試みたニスモ勢の1台、#22モチュールオーテックZがミハエル・クルムのドライブにより、1分52秒293と片岡を上回ると、その直後に#38ZENT SCの立川祐路が1分51秒969とタイムを更に縮める。
そして、昨年のレコードホルダー、伊藤大輔の駆る#8ARTA NSXが1分50秒426という、圧倒的なタイムを叩き出して一気にトップに躍り出た。
更に、今季から新たに参戦を開始した#17リアルNSXが1分51秒201、#18TAKATA童夢NSXが1分51秒048、#32EPSON NSXが1分51秒523と、NSX勢が上位4つまでを占め、#100レイブリックも8番手と、全車がスーパーラップ進出を果たすこととなった。
一方、Z勢はニスモの2台、レクサス勢は#6、#38、#39がスーパーラップ進出を果たした。

コーナリングスピードの低減を狙ってステップドボトムを導入した2007レギュレーションであったが、各チーム、メーカーの開発努力により、今回の予選では逆にコースレコードを2秒以上短縮するという、皮肉な結果となった。

公式予選2回目とスーパーラップは午後2時25分より行われる。

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT | その他

トヨタ自動車、2007年のモータースポーツ活動および支援計画を発表

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」・「フォーミュラ・ニッポン」等のトップカテゴリーへの参戦と、今後が期待される有望なドライバーの育成を活動の柱とし、2007年のモータースポーツ活動を推進する。

日本では、SUPER GTでGT500クラスの車両を全てレクサスSC430とし、昨年に続きタイトル獲得に挑む。またフォーミュラカーのトップカテゴリー「フォーミュラ・ニッポン」へのエンジン供給も継続する。

一方、世界トップクラスで活躍するドライバーの育成を目指し、推進中のトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下TDP)において、本年は国内外の11名のドライバーを選出。GP2やF3など実戦での取り組みとともに、F1テストへの参画等、幅広い機会を捉え資質向上を図る。

また、昨年、一般車のハイブリッドシステムの性能向上をも視野に入れた技術開発の一環として本格レースに挑戦、完走を果たした、ハイブリッド・モータースポーツへの取り組みも引き続き推進する。

このほか、モータースポーツ振興の観点から、トップクラスからグラスルーツレベルまで、多様なカテゴリー・イベントへの支援を継続的に行う。

なお、トヨタのモータースポーツ活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では、トヨタテクノクラフト(株)TRD(以下TRD)、欧州ではToyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社、以下TMG)米国ではTRD, U.S.A. Inc.(以下、TRD-USA)を各地域での開発拠点として位置づけている。


SUPER GT
日本におけるトップカテゴリーとして、引き続きTRDを通じ参戦チームを支援。
参戦車両は、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)を搭載するレクサス SC430《GT500クラス》、V6 3.5L(2GR)を搭載するトヨタ MR-S《GT300クラス》。

チーム名 車両 ドライバー タイヤ
GT500
クラス
トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM CERUMO)
レクサス
SC430
立川祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
ブリヂストン
髙木虎之介
(Toranosuke Takagi 日本)
トヨタ・チーム・トムス
(TOYOTA TEAM TOM'S)
レクサス
SC430
脇阪寿一
(Juichi Wakisaka)
ブリヂストン
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
トヨタ・チーム ルマン
(TOYOTA Team LeMans)
レクサス
SC430
ビヨン・ビルドハイム
(Bjorn Wirdheim スウェーデン)
ブリヂストン
片岡龍也
(Tatsuya Kataoka 日本)
トヨタ・チーム・クラフト
(TOYOTA TEAM KRAFT)
レクサス
SC430
服部尚貴
(Naoki Hattori 日本)
ダンロップ
ピーター・ダンブレック
(Peter Dumbreck スコットランド)
トヨタ・チーム・ツチヤ
(TOYOTA TEAM TSUCHIYA)
レクサス
SC430
織戸 学
(Manabu Orido 日本)
ヨコハマ
土屋武士
(Takeshi Tsuchiya 日本)
トヨタ・チーム・サード
(TOYOTA TEAM SARD)
レクサス
SC430
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル)
ブリヂストン
平中克幸
(Katsuyuki Hiranaka 日本)
GT300
クラス
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
T.B.N. ミシュラン
T.B.N.
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
ミシュラン
大嶋和也
(Kazuya Ohshima 日本)
レーシング・プロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)
T.B.N. T.B.N. T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
日本におけるフォーミュラカーレースのトップカテゴリー。
今年はV8 3Lエンジン(TOYOTA RV-8-J)を7チーム14台に供給。

チーム名 台数
ドライバー
モバイルキャスト チーム インパル
(mobilecast TEAM IMPUL)
2 ブノワ・トレルイエ (Benoit Treluyer フランス)
松田 次生(Tsugio Matsuda 日本)
アラビアン オアシス チーム インパル
(Arabian Oasis TEAM IMPUL)
2 本山 哲(Satoshi Motoyama 日本)
ミハエル・クルム(Micheal Krumm ドイツ)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
2 柳田真孝(Masataka Yanagida 日本)
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
フォーラム エンジニアリング チーム ルマン
(Forum Engineering Team LeMans)
2 片岡龍也(Tatsuya Kataoka 日本)
髙木虎之介(Toranosuke Takagi 日本)
チーム レックレス セルモ
(TEAM RECKLESS CERUMO)
1 立川祐路(Yuji Tachikawa 日本)
佐々木孝太(Kota Sasaki 日本)
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
2 ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア)
横溝直輝(Naoki Yokomizo 日本)
ディーエイチジー トムス レーシング
(DHG TOM'S RACING)
2 アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


その他の活動支援

(1) 全日本F3選手権
F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは従来の2L・3S-GEエンジンに加え新開発の1AZ-FEエンジンを供給。
使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。

チーム名 台数 ドライバー(予定)
ドライバー
トムス
(TOM’S)
3 大嶋和也(Kazuya Ohshima 日本)
石浦宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
オリバー・ジャービス(Oliver Jarvis イギリス)
TDPドライバー
TDPドライバー
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
1 ロベルト・ストレイト (Robert Streit ブラジル)

 

ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
1 関口雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) TDPドライバー
ル・ボーセ
(Le Beausset)
1 嵯峨 宏紀(Kohki Saga 日本)  
ZAP SPEED
(ザップスピード)
1 T.B.N.  

(※T.B.N. 後日決定)

(2) ESSO・フォーミュラトヨタシリーズ
若手ドライバー育成カテゴリーとして定評のある初級フォーミュラカーレース。車両はTRDが開発したFT30型ワンメイク。1.6Lエンジン(4A-GE)を搭載。

(3) FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
2年目となるエントリークラスのフォーミュラ・カテゴリー。
車両は、FCJ専用独自開発車両(FC106)のワンメイク。

(4) Netz Cup ヴィッツレース
一般公道も走行可能なナンバー付車両で争われるレース。
(トヨタ ヴィッツRS 1.5L車をベースとする専用車両 トヨタ ヴィッツRS TRD Racing)

5つの地方シリーズ(北海道・東北・関東・関西・西日本)で全22戦を開催。 今年は富士スピードウェイで開催されるF1日本グランプリのサポートレースとして特別戦が 用意される。また、トヨタ・モータースポーツフェスティバルでも特別戦を予定。

(5) その他、各種活動への支援
従来の旧型ヴィッツ1.0L(SCP10)に加え、現行ヴィッツRS 1.5L(NCP91)での参加も 可能になった、ワンメイクラリー「TRD Vitz Challenge」(全7戦)の開催。
トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)の活動支援 等


TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を 目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。

  ドライバー カテゴリー チーム (ご参考)06年参加カテゴリー
欧州 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
GP2 rident Racing
(イタリア)
欧州F3 ランキング3位(1勝)
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
DAMS
(フランス)
欧州F3 ランキング7位(1勝)
小林 可夢偉
(Kamui Kobayashi 日本)
ユーロF3シリーズ ASMフォーミュラ3
(ASM Formule3 フランス)
欧州F3 ランキング8位(最高位2位)ルーキーランキング1位
アンドレア.カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
欧州フォーミュラ・ルノーおよびイタリアフォーミュラ・ルノー プレマ・パワーチーム
(Prema Powerteam イタリア)
イタリア フォーミュラ・ルノー参戦
ヘンキ・ワルドシュミット
(Henkie Waldschmidt オランダ)
欧州フォーミュラ・ルノーおよび
イタリアフォーミュラ・ルノー参戦
マーティン・プロウマン
(Martin Plowman イギリス)
国内 大嶋 和也
(Kazuya Ohshima 日本)
全日本 F3選手権 トムス
(TOM'S)
全日本F3 ランキング2位(3勝)
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
全日本F3 ランキング9位(1勝)
関口雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
エッソ・フォーミュラトヨタチャンピオン(6勝)FCJチャンピオン(3勝)
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
フォーミュラ・トヨタおよびFCJ トムス・スピリット
(TOM‘S SPIRIT)
エッソ・フォーミュラトヨタ
ランキング5位(最高位3位)
松井孝允
(Takamitsu Matsui 日本)
(06年フォーミュラトヨタ
・レーシングスクールにて選抜)

(ご参考)フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)について
「フォーミュラトヨタ」を使用し、富士スピードウェイで実施するレーシングスクール(時期は後日お知らせ)。
TDPの一環として、基礎指導から模擬レース参加まで、2泊3日で行うレーシングスクール。本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対しオーディションが行われ、最終選抜されたドライバーに次年度のスカラシップを実施。


ハイブリッドカーによるモータースポーツ参戦
2006年、今後の市販車両への技術的なフィードバックを前提にハイブリッドシステムの更なる小型軽量化や高効率化等を目指す開発の一環として、十勝24時間レースに「レクサスGS450h」で参戦、参戦33台中総合17位で完走。
(全開加速・急減速を繰り返す、レース走行においても約5%の燃費改善効果を確認。)

本年も、ハイブリッドシステムの技術革新に向けた開発と、モータースポーツにおける可能性調査のため、レース参戦を検討中。

以上

SUPER GT

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

 SUBARUインプレッサで日本国内の人気シリーズSUPER GTに参戦するクスコレーシングは、ドライバーの青木孝行(34)が既に契約を交わしている山野哲也とコンビを組む、と発表した。

 青木孝行は1995年鈴鹿FJ1600でレースデビューを果たし、1997年には鈴鹿F4選手権でチャンピオンを争ったこともあるフォーミュラ出身ドライバー。その後GT選手権に活躍の場を移し、2001年にはGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得している。また、スーパー耐久でもチャンピオンを経験するなど、今や「ハコ」のスペシャリストとして知られている。近年は、D1グランプリにも出場し、自動車関連のテレビ番組に出演するなど活動の幅を広げている。GTでは、これまでに8勝(歴代3位)し、ポールポジション獲得回数も6回となっている。

 このたびクスコレーシングと契約するにあたり、青木は山野哲也と同等の速さを出せるスキルとGTでの長いキャリアを活かした巧みなレース運びが評価され、「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」のステアリングを託されることとなった。

 参戦車両である2007年型「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」は、トランスアクスル形式のシンメトリカルAWD機構をもった「AWDレーシングカー」である。本年より新たにダンロップタイヤを装着することになっており、ふたりのチャンピオンドライバーによって開発スピードは一段と加速すると予想されている。また、セットアップを担当するエンジニアリングスタッフも増強し、クスコレーシングはSUPER GTシリーズGT300クラス年間ランキングの上位入賞を目指している。青木と組む山野哲也は、昨年までGT300クラスで3年連続チャンピオンを獲得しているトップドライバー。

 新体制となったクスコレーシングは、3月2日に鈴鹿サーキットで行われるSUPER GT合同テストに参加したのち、3月17日~18日に開催されるSUPER GT開幕戦(鈴鹿サーキット)で初の実戦レースに臨む。

■大溝敏夫監督

「GT300クラスでチャンピオンの獲得経験のある青木選手は、経験が豊富でさらに高い開発能力を持ち、また速く安定した走りをする技術を持ち合わせています。山野選手とのコンビネーションで、速く、強さを発揮してくれると思います。今から開幕戦が楽しみです」

■青木孝行

「クスコレーシングで仕事ができることを光栄に思います。必要とされ、チームの一員となれたことにはとても大きな喜びを感じますが、それ以上に今は結果を残すという緊張感でいっぱいです。チームは昨年よりAWDを採用したインプレッサで新たなチャレンジをしいます。この新システムには大きな可能性を持っていると思いますが、強力な武器にするためには、さらなる開発が必要です。その開発に携れることは、ドライバーとしてとてもやりがいのある仕事だと感じています。ハード、ソフトの両面でさらなる改善を行いタイトル獲得を目指します」

◆ドライバープロフィールは下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

EPSON NAKAJIMA RACING 2007年スーパーGTの活動を発表

2月27日、EPSON NAKAJIMA RACINGは都内において2007年度スーパーGTの活動発表会を行った。

ドライバーは2年目となるフランス人ドライバー、ロイック・デュバル(24歳)とスーパーGT初参戦のブラジル人ドライバー、ファビオ・カルボーン(26歳)。ふたりのドライバーは、すでにシーズン前テストで好感触を得ている。

2007年EPSON NAKAJIMA RACING Release

EPSONは.1983年に国内F2の中嶋悟選手へのスポンサーとしてスタートして以来、国際F3000、F1などのモータースポーツへのスポンサー活動を継続実施する中、2004年からは〔EPSON NAKAJIMA RACING〕は、チーム一丸となった積極果敢なレース展開により、コンスタントにポイントを獲得し、最終レースではポールtoウインの優勝を遂げました。

さらなる飛躍が大いに期待される今シーズンも、引き続き Honda NSX をベースにした〔EPSON NAKAJIMA RACING〕の参戦により、シリーズチャンピオン獲得を目標にチャレンジしてまいります。

参戦概要  
チーム名 EPSON NAKAJIMA RACING
車両名 EPSON NSX
総監督 中嶋 悟
ドライバー Loic DUVAL / Fabio CARBONE
マシン概要  
<エンジン>  
形式 C32B(DOHC VTEC) ベース
総排気量 3.494.c.c.
最大出力 500PS以上
<シャーシ>  
形式 NA2
全長×全幅 4.610×2.000mm
タイヤ ダンロップDIREZZA

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