SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 クスコDUNLOPスバルインプレッサ、新体制の初レースは21位完走 (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 新体制の初レースは21位完走

 3月17~18日、鈴鹿サーキットにおいて07年SUPER GTシリーズが開幕。ドライビングクルー、スタッフ、そしてタイヤブランドを変更したクスコレーシングは、新体制の初陣を迎え、予選17位からスタートし車両は42周目にストップしてしまったものの、規定の周回数をクリアしていたことから完走扱いとなり21位という結果を残した。

 17日の予選1回目は、山野がステアリングを握って真っ先にコースイン。現状の実力ではトップ10に残ってスーパーラップに進出することが難しく、20分間の専有セッションでは、ひとつでも決勝のスターティンググリッドを上げるべく、タイヤを2セットとも使用することになった。

 山野は最初のタイヤで2分6秒136をマークして暫定5位につけた。直後にピットインして2セット目のタイヤに交換して再びコースへ。セッション終了間際に2分5秒469へタイムアップを果たすが、他の車両もタイムを更新しており17位にとどまった。しかし前日より2秒近くもタイムを短縮。チームが確実に成長していることを証明する結果となった。

 3万人のファンが見守る中、18日の決勝レースは14時5分スタート。1周目は山野が序盤の混乱を回避しながら16位で通過。ピタリと#47フェアレディZの背後につけて周回を重ねていった。他車両のトラブルなどもあったが、無理に#47を抜くことをしないで山野は安定したラップタイムを刻みながらじわじわとポジションを上げ、18周目には14位に。そして23周でピットインして青木に交代し、18位でコースに復帰した。

 青木も終盤のタイヤのタレを防ぐために無理をしない安定したタイムで16位を走行していたが、40周目に緊急ピットイン。給油装置のトラブルで予定していた量のガソリンが給油されていなかったため給油を行った。しかし、その翌々周のヘアピン先、250Rでコース脇にマシントラブルでスローダウンしていく青木の姿がモニターに映し出された。

 車両はストップしたままだったが25台中21位で完走扱いに。新体制による開幕戦は、収穫もあるいっぽうでトラブルも発生した。これをひとつひとつつぶして行くことでさらなる進歩が見えてくる。次のレースではまたもう一歩前進したインプレッサの姿が見られるに違いない。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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