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SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ NSX勢が上位独占!


070317_arta_nsx2 予選2回目に続いて行われたスーパーラップでは、5台のNSXが圧倒的な速さをみせつけ、1分49秒842という驚異的なタイムを叩き出した#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)がポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、午前中コースレコードを更新した#13エンドレスアドバン洗剤革命Zが、さらにタイムを更新してポールポジションを獲得した。

スーパーラップは午後3時よりGT300クラスから開始された
最初に出走したのは#87ムルシエラゴ。アタックを担当した桧井保孝のタイムは2分06秒221。
風の影響からか、午前中のタイムを上回れなかった。
#31MR-Sの峰尾恭輔、#88ムルシエラゴの山西康司も午前中の自己ベストを上回れず、#7RX-7の井入宏之に至っては2分04秒842に留まり、クラス9番手までポジションダウンすることとなった。
#46Zの佐々木孝太は東コースだけで山西を1秒近く上回ったが、シケイン立ち上がりでダートにはみ出し、最終的には2分03秒808とコンマ4秒上回るにとどまった。
続いて出走したのは2年ぶりにGTに戻ってきた#43ガライヤ。ドライバーは新田守男だ。
新田はセクター1,2,3で佐々木の後塵を拝するも、最終セクターで逆転、2分03秒503でトップに立った。
続く#62ヴィーマック、#2紫電はタイムが伸びず、ガライヤの後塵を拝することとなった。
#62ヴィーマックは#46Zにも抜かれて2ポジションダウンだ。

昨年新田がドライブした#101トイストーリーMR-Sを駆る大嶋和也は2分02秒411と、午前中の影山正美(#13Z)のレコードタイムを打ち破ったが、その影山正美は2分02秒254と更にタイムを縮め、堂々ポールポジションを獲得した。

続いて始まったGT500のスーパーラップは、300同様強い追い風の影響を受けつつも、ほぼ全車が午前中の自己ベストを更新したが、#23ザナヴィZの本山哲は1分51秒967と午前中のタイムを下回って2ポジションダウン。#22モチュールZのミハエル・クルムもベストは更新したものの9番手に後退と、Z勢には厳しい結果となった。

レクサスSC勢は着実にタイムを削り取ってきたものの、#39サードはポジション変わらず。#6ルマンはポジションを一つ上げるに留まり、唯一#38セルモSCの立川祐路が5番手タイムを叩き出し、好調なNSX勢に割って入るに留まった。

今回のスーパーラップでは5台のNSX勢が圧倒的な速さを見せ付け、上位6台中5台をNSXが占めることとなった。
まずは午前中8番手の#100レイブリックのドミニク・シュワガーが1分51秒213と、午前中のタイムを1秒以上更新すると、#32エプソン、#17リアル、#18TAKATA童夢らは相次いで1分50秒台を記録してみせる。
そして最後に出走した#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔は、1分49秒842と唯一の49秒台を叩き出し、2位以下をコンマ7秒以上突き放す大差でポールポジションを決めてみせた。

スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時より、52周で戦われる。



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