雨で迎えた朝、8時からの練習走行はオンタイムで行われたが、その後霧により視界不良となり、予選は1時間遅れの10時から開始された。
ポールポジションは#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/片岡龍也組)、ST2クラスは#13 ENDLESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/山田英二組)、ST3クラスは#333 エクセディH.I.SイングスZ(冨桝朋広/関豊組)、ST4クラスは#51 AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春組)がそれぞれクラスのポールを獲得した。
12時15分、ハーフウエットのコンディションで50周の第1ヒートがスタートをきった。#28が先行するものの、16周目に#50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(F.ハイムラン/柳田真孝/吉田広樹組)がトップに立つ。32周目にピットインするがそのまま第1ヒートは#50PETRONASが43秒差をつけてトップでチェッカー。2番手には#1 ENDLESS ADVAN Z(藤井誠暢/荒聖治組)が入った。ST2クラスは#13 ENDLESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/山田英二組)に。ST3クラスは#39 TRACY SPORTS eeiA NSX(井入宏之/赤鮫オヤジ/宮城光組) 。ST4クラスは#51 AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がそれぞれ第1ヒートを制した。
14時30分から第2ヒートがスタート。この頃にはいったん上がっていた雨が再びポツポツとコースを濡らす。オープニングラップの第1ターンで#13がストップ。このためイエローフラッグが提示され、フルコースコーション。このためSCカーランが続き7周目の終了時にようやくグリーンフラッグが振られてスタート。9周目2番手を走行していた#1の荒がシケインでスピン。再スタートの後ピットインしタイヤ交換を行う。これで再び#50と#28の1-2体制となった。32周目にトップの#50がピットインし、翌周に#28もピットイン。2台は順位を落とすことなくコースに復帰し、50周のレースを1-2でフィニッシュ。
レースは1、2ヒートの結果を合算して順位が決定される。1,2ヒートの合算でも優勝は#50、2位に#28が入った。3位には#1Z。ST2クラスは#37 シーケンシャルエンドレスアドバンランサー(和田久/大瀧賢治組)がクラス優勝。ST3クラスは#39NSX、ST4クラスは#51インテグラという結果となった。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA