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S耐:第7戦もてぎ エクセディH.I.S.イングスZが全戦表彰台でST3チャンピオンを獲得! (NISMO)

■ST3チャンピオン「エクセディH.I.S.イングスZ」
3位ゴールで全戦表彰台を獲得!!
ST1クラス「ENDLESS ADVAN Z」は3位表彰台

 S耐第7戦(最終戦)がツインリンクもてぎで開催され、ST3クラスで#333「エクセディH.I.S.イングスZ」(前嶋秀司/佐々木雅弘)がミッションにトラブルを抱えながらも3位でゴール、全戦で表彰台を獲得した。また、ST1クラスでは#1「ENDLESS ADVAN Z」(藤井誠暢/荒聖治)が総合3位表彰台を獲得。#10「Cenote ADVAN Z」(田中哲也/星野一樹/岡本武之)は4位だった。

 15日、11時58分に105周の決勝レースはスタートが切られた。ST3クラスでスタートで順位を上げたのは#15 Zの小松。2周目に3位へ、さらに19周目の4コーナーで#333 Zをかわして2位へ浮上。さらに26周目のV字コーナーでトップの#39 NSXを捕らえてとうとうクラストップに躍り出た。いっぽうクラス2位を走行していた#333 Zは#39 NSXを追いかけてチャンスをうかがっていたが、ペースが2~3秒ほど鈍り32周目には4位へポジションを落とすことになった。

 32周目トップの#15 Zは最終コーナーでコースアウトを喫し2位へ。42周でST3クラス1回目のピット作業が終了し、#333 Zが2位、#15 Zは3位。

 2回目のピットインは、トップの#39 NSXが64周目にピットインし、タイヤ無交換でピットアウト。そして65周目に#333 Zが前嶋秀司に交代した。#15 Zは給油をぎりぎりまで引っ張り、80周目に2位#39 NSXに約1分のリードを保って2回目のピットイン。タイヤ交換はせず給油のみでピットアウトし、2位との差約30秒で今季初優勝を目指して走行を続けた。しかし86周目のV字コーナーで痛恨のコースアウト。6位にポジションダウンすることとなった。これで2位に繰り上がっていた#27 M3がトップに。#333 Zは3位に浮上。このままのポジションでチェッカーとなった。#333 Zは今年の7戦のうち4勝を挙げ2位2回と3位1回と全戦で表彰台を獲得。チャンピオンにふさわしい内容の1年を締めくくった。なお、#113 Zは4位、#15 Zは6位、#777 Zは7位、#19 Zは8位だった。

 ST1クラスでは、序盤から隊列がばらけて、#1 Zは3位、#10 Zは4位を単独走行。37周目に2位の#50 BMW Z4が、そして39周目にトップの#28 BMW Z4がピットインして#1 Zは暫定トップに浮上した。#10 Zは40周目にピットインして星野に交代し4位でコースへ。#1 Zも42周目にピットインして藤井に交代し、3位でコースへ復帰した。

 82周目に#10 Zが2回目のピットインで4位。84周目に#1 Zがピットインし、ドライバー交代は行わず3位のままでチェッカーを迎えた。#1 Zはトラブルに見舞われた第3戦富士以外の6戦で表彰台を獲得。ディフェンディングチャンピオンらしいレースを1年間続けシリーズ3位となった。また、全戦参戦とはならなかったが#10 Zはシリーズ5位を獲得した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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