《チーム・レイトン・プレスリリース》 全日本F3000シリーズ第3戦 キャビン・インターナショナル・フォーミュラ・カップ 富士スピードウェイ 4月14日(日) 天候:雨のち曇/コンディション:ウェット>ドライ レース いよいよレース当日となっても、富士スピードウェイのある御殿場地方の天候は回復 の様子を見せなかった。 早朝から、サーキットには深い霧が立ちこめ、ストレートから1コーナーは全く見え ないという状況だったのである。そのうえ、時折降り出す雨によってコースは完全に ウェットとなっていた。 そのため、オーガナイザーは天候の推移をうかがうために、午前8時20分からのF 3000のウォーム・アップの予定を遅らせていたが、状況は好転せず、結局、走行 セッションは中止となってしまう。 その後、チームとオーガナイザーとの協議により、午前11時35分から20分間の 特別フリー走行を設けることが決定されたが、この頃には、もう霧も晴れて路面のコン ディションは、通常のウェットでの走行が可能にまで回復していた。 また、サポート・イベントにより、レーシング・ラインも不完全ながらドライと状況 は好転しており、レイン・タイヤで走行セッションに臨んだドライバー達は、すぐに、 スリック・タイヤに交換するためにピット・インしてくる。 チーム・レイトンの関谷正徳は、このような状況の中で、コース・オープンとなると 真っ先にコース・イン。昨夜のうちに再度の入念なメインテナンスとレース・セッティ ングが施されていたマシンのフィーリング・チェックを開始した。タイムはマシンが 重いフル・タンクの状態で1分21秒台と、まずまずの結果であった。 そして、レース。好調なスタートを切って、すぐに追走に入った関谷だが、24番手 のスタートから12番手までポジションを上げてきたあたりから、思うようにタイムが 延びなくなってしまう。関谷のローラは、マシンのバランスが崩れて、ハンドリングが 悪化し始めていたのである。そして、関谷は最終的に17番手でゴールラインを通過 するまで、守りの走りに徹することとなる。 関谷 正徳 「残念な結果に終わってしまった。気分はリザルトの通りだね。後は、次の西日本に ターゲットを絞って、セッティングを考え直すだけだよ。」 提供:チーム・レイトン * FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *